先週の金曜日(11/10)、本校の体育館に多数のご来賓の方々にご臨席いただき、本校創立150周年記念式典及び記念コンサートを開催しました。記念式典では、初めに全員で大きな声で校歌を斉唱し、校長あいさつの後、ご来賓の皆様を代表し、西谷町長様と浅田町議会議長様より温かいご祝辞をいただきました。
本校は、明治６年９月23日に維孝館荒木小学校として開校し、その後、分離統合を繰り返したりで学校名を数度改称したりしながら、今年度、田原小学校として150周年記念の年を迎えました。お隣の宇治田原小学校も維孝館荒木小学校から分離統合を経ながら現在に至っていますので同日に150周年記念の年を迎えました。150年という長い歴史の間には数度にわたる戦争や山城大水害などの自然災害、スペイン風邪や新型コロナウイルス感染症の流行などの苦難も多くありました。そうした苦難の中でも、その時代の保護者や地域の皆様、先輩教職員の方々のご努力、役場や教育委員会等の行政及び関係機関のご支援があり、みんなで知恵を出し合い、助け合いながら乗り越えてこられたのだと思います。先人の皆様が自分たちの生活をより良くしようと工夫や改善を重ねてこられたからこそ今の私たちの生活があるのだと感謝しています。今を生きる私たちも、少し先の社会を担う子どもたちも、先人の皆様に感謝するとともに、努力や工夫を重ね、未来を生きる次の世代にバトンをつないでいくことができれば素晴らしいことだと強く思いました。
なお、記念コンサートの様子につきましては、「創立150周年記念式典及び記念コンサートの開催②」で続報させていただきます。また、近日中に本校ホームページ上に創立150周年記念事業のページを設ける予定にしています。
