第4学年福祉教育「車椅子体験学習」から

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 本日は、昨日の6年生の「福祉体験学習」に引き続き、4年生が第3,第4校時に福祉教育の一環として「車椅子体験学習」を行いました。
 第3校時には、まず、担任の尾崎先生が車椅子で生活をしている女の子の物語を紹介することを通して、子どもたちは車椅子の生活について理解しました。そして、次に車椅子を広げるにはどうしたらよいのか、みんなが考え、数人が前に出てきてチャレンジ、3人目に出てきた子が座面両端を広げるように押してみごと成功。少し時間をかけましたが、全員が車椅子の広げ方を理解することができました。

車椅子の広げ方に挑戦しようと挙手する4年生
車椅子を広げようと試行錯誤する4年

 その後は、車椅子の車輪やブレーキ、フットレスト等の各名称やその働きを学習しました。

車椅子の各部の名称と働きを説明する尾崎先生

 そして、第4校時に体育館の出入り口と身障者の方が利用されるもう一方の出入り口からのスロープで「車椅子に乗っている方が安心して移動できるようにする」ためには、どのように介助すると良いかを実際に車椅子に乗って介助してもらったり、逆に介助したりする体験を通して学びました。

小さい段差を下りる際上手に車椅子を操作する4年生
車椅子に乗っている人が安心できるよう車椅子を後ろ向けてスロープを下る4年生

優しく声をかけながらその場その場に適した車椅子操作を慎重に行うことで、介助される方が安心して移動できるということを、体験を通して学ぶことができました。

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