宇治田原町役場税住民課の方による第6学年「租税教室」

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 第6学年社会科(公民分野)で学ぶ「税の仕組み」についての知識を深めようと、宇治田原町役場 税住民課の 岡崎 貴子さん と 角田 友和さん を招いて「租税教室」を実施しました。

 講師は、岡崎 貴子さん が務めてくださいました。

 はじめに、子どもたちに知っている「税金」を尋ねられたところ、「消費税」がすぐに出てき、次に「所得税」と答える子もいました。

岡崎さんからは、その他に「酒税」「たばこ税」「自動車税」など、子どもたちに分かりやすい税を紹介されました。また、「税金」を納めることについて子どもたちに聞かれましたが、できれば税金を納めたくないと思う子が多くいました。

 この質問の後、子どもたちの思いが覆るアニメーションビデオを視聴。税金がなくなったら社会のさまざまなところで困った事が起こることを学びました。

 アニメーションビデオ視聴後に、子どもたちに「税金」が必要であるか、「税金」を納めようと思うかをもう一度問われましたが、全員が手を上げて「税金」によって自分たちの生活が安心・安全なものになっていること、「税金」を納める大切さを確かめました。

 その後は、税金が使われている公共サービスについて説明していただきました。説明の中に教育費が出てきたのですが、小学生1人あたり年間で約88万2千円、中学生1人当たり年間で約105万2千円、高校生1人当たり年間で約100万円もの税金が使われているということ、小学校へ入学してから高等学校を卒業するまでの12年間で一人当たり約1,144万8千円かかることを知りました。

 また、この夏休み中に工事が完了し、2学期から子どもたちが使用しています本校の「洋式トイレ」に税金が1,000万円以上使われていることなども説明していただきました。
 説明を受けた6年生は、自分たちのために使われる高額の税金に大変驚いていました。

 その後、見本の1万円札、1,000万円の束を持たせてもらったり、最後に、見本のお金1億円が入ったジュラルミンケースを持たせてもらったりして、1億円の価値を1

0kgという重さで体感させていただきました。

 「税金」が私たちの安心・安全な暮らしを守る助け合いのためのものであることを理解できた貴重な学習となりました。

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