学校生活

10月1日(水)

「総合的な探究の時間」において、2年生を対象に京都先端科学大学国際学術研究院の山本淳子先生をお招きし、「源氏物語はどこがおもしろいのか」と題したご講演をいただきました。

恋多き男性として描かれる光源氏が、なぜ恋を繰り返すのかといった物語の本質的な部分や、栄光の陰に人間の持つ罪や寂しさを味わい尽くした光源氏の人生、関わった女性たちの幸せや悲しみといったことなど、様々な視点から源氏物語という作品の味わい深い魅力を十分に伝えていただきました。
物語の中で、光源氏が晩年を過ごしたのがこの嵯峨の地であるということも話され、実はゆかりが深いということも生徒たちの興味を引き付けていました。

生徒たちは「恋とは」「愛とは」といった難しいテーマについて考えさせられる講演となりました。山本先生ありがとうございました。