創立150周年記念式典及び記念コンサートの開催②【内田奈織さんコンサート】(11/10実施)

創立150周年記念事業

 先週の金曜日(11/10)、本校の体育館に多数のご来賓の方々にご臨席いただき、本校創立150周年記念式典及び記念コンサートを開催しました。前回は記念式典の様子をお知らせしましたが、今回は式典に引き続き実施した記念コンサートの様子をお知らせします。記念コンサートは、本校卒業生のプロのハープ奏者内田奈織さんによるハープ演奏でした。

 内田さんは、本校卒業後、京都市内の中学・高校を経て東京藝術大学やフランスで本格的にハープを学ばれ、小学校時代からの夢であった「音楽家になる」ことを実現されました。子ども時代のエピソードや思い出を語っていただきながら、「星に願いを」「ちょうちょう変奏曲」「となりのトトロ」「いつも何度でも」などの曲を演奏していただきました。ハープの繊細でやさしく美しい音色を聞いていると心が洗われ、癒やされた気持ちになり感動で胸が一杯になりました。途中に、子どもたちのハープ演奏体験や質問コーナーがありました。ハープ体験では初めての児童にも演奏のコツを優しく教えていただき、質問コーナーでは、どの質問にもとても丁寧に答えていただき、体育館に笑顔があふれました。中でも、好きなものは「日本各地、世界各地を演奏で訪れたが、宇治田原の星空が日本一、いや世界一美しいと感じている」という話が印象的でした。そして最後は、ハープの演奏でみんなで「Believe(ビリーヴ)」と「校歌」を斉唱しました。ハープの演奏と子どもたち全員の大きな歌声が体育館全体に響き渡り、会場にいる全員の心が一つになった感動的なフィナーレでした。小さな時からの夢を血のにじむような努力と情熱で実現された内田さんの演奏とお話を聞き、人の気持ちを動かす音楽の素晴らしさを感じるとともに、一人一人が今の自分を見つめたり、将来の自分を思い描いたりするきっかけにしてくれれば素晴らしいなと思いました。内田奈織様、素晴らしい演奏とお話ありがとうございました。

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