命の大切さを学ぶ ~6年生「生命のがん教育」を受講~

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 12月2日(火)の3校時、6年生を対象に「生命(いのち)のがん教育」を実施しました。
この取組は、「がん」に関する正しい理解を広め、がん患者への偏見をなくすことを目的として、京都府が平成25年度から進めている事業です。宇治田原小学校でも毎年実施しています。
 はじめに、京都岡本記念病院の医師・山口様から「がんとはどのような病気か」についてお話をいただきました。がんは、日本では2人に1人がかかるといわれる身近な病気であり、予防にはバランスのよい食事や運動による免疫力の向上、さらにワクチンによる感染予防が効果的であることを学びました。また、生活習慣の乱れや喫煙などが「がん細胞」を生み出す大きな要因になることも教えていただきました。

 次に、京都府がん教育推進メッセンジャーの今井様から、ご自身のがん治療の体験についてお話を伺いました。つらい手術やリハビリを乗り越えられたのは、親戚や友人からの励ましや温かい心遣いのおかげであること、そして健康の大切さやありがたさについて語られました。6年生児童は、真剣な表情で耳を傾けていました。


 この授業が、児童にとって健康的な生活習慣を意識し、命の大切さを考えるきっかけとなることを願っています。ご来校いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

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