10月19日(水)6限、2年生は体育館にて、「薬物乱用の実体と正しい意思決定・行動選択」というタイトルで、京都府山城南保健所の中村昌子氏より、薬物乱用防止に関する講演を受けました。
警察の方からのお話を受けることが多い中、今回は薬剤師の方にお話をいただきました。
薬に関する正しい知識と薬物乱用の危険についての基本事項を講義いただき、乱用することの恐ろしさについて再確認できる機会となりました。
9月8日・9日に、平成28年度文化祭が行われました。
今年度から9月開催、3年生の参加というリニューアルが行われ、新しい"南陽祭"として動き出しました。
今回は、各クラスの企画についてご紹介します。
1年生は教室劇を行いました。限られた空間に工夫が凝らされ、南陽生の世界観が創り出されていました。
1年1組「アリアと魔法の本」
1年2組「High School Love」
1年3組「Chocolate Disco」
1年4組 「くおりてぃ おぶ らいふ」
1年5組「ライオンクィーン」
1年6組「白昼夢」
1年7組「白雪姫裁判」
1年8組「近鉄電車~あなたはきっと2度乗りたくなる~」
1年9組「Good luck!!」
1年生表彰
最優秀賞 | 1組 | 「アリアと魔法の本」 |
優秀賞 | 7組 | 「白雪姫裁判」 |
優良賞 | 8組 | 「近鉄電車~片道20分の奇跡~」 |
PTA賞 | 6組 | 「白昼夢」 |
2年生は、体育館劇。迫真の演技、作り込まれた大道具・小道具、絶妙のタイミングでの音響照明。
クラス一丸となって舞台を作り上げました。
2年1組「悪い魔法使いが死んだなら~オズの魔法使いエピソード0~」
2年2組「0.06」
2年3組「BANG BANG BANG」
2年4組「Seventh heaven」
2年5組「JUSTICE」
2年6組「Les Misérables~愛するもののために~」
2年7組「マカロニウエスタン」
2年8組「MOVE!!~崖っぷち演劇部のキセキ~」
2年9組「Humanity」
2年生表彰
最優秀賞 | 1組 | 「悪い魔法使いが死んだなら~オズの魔法使いエピソード0~」 |
優秀賞 | 6組 | 「レ・ミゼラブル~愛する者のために~」 |
優良賞 | 2組 | 「0.06」 |
審査員特別賞 | 4組 |
「Seventh Heaven」 |
PTA賞 | 1・6組 | |
3年生は今年から新たに始まった「中庭ステージ」を使い、ダンスパフォーマンスを行いました。
リハーサル・一日目は雨天に悩まされるという壁にぶつかりながらも、3年生の気持ちが通じ、無事に全クラスが中庭でのショーを行うことができました。新しい南陽の伝統となる、華やかなステージとなりました。
3年1組「歌踊祭」
3年2組「十人十色」
3年3組「コスモポリタニズム」
3年4組「秉燭夜遊(へいしょくやゆう)」
3年5組「USJinNY」
3年6組「富嶽三十八景」
3年7組「SPF7+++~our magic is joy!~」
3年8組「夢の王国」
3年9組「イッテ9~世界をつなげる和~」
3年生表彰
最優秀賞 | 6組 | 富嶽三十八景 |
優秀賞 | 5組 | USJ in NY |
優良賞 | 3組 | コスモポリタニズム |
7組 | SPF7+++~our magic is joy!~ | |
PTA賞 | 2組 | 十人十色 |
平成28年9月21日(水)6限、9月28日(水)6限に、体育館にて、それぞれ1年生と2年生が交通安全教室を受講しました。
1年生は、木津警察署交通総務係の古川めぐみ氏から、自転車乗車時や徒歩における交通のルールについてお話しいただきました。
○×クイズ形式で交通ルールを考える内容の講義で、生徒たちは積極的に自分たちの考えを発表しながら、回答していました。
自転車も車両であることを意識し、法律に基づいて正しい交通ルールを守ってほしいと思います。
2年生は、奈良自動車学校の杦本茂喜氏、豊田将寛氏に、「高校生の交通社会学」という内容で、実際の事故の様子や南陽生の自転車登校の実態などをお話しいただきました。
放課後には、自転車通学用ヘルメット試着会が実施されました。
