2023年8月1日以降のブログをすべて時系列に掲載しています。
10月19日(日)に太秦小学校で開催された第30回太秦ふれあい祭りにバトントワリング部が参加し、演技を披露しました。貴重な発表の機会となったとともに、地域の方々との良い交流の機会となりました。
10月18日(土)に、嵯峨野高校「中学3年生対象進学説明会」を開催しました。
内容は9月20日に開催した内容と同じで、全体会では校長挨拶をはじめ、入学者選抜の概要や、独自学力検査問題の出題方針や学習方法について説明しました。また、本校生徒が高校生活の様子や受験勉強のアドバイスについて話しました。その後、教員や生徒による個別相談、施設見学をおこないました。
今回も、生徒の広報委員が、受付から、全体会司会、施設の説明に到るまで、大活躍してくれました。また、在校生から提供された受験期(中学3年生当時)のノートを展示したところ中学生・保護者に大変好評でした。
10月8日(水)、GIの授業で1年1組の生徒が、インドの学生たちとオンラインで交流しました。参加クラスの国際交流委員がその様子をまとめてくれました。
『インドの高校生とお互いの文化を紹介し合いました。インドには22の公用語があると知ってとても驚きましたが、たくさんの言語があってもお互いに尊重し合っているという話が印象的でした。日本では日本語以外の公用語がないと伝えると、相手の生徒たちが驚いていたのも面白かったです。通信環境が少し不安定な場面もありましたが、伝えようとする気持ちがあれば通じ合えることを実感しました。ナマステと挨拶すると「こんにちは」と返してくれたのがとても嬉しく、笑顔での交流になりました。』
『今回の交流では、自己紹介に続いて日本の文化を紹介し、インドの生徒さんからはお祭りや学校生活、言語について教えてもらいました。私たちのグループではラーメンの歴史や味の違いを英語で説明し、相手が興味を持って聞いてくれたのが嬉しかったです。英語が得意でなくても、積極的に話す姿勢が大切だと感じました。文化の違いを知ることで新しい発見があり、もっといろいろな国の人と話してみたいと思いました。』
9月26日(金)、2年生を対象に表題の講義が実施しました。講師は京都大学大学院農学研究科の博士後期課程に在籍しておられる丸岡毅さんです。丸岡さんは2015年に本校を卒業された先輩です。
丸岡さんは修士課程在籍時に、飼っていたガの幼虫に桜の葉を食べさせたところ、フンがとても良い香りをしていることに気づいたそうです。「これは・・・!」と、大胆にもお茶として飲んだところ、とても美味しいことを発見しました。その後丸岡さんは、様々な人と関わりながら「株式会社 虫秘茶」を立ち上げたところ、ミシュラン三つ星レストランにも認められ、NHKの番組にも取り上げられるなど、一躍話題の人となりました。現在はビジネスを拡げながら、耕作放棄地の利活用など地方活性化にも取り組んでおられます。
丸岡さんが持参された様々な[幼虫]×[葉っぱ]の組み合わせによるフンのサンプルの「香り」を楽しみながら講義を聴きました。いろいろな幼虫を試されたそうですが、ガの幼虫が一番良いそうです。
丸岡さんからは「Open-mindedであってください」「バカであってください」「好きなものを(意識的に)集めてください」とのエールをいただきました。ご講演後は生徒からの質問が続き、終了後も残って話を伺う生徒もいました。
なお、翌日(9月27日)には大阪万博で「地球の未来と生物多様性」をテーマとしたパネルディスカッションに参加されていました。今後のご活躍にますます目が離せません!
