2023年8月1日以降のブログをすべて時系列に掲載しています。
図書館では、毎年1年生を対象に、オリエンテーションをおこなっています。
図書部の先生方の紹介と司書による利用案内の後、新書を使った「おためし読書」に取り組みました。
新書の様々な箇所をチェックすることで、内容をおおまかに確認することができます。ワークシートを用いたチェックの後は、お互いに選んだ新書について紹介し合いました。
1年生探究(ロジカルサイエンス)の時間では、
今後の活動の準備として、司書による「文献検索」のレクチャーがおこなわれました。
嵯峨野高校図書館の資料検索のほか、公共図書館や新聞記事データベース等の検索を体験しました。

2年生探究(アカデミックラボ)の時間では、探究活動での調べものやグループでの話し合い、テーマ探しで図書館が利用されています。探究のスキルが身につき、みなさんの「探究の種」が見つかるよう、図書館もサポートしていきます。
4月29日(水・祝)、地理・地図ラボ、地学ラボ、サイエンス部、校有林調査ラボの希望者を対象に、令和8年度地理地学丹後巡検を実施しました。教科・ラボを越えて、今後本格化する課題研究に向けた視点や知識を得ることを目的に、2年ぶりに実施しました。以下では主な巡検箇所と学習内容を紹介します。
⓪バス車内
丹後地域に向かうバスの車内では、亀岡以北の地域の地学的・地理的知見について、オンラインミーティングで資料を提示しながら、教員が講義を行いました。これがこの巡検の特色のひとつです。例えば、
「〇〇〇、△△△の道も遠ければ、まだふみもみず□□□」
この和歌から読み取れる丹後・中丹地域の位置や、亀岡の気象、保津峡の地形、城下町・宮津の空間構造、市町村合併や市庁舎の立地をめぐる行政の地理など、多様な視点から地域・空間を捉えるポイントを紹介しました。参加生徒はバスの車窓を観て、メモをとりながら、理解を深めました。
後述の「京都府立 丹後海と星の見える丘公園」に行く前には、嵯峨野高校がこれまで現地にて行ってきた調査について、校有林調査ラボ、サイエンス部の2年生がわかりやすく説明してくれました。
①天橋立
「三人寄れば文殊の知恵」で知られる知恩寺・文殊堂(南側)から、古代に丹後国の国府が設けられた府中側(北側)に向けて、松並木を歩きました。
松並木の入り口近くには廻旋橋があります。観光船やニューカレドニアからのニッケルを運ぶ艀(はしけ)船を通すため、一時的に歩行者などの通行を止めて、橋を廻旋させて航路を作る必要があります。
しばらく歩くと「磯清水」と呼ばれる真水が湧き出るポイントがあります。生徒は、「海水に挟まれた天橋立の砂州内で、なぜ青々とクロマツが生育するのか」について考えました。この仕組みは真水の地下水がレンズ状に砂州下に存在する「ガイベン・ヘルツベルクのレンズ」という現象で説明できます。参加生徒のレポートからは、この現象に特に興味をもったことがうかがえました。
②京都府立 丹後海と星の見える丘公園
宮津市里波見(さとはみ)に位置する、海と山に囲まれた自然豊かな公園施設です。嵯峨野高校では約10年に渡り、森林や土壌の調査地として訪問しています。ここでは、課題探究に向けたサンプリングを行ったり、山地での調査に向けた教員の講義を聴いたりしました。
ここでは昼食もとりました。参加生徒は天橋立を渡り切ったあとにある地元スーパーで購入したお弁当などを食べました。地域ならではの食を楽しんだ生徒もいたようです。
③伊根の舟屋
漁村として初めて重伝建(重要伝統的建造物群保全地区)に指定された「伊根の舟屋」を道の駅から見学しました。1階が船のガレージ、2階が居室になっている舟屋ですが、なぜこのような形態がみられるのか。主な理由として、伊根湾が日本海側に対して南を向いているため波が比較的穏やかであり、また、湾口に位置する青島が天然の防波堤として役割を果たしているため、このような空間利用が可能であったと考えられます。
伊根地域では伝統的に鰤(ぶり)漁が行われてきました。1階部分のガレージは主に鰤漁に出るための船を停留させておくために設けられました。現在は、農林水産業をめぐる変化や造船技術の進歩などを背景に、1階部分のコンクリートによる埋め立てや宿泊施設としての利用もみられます。社会環境の変化と景観の変化の関連について、学びを深めました。
④山陰海岸ジオパーク
日本で11か所指定されているユネスコ世界ジオパークのひとつです。ここでは、丹後半島海岸部の地形の多様性について確認しました。