会場となった生徒昇降口横の多目的室には下校前の生徒たちが次々と訪れ、「軽い!」「かっこいい!」と、ヘルメットのかぶり心地を確かめていました。
8月31日(水)15:45より、本校会議室にて、教職員・PTA合同の薬物乱用防止研修会を行いました。
京都府警察署少年課少年サポートセンターの児玉真樹係長を講師としてお招きし、近年の京都府下における少年非行のデータや、薬物使用の恐ろしさをお話しいただきました。
最近は薬物の流通ルートはインターネットが主流となっており、中高生が手を出しやすい状況にあります。
正しい知識を持たないまま、周りに流されて乱用に至ってしまうケースが多いといいます。
子どもたちの日々の様子を注意深く観察し、いざというときには警察・学校・保護者が連携して対応していく必要があるということを改めて感じることができた研修会となりました。
平成28年8月25日(木)2学期始業式が行われました。
校長式辞では、この夏、日本中が熱気に包まれたリオデジャネイロオリンピックについて話がありました。日本選手団の活躍を伝える選手インタビューで、仲間や指導者をはじめ、日本で応援する人々に対して、恩返しの気持ちや、これまでの支援に対する感謝の気持ちを述べる選手が多いことが、互いに力を合わせて望む団体戦での素晴らしい結果につながっているのでは、という内容でした。これから文化祭や体育祭を迎える南陽高校生においても、「自分が褒められてうれしい」とは異なる、「人に感謝されて自分もうれしい」という気持ちが持てるように、互いに力を合わせて取り組んでほしいと激励がありました。
始業式に引き続いて、各分掌部長からの講話がありました。
生徒指導部長から4点注意事項が伝えられました。
1.自転車事故について
1学期に南陽高校では、自転車事故が13件発生しました。これは、昨年1年間の自転車事故の16件と比較すると、事故件数が増加していることが分かります。本日のホームルームで、自転車事故を防止するために、「自転車通学用ヘルメットの着用の推奨について」を保護者に向けて配布しました。9月21日(水)、28日(水)に、本校にて自転車通学用ヘルメット展示・試着会を実施します。また自転車通学の生徒には、1学期に作成した「交通安全マップ」と「交通安全自己チェックシート」を配布し、それぞれ通学路に潜む危険を再確認します。
2.学校周辺の痴漢被害について
1学期に発生した南陽高校周辺での痴漢被害については、現在も引き続き厳重な警戒が必要です。南陽高校生による「通学見守り隊」が、腕章を付けて登下校しており、生徒が自分自身で身を守ることに意識を向けてもらっています。完全下校時間を守り、一人で暗い道を歩かない、イヤホン登校、歩きスマホをしないなど、安全安心な登下校を心がけましょう。
3.いじめについて
文化祭、体育祭の準備期間は、人間関係が深まる時期ですが、同時に様々な人間関係にまつわるトラブルが発生しやすい時期です。学校には相談窓口があるので、一人で悩まずに、SOSを発信してください。
4.盗難事象について
日頃から盗難をさせない環境を作るために、貴重品、私物の管理について自己管理を徹底するように指導していますが、文化祭、体育祭の準備期間については、教室を離れて活動することが多くなるので、特に注意して行動してください。
進路指導部長からは、夏休みの過ごし方について、3年生へは受験に向けた取組ができたか、1、2年生には自主的な学習ができたかについて話がありました。「学校は自分を高める材料の宝庫である」という言葉を用いて、学校での全ての取組みや活動に全力で取組むことが重要だと話されました。
続いて、各部局の表彰式が行われました。テニス部、書道部、吹奏楽部、なぎなた部が収めた優秀な成績を報告し、拍手で栄誉をたたえました。
今年度より文化祭が9月に実施されます。目の前の課題に一生懸命取組み、実り多い2学期にしましょう。
サイエンスリサーチ科1年生8名の生徒たちが8月1~3日に京都府農林水産技術センター(生物資源研究センター)の生命科学実習に参加しました。場所は近鉄新祝園駅からタクシーで10分程度走った自然豊かなところにあり、京都府立大学精華キャパンスが隣接しています。今年も実習を担当してくださったのは京都府立大学大学院生命環境科学研究科(細胞工学研究室)の武田征士先生です。