研修旅行3日目は植松電機ロケットプログラムに参加しました。最初に社長さんの講話があり、「諦めずに自分の可能性を信じて進めばいい」という熱いメッセージをいただきました。その後ロケットを製作し、ロケットの打ち上げを行いました。生徒たちは自分の作ったロケットが打ち上がる様子を見て興奮している様子でした。
夜は研修旅行委員が企画してくれた学年レクリエーションを楽しみました。
1日目に神戸空港発の3クラスの出発が遅れるというトラブルがありました。このような事態の中でも前向きに研修旅行を楽しもうとする生徒の姿が見られました。例えば、飛行機の出発まで待っている間、神戸空港の飛行機のシミュレーターで遊んでいる様子が見られました。白い恋人パークでは、夜のライトアップを見ることができました。残りの研修旅行も安心・安全に気をつけながら楽しんでほしいと思っています。
9月24日(水)、韓国のコクソン高校の生徒と本校の国際交流委員11名がオンラインミーティングで交流しました。今年度は3回の交流を予定しており、第1回目となる今回は、自己紹介や文化紹介を通して親睦を深めました。参加生徒たちがその様子をまとめてくれました。
『交流では、まず自己紹介を行い、クイズ形式やスライドを使った工夫もあり、楽しくお互いを知ることができました。韓国の生徒の中には日本語を話せる人も多く驚きました。同時にとても嬉しかったです。こちらが知っている韓国語を伝えると喜んでもらえたのも印象的でした。顔を見ながらやりとりすることで、距離が縮まったと感じました。』![]()
『また、互いの国の文化や学校生活について紹介し合いました。観光地や流行しているもの、好きな教科の話題などを取り上げる中で、英語がすらすら出なくても伝えようとする姿勢やリアクションの大切さを実感しました。授業で習わないような日常会話の日本語フレーズを知りたいと言われたときには「エグ!」を紹介し、笑いが生まれて会話が盛り上がったのも印象に残っています。』
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『さらに、趣味や好きなものの話題では、アニメの話で特に盛り上がりました。『鬼滅の刃』や『名探偵コナン』の登場人物について語り合い、それぞれのお気に入りを紹介し合う時間はとても楽しかったです。言語や文化が違っても、共通の関心を持つことで自然に笑顔が広がり、もっと発言して交流を深めたいという気持ちが強まりました。』
今日から研修旅行に出発しました。飛行機の遅れにより一部のクラスの出発が遅れるというトラブルがありましたが、最終的に全クラス北海道に到着することができました。予定通り到着したクラスはそれぞれのクラスで決めた行先に向かい、そこでの体験を楽しみました。到着が遅れたクラスは白い恋人パークに向かい、買い物を楽しみました。
明日は自然体験の予定です。
9月18日(木)、京都こすもす科専修コースの3年生を対象に、表題のサイエンスレクチャーを実施しました。講師は京都大学名誉教授の柴田一成先生に来ていただきました。柴田先生は京都大学大学院附属花山天文台において太陽、宇宙について幅広く研究に取り組んでこられ、数々の研究成果をあげてこられました。また、天文学の普及活動を積極的に推し進めておられ、近年は花山宇宙文化財団理事長として御活躍されています。
今回の御講演では、太陽で起きている激しい活動と、その活動が地球におよぼす影響を、貴重な観測映像を用いながらわかりやすく御講義していただきました。また、「宇宙人は存在するか?」という、誰もが抱く命題について、人類とコンタクト可能な文明の数の推定なども交えながら、興味関心を大きくかき立てられる内容でした。
御講演後の先生のまわりには、新たに生まれた疑問について先生に教えを請うべく、多くの生徒が先生のまわりに集まり、気がつけば昼休みが終わろうとしていたほどでした。
柴田先生、ありがとうございました。
9月27日(土)に行われました第3回京都府公立高等学校剣道大会において上記の成績を収めました。
京都府の公立高等学校の各学校の代表が出場し試合を行った結果、本校の2年生が5回勝利し、見事優勝しました。
また男子の団体戦は、優勝校をあと一歩まで追い詰めましたが、惜敗しました。女子の団体戦は、1回戦に4名で臨みましたが見事勝利し、2回戦に駒を進め、そこで京都府3位の強豪校に敗れました。
新チームなって初めての公式戦でしたが、男女ともチームとしての試合ができるようになってきており、11月の新人戦に向けて自信をもつことができたと思います。その一方で課題も明らかになったので、日々の稽古で1つずつ克服していってくれると思います。
引き続き応援よろしくお願いします。
9月20日(土)嵯峨野高校進学説明会を行ないました。
