9月1日(木)より、平成25年度に本校を卒業した 操上 莉奈(くりがみ りな)さん が、教育実習生として、2年1組担任 渡邊 良奈 教諭の下、実習に励んでおられいます。
教育実習では、校長、教頭、教務主任をはじめ、各教科、教科外等の主任から講話を聞いたり、担当教諭や各教科主任の授業を参観したりして、学校現場での教育について学んでいただいています。
本日、2年1組で 操上 莉奈さん が、はじめての授業を行われました。授業をされたのは算数科の単元「しきと計算」の第2時間目で以下のことを目標とする授業でした。
【目標】
数量の相等関係や大小関係を、等号や不等号を使って式に表すことができる。
教育実習最初の授業でしたが、とても落ち着いて授業を進められました。
子どもたちに自作のワークシートを配布するとともに、大型電子黒板にワークシートを投影し、復習問題から授業が始まりました。復習問題は3桁の2つの数字の大小を「>、<、=」の記号を使って答える問題。子どもたちは、既習の記号を使って4問の問題を解きました。
その後、もう一問復習問題を解いて、今日の学習のめあてを黒板に板書。子どもたちは、ワークシートにそのめあてを書き込みました。
めあて達成のための問題は、「チョコレートを1こと、のみものを1本買います。つぎのくみ合わせで買った場合、150円で買えるでしょうか。チョコレートは、1こ90円、のみものは、オレンジジュースが70円、お茶が60円、牛乳が50円です。」
子どもたちは、
オレンジジュースの場合:90+70>150 なので、 答え:買えない
お茶の場合:90+60=150 なので、 答え:買える
牛乳の場合:90+50<150 なので、 答え:買える
といった具合に記号をつかった式に書き表し答えを出すことができました。
その後は、式の答えと数字の大小を記号で書き表す問題を4問解きました。子どもたちの机間を回って、個別に指導しながら全員が解けたことを確認した後、、代表の子4人が>、<、=のカードを黒板に貼って答えました。
多くの子が挙手する中4名が指名され黒板にカードを貼り、その後に全員で答え合わせをしました。
操上先生が問われたことに多くの子が挙手し意欲的に学習を進めることができました。