11月10日(火)
10月31日に引き続いて冷泉流の先生にお出でいただきました。
今回は今までに作った和歌を学んだ所作とともに発表する、まとめの授業です。
会場に清凉寺の大方丈をお借りし、ご住職に清凉寺や大方丈についてのお話をお伺いしました。
その後、前回学んだ所作とともに着席し、墨をすって和歌を短冊に写しました。
そして選ばれた一首をもとにみんなで披講を体験しました。
披講とは、できあがった和歌に節をつけて詠い、歌会などで披露することを言います。
節の調子が書かれた譜面の「乙之博士」を手元に、先生の披講を参考にみんなで声に出して、和歌を楽しみました。
和歌を作るだけではなく、所作とともに披講を体験できることはあまりないことです。
本物に触れることができる京都ならではの体験を大人になっても忘れないでいてください。