吉村 要 校長は挨拶に続けて、高校受験のことだけを考えるのではなく入学した高校で何ができるかをしっかり考えて学校選びをしてほしいと話しました。その後、森田 教育推進部長が嵯峨野高校の入学者選抜概要について説明しました。
続いて国語・数学・英語・理科・社会(地歴公民)の本校教諭がそれぞれ、嵯峨野高校「京都こすもす科」の独自学力検査問題の出題意図、出題傾向、そして、どのような姿勢で勉強に取り組んでほしいかということを説明しました。
また、今年入学した1年生が、嵯峨野高校の魅力や、合格に向けてどのように勉強したか、そして成功の秘訣などを"熱く"語ってくれました。
今回の説明会も、生徒の広報委員が、受付・司会・会場までの誘導・会場整理・施設見学の説明・在校生による相談コーナーなどに分かれて大活躍してくれました。
本日のLHRで来週9月30日から10月3日まで実施する研修旅行の結団式を行いました。
はじめに団長の大西副校長先生からの挨拶があり、続いて引率教員の紹介、研修旅行委員の紹介、研修旅行委員長からの挨拶、学年部長からの挨拶があり、最後に研修旅行担当教員からの諸注意を行って締めくくりました。
健康と安全に気をつけて、学年全体で素晴らしい思い出を共有できるような研修旅行にしていきたいと思います。
なお、随時こちらのブログに研修旅行の様子をアップロードしていく予定です。
嵯峨野高校の課題研究活動の1つであるジャパンフィールドリサーチ(JFR) in 熊本を9月13日~15日にかけて実施しました。熊本県玉名郡和水町の「ゆるっと!ひふみ亭」を拠点とし、周辺の森林・竹林や土壌などのフィールド調査研究を行う取組で、今年で3年目となりました。スーパーサイエンスラボの「校有林調査ラボ」およびサイエンス部の生徒10名が3日間にわたって活動しました。
久留米駅までは新幹線で、そこからはバスで移動です。車中では地理教諭による即席「久留米レクチャー」を聴きながら、昼食をとりました。
「ゆるっと!ひふみ亭」に到着後、前 和水町教育長の岡本貞三 先生の御案内で、周辺の森林を見聞し、活動を行うポイントの選択・確認を行いました。その後、残り時間で可能な範囲で予備活動を実施しました。
2日目は熊本県立第二高等学校、熊本県立鹿本高校の生徒と先生、さらに東海大学農学部の井上弦教授と学生の方が加わりました。前 和水町教育長の岡本貞三先生から「和水町の自然について」の御講義を受けた後、それぞれが調査・作業に取りかかりました。ひふみ亭でおいしい昼食もごちそうになりました。
出発前の予報では天候が危ぶまれ、屋外活動が殆ど行えない可能性もありましたが、いざ始まってみると、活動を妨げるほどの雨は殆どなく、ほぼ計画通りの調査活動を3日目の午前中まで行うことが出来ました。熊本の高校生とも交流ができ、充実の3日間となりました。
今回の調査結果および得られたサンプルについて今後検討を行い、まずは11月22日の「みやびサイエンスガーデン」で研究成果を発表する予定です。
追記
嵯峨野高校公式Instagramには、さらに写真や動画を載せています。よろしければご覧ください;
https://www.instagram.com/saganohs1950/
9月16日(火)2年7・8組の生徒がSE(サイエンスイングリッシュ)の授業内で、1学期に続いて考古学者のDr. Noxonを招き3Dモデルについての特別講義を受けました。該当クラスの国際交流委員がその様子をまとめてくれました。
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『私たちはiPadを使って、身近なオブジェを写真で撮影し、3Dモデルを作成する活動を行いました。撮影の角度が重なるとうまく形が出なかったり、思いがけず変な形になったりすることもありましたが、無料のアプリでここまでリアルな立体像が作れることに驚きました。現実の物体がデジタル上で立体的に再現されるのを見たときは感動しました。』
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『3Dスキャンを成功させるためには、250枚近くの写真を撮る必要があることを知って驚きました。細かな模様や質感まで忠実に再現できることに技術の進歩を実感しました。今回の体験を通じて、3D技術が私たちの創造や学びを大きく広げてくれるものだと感じました。』
本年も文化祭でお茶会を実施しました。浴衣を着用し、部員がデザインしたお菓子をお出ししてお点前を行いました。嵯峨野生のみならず、教員や卒業生、保護者の方と、2日間で100名を超える方に参加いただきました。
日ごろのお稽古の成果を発揮する良い機会となりました。今後もさらに稽古を積んでいきたいと思います。
京・平安文化論ラボは「NAKED meets 二条城2025 観月」コラボ企画を行います!