丹後半島最北端の経ヶ岬灯台付近にみられる断崖絶壁。この一帯では海食崖という地形が見られます。西に進むと、この海食崖から一転、海岸段丘と呼ばれる、段々状になった海岸地形がみられる地域へと移り変わります。マグマが貫入した岩脈のひとつである「屏風岩」も車窓から確認しました。
さらに西に進んで旧網野町地域の「琴引浜」を訪問しました。海沿いの砂浜で砂を集め、両手でそれを擦るような動きをすると、「キュッキュッ」と音が鳴ります。鳴き砂です。このような体験ができる場所は国内でも限られています。丸く研磨された石英粒などの構成比率が大きいこと、冬の比較的大きな波によって砂が十分に洗浄されること、そして、砂浜が人為的に汚れないように保全や啓発活動を進めることなど、さまざまな条件が必要です。ガイドの方の説明に耳を傾けながら、体験的に自然を捉えることができました。
⑤郷村断層(小池地区)
最後に、京丹後市網野町郷(ごう)にある断層について学習しました。写真からは1927年北丹後地震の際にずれ動いたことがわかります。撮影者からみて奥側が左にずれていることから、左横ずれ型の地震に分類されます。
よく耳にする「活断層」という語句は、この北丹後地震とこの郷村断層(地震断層のひとつ)を背景に使用されるようになったとされています。教科書で出てくる語句の起源が、実は京都の地形にあるのです。参加生徒は、京都という地域について新たな視点を得ることができたようです。
さいごに
「地形・水・地質といった自然条件が人間の生活や社会制度、防災に大きく関わっていることを実感した。今後は、単に地形を知識として覚えるだけでなく、それが人間活動にどのような影響を及ぼすのかという視点を持って学習を深めていきたい。」
ある生徒が提出したレポートの一部です。
参加生徒は、地理や地学をはじめ、複数のレンズを使って事象を捉える重要性を感じてくれたようです。
今後本格化する課題探究にむけて、自ら現地を訪れ、様々な視点で物事を追究する、そしてその営みを楽しむという「ほんまもんの学び」を大事にしてほしいと思います。
4月24日、3年生は神戸散策に出かけました。天候にも恵まれ、京都では普段、見ることのできない海を見たり、古い洋館が今も残る神戸旧居留地や活気のある中華街を散策して歴史を感じたりと班ごとに思い思いの活動をしました。
4月24日(金)、1年生が、探究活動の原点であり核となる問いについて深める「問いづくりワークショップ」に励みました。
「質問はどんなふうに分類できる?」「それぞれの長所と短所は?」「探究に向いている問いとは?」グループに分かれ様々な視点から問いについて深め、嵯峨野高校の探究活動のメインとなるラボ活動に向けて第一歩を踏み出しました。
「こどもの読書週間」に関連して、春の図書館企画を実施しました。
新年度を迎え、生徒や教職員のみなさんに図書館に親しんでもらうための取り組みとしておこなっています。
■Library Concert (軽音楽部・吹奏楽部)
軽音楽部で今年11代目となったユニット「Kawamura house」は、ライブラリーコンサートが始まったときから毎年同じ曲を披露してくれています。メンバーが入れ替わっても受け継がれる演奏はいつも好評で、自然と観客の手拍子が加わります。
吹奏楽部は小編成合奏で、明るく気分が盛り上がる3曲を演奏しました。
■Library KYOGEN (狂言部春公演「魚説経」)
魚の名前が数多く登場する長い台詞に圧倒され、静かに観ていた人からも最後には笑い声が挙がっていました。
■茶道部「お茶点て体験会」
図書館上階ロフトにておこないました。茶道部員さんに教えてもらいながら、自分でお茶を点てました。
いつもとは少し違う雰囲気の図書館を楽しんでもらいました。
今年度も、様々な機会で利用される図書館づくりをすすめていきます。
4月8日晴れ 桜吹雪の舞うなか320名の新入生が入学しました。
前日より体育系部活動のみなさんを中心に、大勢の生徒が入学式会場設営の準備をしてくれました。新入生を心待ちにしている2・3年生は準備にも力が入ります。
いよいよ新入生が入場してきました。どの顔も緊張しているものの希望に満ちた表情でした。
新入生の代表が決意を述べてくれました。
新入生のみなさん、全校をあげてみなさんを歓迎します。今日からみなさんは仲間です。最初はよく分からないことや、戸惑うこともあるかもしれませんが、先輩や先生に何でも聞いてください。
すぐに嵯峨野高校の一員としてたくましく活躍してくれるようになることでしょう。一緒に頑張りましょう!
