宮津学舎

 フレッシュマンセミナー(新入生オリエンテーション)を実施しました。これは新入生が、宮津学舎で生活を送っていくうえでの心構えを学び、高校生としての自覚を養うことを目的に行っている研修です。
 新入生は、校長先生をはじめとして、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長の先生からの研修に真剣な様子で向き合っていました。
 

 

 新入生は入学して初めての宮津学舎への登校となりました。教室では、先輩たちが工夫して描いた黒板のメッセージが新入生を迎え、休み時間には新しいクラスメイトと楽しそうに会話していました。
 

 

 令和3年度が始まりました。登校してきた生徒たちは新しいクラスを確認して、一年を過ごすことになる教室へと入っていきました。
 
 新2年生は各HR教室で、新3年生は体育館で退任式・離任式・着任式を行い、この春、異動のあった先生方が紹介されました。また、全国大会で優秀な成績を残したフィールド探究部の紹介もありました。始業式の校長先生の式辞では「創造」と「発展」というお話がありました。0を1にする「創造」、そして1を2に、さらにはそれ以上にしていく「発展」を実現させながら、宮津高校・宮津天橋高校生としての誇りを胸に、充実した高校生活を送っていきましょう。
 

 

 始業式・入学式まであと数日となりました。在校生は新学年として、新入生は高校生としての新たな学校生活がスタートします。
 入学式=桜(満開の桜)というイメージを多くの人は抱きますが、今年度は新緑の桜となりました。
 写真(左は3月末、右は4月6日に撮影)
  

 「春=満開に咲く桜」。ただ、花が開花して満開になり、そして散っていくまでの期間は約半月ほどしかありません。特に今年は満開の日はほんの数日しかなく、一気に咲いて一気に散った感じで見頃を見過ごした方も多いのではないでしょうか。
 桜が満開に咲いているときは、誰もが桜に注目しますが、花が散ってしまえば気にする人も少なくなります。
 しかし、桜は、花びらが散った後に新緑の葉をいっぱいに広げて太陽光を十分に浴びて養分を体内に蓄えます。そして、秋の台風シーズンは雨風に耐え、冬の厳しい寒さや雪にも耐え、やってくる春にまた蕾を膨らませて、体内の力を思いっきり放出するかのような満開の花を再び私たちに見せてくれます。

 先日、水泳競技の池江選手が、選考大会で優勝し東京五輪の代表となりました。日本代表選手として活躍されていましたが、病気を機に競技から離れ、治療に専念せざるを得ませんでした。しかし、地道なトレーニングを積まれ、再び代表の座を勝ち取られました。
 桜の木も春の見頃だけでなく、夏から冬の間に地道に花を咲かせるための準備をしているから、人を魅了する立派な花を咲かせることができます。
 1年を通した桜の木の姿は「満開の花=柔らかく優しい感じ」、「枝いっぱいに新緑の葉=力強く逞しい感じ」、「秋・冬の花や葉が落ちた幹=辛いものを耐え忍ぶ(忍耐)感じ」というように、生徒の皆さんに通ずるものがあります。
 輝きの裏には、地道な努力があります。生徒の皆さんも、勉強や部活動など、日々の地道な努力が大きな結果に繋がっていきます。新年度、良いスタートをきって、コツコツと日々の地道な学習や部活動に取り組み、全力で考査や大会等に臨んでいきましょう。
 教職員一同、新入生や在校生と早く会えるのを心待ちにして、新年度の準備を行っています。(写真は、教室の机移動の様子)

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 今日から4月です。
 年度が新たに令和3年度となり、新たな1ページが開かれました。
 3月・4月は出会いと別れの季節。卒業していく生徒・入学してくる生徒だけでなく、教職員も人事異動で新たな学校で教鞭を執られる先生や教育の一線から退かれる先生もあれば、本校へ新たに赴任してこられる先生もあります。
 3月31日(水)は、朝から空気が澄み切った青空の広がる晴天。新型コロナウイルスに翻弄され、不安な日々を過ごすことが多かった令和2年度の最後の日が、令和3年度が明るい年となることを象徴するかのような天気となりました。
 そして、さらに明るく和やかな気持ちにさせるように、校内の桜が満開を迎えました。卒業生や本校を去っていかれる先生方を温かく送り、新入生や新たに本校へ来られる先生方を歓迎しているかのように、1本1本の1つ1つの蕾をめいいっぱい開いて、花びらを樹全体に散りばめています。
 3月に卒業した卒業生と転出された先生方の新天地での御活躍を期待しています。
 もうすぐ入学する新入生と新たに転入される先生方との新たな出会いを楽しみにしています。新入生は在校生の先輩や先生方から刺激を受けて、大いに自分の力を発揮してください。


 出会いがあれば、必ず別れもあります。この出会いと別れの経験は、「温故知新」の言葉の意味と類しているようにも思います。
 「温故知新」・・・古くからの教えを学ぶことで、新しい知見を得られる。そうすれば、人を教える師となることができる。
 別れた人が残した功績や実績、伝統や文化、周りの人に与えらた影響などから学び、新たに出会う人の意見や考え、行動など今までに無い新しい発見や刺激、影響などがあるかもしれません。そうすることで、新たな自分の考えや行動など自身を確立することになります。
 卒業生と新入生、転出された先生と転入される先生、クラス替えのある2年生、自分のクラスの授業を担当する先生、学年など年度が替わると変化があり、色々な出会いと別れがあります。
 生徒の皆さんは、どの別れから学び、新たな出会いから何を得て、自分をどうしていきますか?
 これまでの自身の課題を克服し、新たな自分との出会いから成長を実感していきましょう。そして、希望進路の実現や将来社会で活躍する自分へと繋げてください。

 
4月9日(木) 宮津天橋高等学校の開校式及び第1回入学式を挙行し、新しい学校がスタートしました。
新入生の皆さん、保護者の皆様、御入学おめでとうございます。
高校生活の3年間で、様々なことに積極的にチャレンジし、自分自身の無限の可能性をどんどん伸ばしていきましょう。
そのために、「仲間を思いやること」「志を高く持つこと」を忘れずに、日々成長していきましょう。
志を高く持つことは、立ちはだかる壁も、これまで以上に高くなることでしょう。
そのようなときも、仲間と切磋琢磨しながら目標に向かっていくことが、君たちの明るい未来に繋がることでしょう。
 
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