「NAKED meets 二条城2025」は、京都・二条城で開催されるプロジェクションマッピングなどのデジタルアートイベントです。
伝統的な歴史建築と最新のデジタルアートを融合させ、幻想的な空間が生まれることが魅力です。
この度、私たちがこちらの企画に参加させていただくことになりました!
テーマは「観月」ということで、「月」や「秋」をテーマとした和歌の世界を光りアートで表現します。
【会期】2025年10月31日(金)~12月7日(日)38日間
【会場】元離宮二条城
現在は、生徒1人につき和歌を1首選定しています。
そして、光アートのデザインも、私たちの手で創り上げていきます。
光アートが美しいのはもちろんですが、和歌の解説や私たちの「推しポイント」もご紹介するために、解説書を作成しています。
絵巻物のような和歌の世界を五感で感じてみませんか?
秋の二条城へ、ぜひお越しください!
イベントの内容・チケットの購入方法等の詳細は、下記のURLをご覧ください。
https://event.naked.works/nijojo/autumn/ja/
吉村 要校長による校長式辞
吉村校長より、主に以下の3点についてお話しがありました。
まず、戦後80年が経ち、多くの人が肌感覚としての戦争の実態を知らない現状に触れ、平和は当たり前のものではなく、意識してその維持のために行動していかなければならないこと、生きているだけで奇跡で、その奇跡をいとも簡単に失うのが戦争であることを伝えました。次に膨大な情報があふれ、偏った情報や間違った情報が拡散している現在においては、多様な情報を自分から探しに行く姿勢を持ってほしい」と伝えました。
最後に、この夏、それぞれの生徒が経験した「ほんまもんの経験」が「ほんまもんの学び」に繋がるように頑張ってほしい、しんどい時は人に頼って、時には視野を広げ「生きているだけで奇跡だ」と俯瞰してみて欲しいというメッセージで締めくくられました。
校長式辞に続いて教務部長より講話がありました。旅行を例に、計画して準備すること、また不慮の出来事に対応する力の大切さなどを伝えました。また今後活用が進むであろう生成AIを使用する際の注意点を説明しました。
【写真左】岡本 教務部長の話 【写真右】スタジオよりLIVE配信しています
夏季休業中に顕著な成績を上げた個人・団体の伝達表彰と報告を行ないました。
【写真左】第62回吹奏楽コンクール 高等学校の部A 金賞 【写真右】第18回高校生模擬裁判選手権関西大会 弁護側 準優勝
【写真左】第3回全国高校生政策甲子園西日本予選 自由設定部門第1位 【写真右】化学グランプリ2025 銀賞
最後に生徒会長より、スマートフォンのルールの確認と、生徒会連絡掲示板の設置および、生徒会の活動の報告がありました。
【写真左】生徒会長より連絡 【写真右】LIVE配信を教室で見ています