10月21日(金)に紹介しました第4学年国語科「伝統工芸のよさを伝えよう」の学習ですが、その後、自分が選んだ「伝統工芸品」の魅力を3年生や参観日で家族に伝えるという最終ゴールに向けて以下のように学習を進めてきました。
まず、4年生の子どもたちは、「世界にほこる和紙」という教材文の読み取りを行った後、学習の最終ゴールである3年生への発表に向けて「個別最適な学び」として、自分が選んだ伝統工芸品について百科事典や書籍、インターネットも活用し情報を収集。そして、「世界にほこる和紙」という教材文で読み取った「和紙」の“魅力”とその“理由”“使われ方”についての表現(知識・技能)を参考に、得た情報から伝えたい“魅力”とその“理由”“使われ方”等をタブレット端末の授業支援ソフトに取り出しました。
次に、「協働的な学び」として、違う伝工芸品を調べた者同士がグループを作って、“魅力”とその“理由”“使われ方”について、互いの説明に質問・答えるという形で交流し、調べて得た内容についての理解を深める学習をしました。その際、質問に答えられなかったことについては課題として調べ解決する学習も行いました。
そして、最後に「個別最適な学び」として、自分が選んだ伝統工芸品の魅力”とその“理由”“使われ方”等について、タブレットに整理した情報をもとに、自分の言葉で、また、3年生に伝わる言葉で作文しリーフレットにまとめたのです。
今日は、学習の最終ゴールである3年生への発表。
4年生の子どもたちは、以下に紹介します伝統工芸品について、各ブースに分かれて順番にまわってくる3年生に発表しました。
◆京扇子 ◆西陣織 ◆京友禅 ◆京うちわ ◆京菓子 ◆組紐
◆さし物 ◆和傘 ◆益子焼 ◆小山本手打刃物 ◆堺打刃物
◆阿波踊り竹人形 ◆越前和紙






発表する4年生の子どもたちが、少し緊張しながらもしっかりとリーフレットにまとめたことを伝えていたこと、説明を受ける3年生も伝統工芸品に興味を持って集中して聴き入っていたことが印象的でした。
いよいよ、来週、11月15日(火)は授業参観。4年生の子どもたちのご家族への発表が楽しみです。