始業式に先立って着任式が行われ、今年度本校に着任された先生の紹介がありました。
校長式辞では、新しい環境での心構えについて話しました。人は自分にとって最も居心地の良い「コンフォートゾーン」にとどまりがちだが、一歩踏み出して「ラーニングゾーン」に挑戦することで成長できると強調しました。また、人間関係づくりの第一歩として、挨拶の大切さにも触れました。挨拶は相手の存在を認めるシンプルで大切なコミュニケーションです。新しい仲間との出会いを前向きに捉え、自ら関わろうとする姿勢が、充実した学校生活につながるとのメッセージを伝えました。
生徒指導部長の話では、教育学者の 森 信三先生の「時守り、場を清め、礼を正す」という言葉を紹介し、時間や決まり事を守ること、身の回りや、身だしなみを整えること、礼を持って人と接することの大切さを伝えました。
最後に、顕著な成績をあげた部活動やラボ活動の紹介と伝達表彰が行われました。
日本森林学会高校生ポスター発表において、「竹の音特性~竹稈の位置による打撃音の差異及び竹製リードの作成~」という発表で校有林調査ラボが優秀賞を受賞しました。
3月30,31日の2日間に渡り、本校生物実験室にて、バイオテクノロジー実験教員研修会を実施しました。
本研修は、東京大学ABE(Amgen Biotech Experience)が実施しているプログラムであり、東京大学から先生方に来ていただき、1日目はマイクロピペットの操作(Lab1)、プラスミド作成(Lab2・3)、電気泳動(Lab4)、形質転換(Lab5)。プレートを一晩培養して、翌日の午前に、プレートの確認とタンパク質の精製(Lab6)を行いました。京都府内では初の開催となりました。
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京都府内から21名、兵庫県から3名、島根県から1名の計25名の先生方に参加いただき、公立・私立の枠を越えて日頃、情報交換をすることの少ない先生方と交流することができ、充実した2日間となりました。
東京大学ABEのスタッフのみなさん、参加された先生方ありがとうございました。
3月22日(日)に、卒業生を招いて卒業茶会を茶室「里仁軒」で催しました。在校生はこの日のために自分で着物の着付けができるよう練習してきました。
道具の取り合わせや、お客様への招待状、記念品の作成、前日準備、当日の運営等々、茶道講師の先生のご指導を受けながらですが、自分たちで協力して取り組みました。今までのお稽古の成果が見えました。
お茶会の後、3年生を送る会を開き、3年生に記念品を贈りました。笑顔あふれる和やかな雰囲気で終了しました。
3月15日(日)、京都国際会館で実施されました、第73回日本生態学会ジュニアポスター発表に本校生徒8名が4つの演題でポスター発表を行いました。
演題は以下の通りです。
「クサグモ及びコクサグモのデュビアに対する反応について」
「ハエトリグサ(Dionaea muscipula)の捕虫葉の開閉を人工的に調整する方法について」
「京都府南丹地域における在来および外来ドジョウ属の生息状況」
「共生菌がグリーンヒドラ(Hydra viridissima)の再生能に与える影響」
生き物が大好きなことをきっかけに研究を始めた生徒も多く所属する生物ラボ。会場内どこに行っても、楽しそうに生き物の話をする大学生や研究者の皆さんの姿を見て、生徒達は目を輝かせていました。
そして「共生菌がグリーンヒドラ(Hydra viridissima)の再生能に与える影響」がジュニアポスター発表最優秀賞を受賞しました。
本研究は、本校の卒業生で京都大学大学院博士後期課程の稲田圭さんにも多くのアドバイスを頂いた研究です。卒業してからも力を貸してくださる卒業生のおかげで、在校生もさらに頑張れる、嵯峨野高校にはそんな環境があります。
今回参加した生徒は「ほんまもんの研究に触れられた」「これを糧に大学での研究に繋げたい」と今後の研究に向けた感想を抱いてくれました。
この経験を、SSLⅢで実施される口頭発表や今後の研究に生かし、後輩に繋いでいってほしいと思います。
第45回全国高校生読書体験記コンクールにおいて、本校1年生の作品が一ツ橋文芸教育振興会賞を受賞しました。
これは、応募作品55961編の中から選ばれた中央入賞8編のうちの一つです。
東京で行われた表彰式では、他の受賞者の方との交流も楽しむことができました。
今回の受賞については、先日の本校修了式でも全校生徒の前で紹介させていただきました。
受賞作品は以下のページからお読みいただくことが可能です。
www.hitotsubashi-bks.jp/contents/news/260130.html
