手話体験の授業を実施しました。(2年)(1/29実施)

校長コラム

 本校では、地域に住まれている高齢の方、障がいのある方との交流体験を行い、高齢者や障がいのある方への正しい理解と認識を深めること、そして、一人一人が互いの個性や価値観の違いを認め、自他を尊重する態度や実践力を培うための福祉教育に取り組んでいます。昨日(1/29)は、町内の手話サークルの「ほたる」の皆様、「いちばん星」の皆様にお世話になり、聴覚に障害のある方お二人の方にお越しいただき、2年で手話体験学習を行いました。

 最初に、聴覚に障害のある方から、耳が聞こえなくなって困ったこと、様々な形でのコミュニケーションの取り方や工夫していること、手話を覚えたことによって生活が変わったことなどを手話で話していただき、聞こえなくなるとはどういうことなのかを考えました。その後、聴覚に障害のある方との様々なコミュニケーションの取り方や工夫、自分たちにできることを考えました。次に、振動による目覚まし時計の体験をしたり、ジェスチャーゲームで身振りによって言葉や思いを伝える体験をしたりしました。最後にあいさつや日常生活でよく使う言葉についての手話を教えていただき、グループに分かれてあいさつをしたり自分の名前を紹介したりする手話を練習しました。 子どもたちは自分の日常生活を振り返り、楽しみながら意欲的に取り組み、挙手して思いを述べ、分からないことも積極的に質問していました。あいさつや自分の名前を手話で表し、手話サークルの方々や聴覚に障害のある方と楽しそうにコミュニケーションを取っている姿が印象的でした。「ほたる」の皆様、「いちばん星」の皆様、垣内様、佐々木様ありがとうございました。

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