現在、図画工作科で、各学年とも「お話の絵」の制作に取り組んでいます。今日、6年教室に行きますと、維孝館中学校美術科の 藤井 奈央子 先生が6年の子どもたちに「お話の絵」の指導をされていました。また、図工室では、6年担任の宮國先生と小西先生が指導をされていました。
話を聞きますと、以下のモダンテクニックを先週学習し、その中で自分が取り組みたいテクニックを選び絵を描いているということでした。
【モダンテクニック】
①スパッタリング:ぼかし網を台紙から10cmほど離し、上から濃いめの絵の具をつけたブラシでこする技法。
②マーブリング:水面に墨汁や油で溶いた油性絵の具をたらし、できた模様を上から紙をあて、写し取る技法。
③バチック(はじき絵):クレヨンやロウなどで絵や模様を描き、その上から多めの水で溶いた絵の具を塗る技法。
④吹き流し:多めの水でといた絵の具を台紙にたっぷり流し、ストローで吹く技法。
⑤デカルコマニー:絵の具を塗りつけた紙を半分に折り(もしくは別の紙をのせ)、絵の具を転写させる技法。
また、絵にする「物語」も、以下の2つの物語から自分が描きたい方を選び描いているということでした。
【物語】「エビーの秘密 森の動物たち」「車夫」
自分で絵に表現したい物語・場面を選択するとともに、モダンテクニックを使ってその絵をさらに効果的なものに仕上げていくという「個別最適な学び」が進められていました。
学習の様子を写真で紹介します。