なお、今回の受賞に伴い、学校賞として、楯および「集英社文庫100冊セット」をいただきました。
さらにもう1編、本校1年生の作品が入選したことに伴い、学校賞として、「集英社国語辞典」をいただきました。
「集英社文庫100冊セット」「集英社国語辞典」は図書館にあります。
校内の読書活動がさらに盛り上がっていくといいですね。
3月19日(木)体育館に1・2年生全員が集い、修了式を行いました。
校長式辞では、以下のことを生徒に伝えました。
・まず、言葉を適切に選び、使う重要性について。
例えば「まったり」という言葉を知ったから、その感覚を意識するようになるなど、世界を認識するには言葉を知ることが必要である。言語化することはその本質の理解につながるので、生成AIを鵜呑みにせず、ラボ活動等を通して考える力や見抜く力等を身に付け、語彙力や言語運用能力を高めてほしい。
・次にこの1年間の部活動やラボ活動、生徒会活動について。
各部活動の活躍やラボ活動では外部で成果を発表する生徒が増えたこと、生徒会活動の公約と成果について触れ、自分の言葉で説明することが「ほんまもん」の学びにつながっていく。待ちの姿勢では無く、自ら行動を起こす1年にしてほしい。
・最後に、環境の変化による戸惑いを一人で抱え込まず、周りの友人や先生に相談してほしい。
進路指導部長からは、"頑張らなくても大丈夫"という世間の雰囲気もあるが、高い目標を持って頑張ることは大切であるということ、体には気をつけてほしいということを伝えました。
生徒指導部長からは、SNSによる問題事象が全国で後を絶たないが、加害者にも被害者にもならないように注意することが必要であること、また、道路交通法改正を機会に、交通ルール遵守の意識を高めてほしいことを伝えました。
ひきつづいて、顕著な成績をあげた個人・団体の報告と、伝達表彰を行ないました。
第6回全国高等学校AIアスリート選手権大会「シンギュラリティバトルクエスト2025」決勝大会 データクエスト部門第3位(コンピュータ部)
第13回「高校生ビジネスプラン・グランプリ」高校生ビジネスプランベスト100(ソーシャルビジネスラボ)
第73回日本生態学会大会 ジュニアポスター発表部門最優秀賞(SSL生物ラボ「共生菌がグリーンヒドラの再生能に与える影響)
第45回全国高校生読書体験記コンクール 一橋文芸教育振興会賞
第71回青少年読書感想文京都府コンクール 京都市教育長賞
最後に、フロリダ短期海外研修に参加した生徒から、貴重な経験や海外研修だからこそ感じることができた気づきについて報告が行われました。
3月12日(木)に同志社大学で開催されたジュニア農芸化学会2026の高校生発表に参加しました。
専修コース2年生7名は「スーパーサイエンスラボ」の生物ラボに所属し、この春から取り組んだ研究の成果を発表しました。発表タイトルは次の3件です。
「バラ花弁色素の化学成分同定とアレロパシー活性ー園芸品種Rosa 'Sympathie'と祖先原種Rosa rugosaの比較ー」
「顔面皮膚由来の表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)の増殖力とリパーゼ活性能」
「外部からの光刺激がダンゴムシの交替性転向反応に与える影響」
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当日は128件の発表が有り、熱気に包まれた会場の中、活発な議論が交わされました。特に「ほんまもん」の研究者の先生方からいただいた専門的な目線の質問は大変貴重でした。
たくさんの学びがあり、他校の高校生が研究を楽しそうに話している姿を見て、研究活動がとても楽しいと感じる1日となりました。
3月2日(月)嵯峨野高校「卒業証書授与式」を挙行しました。
普通科及び京都こすもす科の代表生徒が卒業証書をそれぞれ受け取りました。
在校生送辞、そして卒業生が3年間の思いを凝縮した答辞を読んでくれました。
退場の花道では、保護者のみなさんや教職員に見送られ、それぞれの想いを胸に歩を進めていました。巣立っていく喜びの中に一抹の寂しさがこみ上げてくるのでしょうか、笑顔の中に時々こみ上げてくるものを必死でこらえている生徒の姿も・・・・
いま、君たちの前には新しい世界が広がっています。恐れること無く、自信を持って、無限の可能性を秘めた君たちの翼で翔びつづけてほしいと思います。
・・・・・でも、もし翼を休めたくなったらいつでも母校に立ち寄って下さいね。
1月31日(金)に、本校で探究成果発表会を実施しました。
この探究成果発表会は、普通科、共修コースのアカデミックラボ58班、専修コースのスーパーサイエンスラボ37班、サイエンス部、探究委員の発表を含めると、およそ100件の発表が行われる嵯峨野高校の一大イベントです。
