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学校生活

 
 
 

 7月15日(水)に2年生を対象に「アイヌ差別」についての人権学習を、ビデオ「知里幸恵 アイヌ民族の誇り」の視聴を通して、北海道研修旅行の事前学習を行いました。

この学習を通して生徒が考えたことを一部、紹介させていただきます。

*知里幸恵さんは、アイヌを差別するという日本人の考えと闘っていたのかなと、私はビデオを見て思いました。幸恵さんのアイヌに対しての気持ちがいろんな人の考えを変えていって、本当にすごい人だなと思いました。私たちと同じ年でいろいろ考えていて、同い年とは思えないような人でした。

*幸恵さんは自分自身と闘ったと思います。それは、アイヌ民族は劣った民族ではないと信じる立派な日本人なれるかどうかだと思いました。つまり見た目で判断するのではなく、しっかりと中身をみてから判断するということです。その前にアイヌ民族のことを書いた「アイヌ神謡集」で知ってもらうために、彼女が死ぬ直前まで書いていた本を世の中に売り、そして世の中の人に知れ渡ってほしいという幸恵さんの思いが、死後たくさんの影響を与えることになったのはすごいと思いました。

*アイヌを見下す人たち、自然を壊す人々。命を失ってもアイヌのことを知ってほしかった幸恵の行動力と意志の強さのおかげで、アイヌの仲間はとても救われたと思う。たった19歳なのに、自分たちの民族のために差別をなくし、アイヌの素晴らしさを伝えた幸恵は、アイヌの誇りだと思う。