12月20日(火)の給食は「冬至献立」

今日の給食

 今日の給食は冬至献立で「かぼちゃのみそ汁」が付きました。「冬至」は、24節気の1つで、1年で最も昼が短く日本等の地域への太陽の力(光)が一番弱まる日。この日を境に再び太陽の力(光)が甦り「運」が向いてくると考えられたようです。また、この日に「かぼちゃ=南京(なんきん)」を食べるのは、「ん」=「運」が付く食べ物であり、栄養豊富な「かぼちゃ」を食べて厳しい冬に無病息災を願ったことから始まったようです。

ごはん
牛乳
大根のそぼろ煮
かぼちゃのみそ汁

冬至とは24節気の一つで、1年で夜が最も長く昼が短い日です。冬至は天文学的にいうと、太陽の黄経(こうけい)が270度に達する日で、太陽が一番南にある状態です。そのため、北半球では1年中で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日を意味します。

冬至の別名は「一陽来復(いちようらいふく)の日」。

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んだ言葉なのです。冬至を境に運も上昇するとされているので、かぼちゃを食べて栄養を付け、身体を温めるゆず湯に入り無病息災を願いながら

今でこそハウス栽培や野菜の冷蔵・冷凍技術が進んでいますが、昔は現代と違って野菜を1年中食べることは難しい時代でした。そのため、ビタミンなどの多くの栄養を含むかぼちゃを、野菜の不足する冬の時期に食べることで、厳しい冬を元気に乗り切ろうという江戸時代の人たちの「冬至の日」への想いが込められています。

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