部活動

 藍畑での活動もまもなく1年が過ぎようとしています。昨年4月の苗植えからスタートし炎天下での草刈り、一番刈り、二番刈り、発酵作業および堆肥化(スクモ作り)、そしてこれからいよいよ染液づくり、染色本番と続いていきます。
 最後の染めに入る前に次の藍を育てるための動きが始まります。この日は肥料入れ、枯れた藍の刈り取り、野焼きを行いました。
 肥料は畑の一角を使って堆肥化した刈り取り藍の茎、地元のおそば屋さんから届く鰹節の出し殻、LFCコンポストで作った生ゴミ堆肥、籾殻堆肥など循環の中で生まれるものばかり。刈り取った枯れた藍は野焼きし、灰にして土に帰します。時間と手間と知恵とつながりがあれば化学肥料や農薬に頼らなくても植物は育つのだなとしみじみ思います。
 こうした過程を経験した上で行う染色体験は格別なものになるはず。一枚の藍染め布から見える世界のなんと深く豊かなことか。
 なにはともあれ染色体験が待ち遠しい!そして陸さん、いつも貴重な体験を提供してくださりありがとうございます。

 
 
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