第4学年体育科「跳び箱運動」の学習から

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 9月8日(木)に第3学年の「跳び箱運動」について、紹介しましたが、今日は、第4学年の「跳び箱運動」の学習について紹介します。
 第4学年体育科では、第3学年と同様、学習指導要領の2内容B器械運動の領域で「マット運動」や「鉄棒運動」「跳び箱運動」について、「その楽しさや喜びに触れ、その運動の仕方を知るとともに、その技を身に付ける。」ことをねらいとして学習を進めます。そして、「跳び箱運動」では、基本的な切り返し系(開脚跳びなど)、回転系(台上前転)の技を学習します。
 今日、体育館に行きますと、4年1組が「跳び箱運動」の回転系の技「台上前転」の学習(学習を始めて2時間目)をしていました。
 「台上前転」はマットで前転をする場合よりも高い位置で前転をすることになりますので、両脚踏み切りをした後、跳び箱に着手し腰を高く上げることがポイントの一つとなります。また、着手する位置は跳び箱の手前、腰を高く上げてアゴを引きおへそを見るようにして身体を丸め、頭の後ろを跳び箱の上につくようにすることが大切です。
 準備体操を終えた後、はじめに、写真のように、マットの下に跳び箱用の踏み切り板(ロイター板)を敷いて、手のつき方や頭のつき方、両脚で強く踏み切り腰を高く上げることなど台上前転のポイントを意識して練習しました。

 その後、中の大きさの跳び箱1段、2段と高さを高くして台上前転を行い、その後は、それぞれの自己の課題に応じた場所で練習を行いました。

 3年生の時に「台上前転」は学習していることもあり、大の大きさの跳び箱4段で練習する子もいました。
 あと数時間の学習になりますが毎時間の自己目標の設定、目標達成に向けた練習、練習をしてできるようになったこと、もう少しこうしたいという新しい学習課題を持つなど、自己調整しながら学習を進めてほしいと思います。
 ある2名の女の子が「3年生の時できなかったけど、できるようになりました。」と、嬉しそうに報告してくれたのを聞いて私も嬉しくなりました。

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