実習の内容は、モデル植物シロイヌナズナを用いて遺伝子解析技術を学びながら花器官の発生を遺伝子・細胞・器官レベルで理解するというものでした。実習に参加した1年生たちは、高校では体験できない実験(DNA抽出、PCR、電気泳動、電子顕微鏡操作など)に熱心に取り組み、バイオ系の基礎的技術を習得できたことにとてもやりがいを感じているようでした。
ユーモアセンスに長けた武田先生の講義と解説には絶えず笑いを誘うものがあり、研究を楽しむ姿勢だけでなく、研究者としての強い情熱や使命感が伝わってきました。引率した本校の教職員もそのお人柄に魅力を感じて学校に戻りましたが、最先端の研究内容だけでなく、科学者としての在り方や生き方に触れることができることもサイエンスプログラムのおもしろさだと感じています。
今後は各グループで実験データをまとめる作業に入ります。9月下旬にポスター発表ができるように準備を進めていきたいと思います。
夏休みの3日間、サイエンスリサーチ科第1学年18名の生徒たちが、異文化理解や異文化コミュニケーションの重要性を学ぶため、グローバルコミュニケーション実習を行いました。
1日目(7月28日):同志社大学グローバル・コミュニケーション学部 日本語コースの留学生と合同ワークショップ
まず最初に、同大日本語コースの須藤潤助教から日本に住んでいる外国ルーツの住民の現状について学びました。また、正しい日本語も災害時など命に関わる場合は、もっとわかりやすい表現に言い換える必要があることも学びました。その後、留学生と生徒が5、6人でグループになり、、「日本で文化の異なる人と友人になるには?」というテーマで、友人との距離感や誰との約束を優先するかなど身近な話題で意見交流し、文化が異なる人たちとどのように共生できるかを考えました。
2日目(8月1日):JICA関西(神戸)訪問
途上国の開発問題に目を向け、JICAの実施している国際協力事業についての理解を深めました。フィジー共和国で日本語教員として活動されていた隊員の方の体験談から、「豊かさとは何か」について考える機会を持ちました。昼食はJICA食堂で8月のエスニック料理・ケニア料理を体験しました。
3日目(8月2日):せいかグローバルネット「にほんご学習室」参加
精華町在住の外国人の方が参加される日本語教室を本校LL教室で実施しました。グループに分かれて、自分たちが興味を持っていることについて日本語と英語を交えて交流しました。どうして日本に来たか、日本で困っていることは何か、どんな音楽が好きかなど色々な質問をしながら共通の話題を見つけ、異文化に対する理解を深めることができました。
生徒の感想を紹介します。
・自分とは異なる意見を持つ人と話すことの楽しさがわかりました。
・日本は輸入依存国で、発展途上国がなくなったら、自分たちの生活は大きく変わってしまうことが分かりました。青年海外協力隊の方の話を聞きながら、自分の意見や思っていることはどんどん口に出すべきだということ、自分で考えて意見を持つことが大切だと分かりました。
・真の国際人とは外国語が話せる人ではなく、文化の異なる相手とも理解し合おうという気持ちがあり、そのために努力することができる人だと思った。
タイトル:My Bookつくったよ!
7月29日(金)午後から、装丁家の中尾エイコ先生をお招きし、図書館で「製本講習会」を実施しました。参加者は、図書委員の整備マイスター班6名を含む希望者30名。先生お手製の絵本キットを使って、一から本を作りました。まずは、2枚重ねて半分に折った紙の折目を糸で綴っていきます。生まれて初めての作業に、みな悪戦苦闘。しかし、3時間後に仕上がったカラフルな表紙のMy Bookに大満足!図書館が笑顔であふれました。
図書整備マイスター班は、この講習で学んだことを活かして、今年も保育所の絵本の修理ボランティアを頑張ります。
寄せられた感想
・1冊の本にこれだけの力と労力が使われているなんて知らなかった。
・本は読んでも楽しいですが、作り方を知っているとより楽しみながら読めると思う。
・製本の楽しさを知ることができた。布や紙を見るのも楽しくなりそう。 ほか