8月3日(土)に、町総合文化センターで「2024 平和のつどい」が開催されました。今から79年前の8月、広島と長崎に原爆が投下され、そして第二次世界大戦が終戦しました。戦争の記憶が薄れつつある今日、その記憶を風化させないことがとても大切です。まず維孝館中学校の平和友好特使の皆さんが平和の鐘を鳴らし、平和の象徴である白い鳩が舞う中、戦没者の方々への慰霊と世界平和への願いを込めて、参加者全員で黙祷を行いました。
その後、さざんかホールでは、広島平和体験学習に参加した児童生徒が、作文を発表しました。田原小学校からも2名の6年生が参加し、原爆資料館の見学や被爆された方々の体験詩朗読を聞いて感じた戦争の悲惨さや平和の大切さ、そしてこれからも平和な世の中を築いていきたいという思いを堂々と発表しました。
しかし現実の世界では、残念ながら様々な場所で戦争は起こり、今この瞬間も、多くの人々がその犠牲となっています。将来ある子ども達が、決して戦禍に巻き込まれることがないように、我々大人たちこそが、平和についてしっかりと考え、行動していかねばならないと強く感じた一日になりました。