1年生全員に加え、保護者の方や、京都府立大学の学生の皆さん、探究に御協力いただいた方々、その他教育関係者にも御来校頂き、生徒の発表を見学していただきました。
各班の発表はもちろんのこと、そのあとの質疑応答では、見学者との活発な対話があり、会場全体が熱気に溢れました。
発表会後の振り返りでは、「広い視野を持てるようになった。」「根拠をもとに、論理的に推測・考察するようになった。」「他人との協力や、意見の出し合いの大切さをより実感することができた。」等、自分自身の成長を実感する言葉が多く出ました。
2月18日(水)、GIの授業で京都の大学に通う留学生8名を招いて、1年生1~6組の生徒がインタビュー活動を行いました。参加クラスの国際交流委員がその様子をまとめてくれました。
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『私たちはグループに分かれて、留学生の方やALTの先生に英語でインタビューをしました。大学で何を学んでいるのか、日本に来た理由、異なる文化を持つ人と話すときに大切にしていることなど、あらかじめ考えた質問を中心に話を聞きました。フィンランドから来た留学生の方が、「フィンランドには山が少ないので、日本でたくさんの山を見られて嬉しい」と話していたのが印象に残りました。自分にとって当たり前の風景でも、国が違うと新鮮に感じてもらえるのだと気づきました。また、緊張していましたが、ゆっくり話してくださったり分かりやすく説明してくださったおかげで、安心して会話することができました。』
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『今回のインタビューでは、GIの授業のテーマである "What does it mean to be a good Global Citizen?" につながる質問もしました。留学生の方々からは、新しいことに挑戦し続けることや、失敗を恐れずに人に尋ねること、本物の英語を聞くことの大切さなどを教えていただきました。また、他国の人と話すときには相手を理解しようとする姿勢やリスペクトの気持ちが大切だということも学びました。今回の交流を通して、英語力だけでなく、積極的に人と関わろうとする姿勢がとても重要だと感じました。』
2月12日(木)1年生7・8組を対象に、SSLⅠにおいて表題の講義をしていただきました。
講師の稲田圭さんは本校の卒業生で、現在は京都大学大学院の博士後期課程で昆虫の遺伝子に関する研究に取り組んでおられます。一昨年度よりSSLⅡのTAとして生物ラボの課題研究指導にも来ていただいており、今回は初めて講義をしていただきました。
稲田さんからは、あらかじめ「もし、あなたがゲノム編集で生物を自由に"創り変える"ことができるとしたら、どのような生物を生み出したいですか?」という問が投げかけられており、1年生の回答をもとに、さまざまな実在する様々な生物の生態やゲノム編集の可能性について教えていただきました。次に、現在研究しておられるマダラシミの特定遺伝子欠失が形態形成に与える影響に関して話しをしていただきました。
最後は「"良い研究"とは何か?」について考えました。その中で、研究の有用性は未知であり、必ずしも役に立つ研究を目指す必要はないことや、興味や気づきから生まれたアイデアから研究テーマに昇華させたものは、どれも良い研究になり得ると教えていただきました。
いま、まさに研究テーマに頭を悩ませている1年生にとっては、非常に元気づけられる先輩からの講義でした。
シンギュラリティバトルクエスト2025の決勝戦が1月31日から2月1日に開催され、嵯峨野高校コンピュータ部の1年生からなる2つのチームが、それぞれデータクエストおよびサイバークエストに参加し、データクエストにおいて全国3位を獲得しました。
シンギュラリティバトルクエストとは、未来を創造する素質者・能力者として、総合的なAI/ICTのスキルを磨き上げた「AIアスリート」となる高校生を発掘・育成し、その頂点を決める競技大会です。サイバークエストは、情報セキュリティに関するクイズ形式の問題を、セキュリティの知識やソフトを駆使して、隠された言葉(Flag)を見つけるCTF形式の競技です。データクエストは、情報科学・統計学の知見を用いて、ビックデータから社会的に有用な知見を抽出するためのスキルを競う競技です。
今回のデータクエストの課題は、系外惑星(太陽系外の惑星)の大気スペクトルデータを分析し、その惑星で生物が生存可能かどうかを予測する機械学習モデルを構築するというものでした。モデルによる予測の正確性とプレゼンテーションによる評価の結果、嵯峨野高校のチームは見事全国3位を獲得しました。
応援ありがとうございました!