令和4年度卒業証書授与式が挙行され、
3年生268名が北嵯峨高校を巣立っていきました。
新型コロナウイルスの流行とともに幕を開けた高校生活、
自宅待機や時差登校など、思い描いていた高校生活とは違い、
戸惑いながらのスタートとなりました。
様々な行事は開催を見合わせたり、始業式や終業式はリモートで開催したり、
みんなで集まる、一緒にしゃべりながらお昼ご飯を食べる、
そんな些細な日常もなかなか手の届かないところにありました。
それでも、2年生では研修旅行や体育祭、3年生では文化祭や球技大会も開催され、
開催できたことへの感謝や、級友たちと交わす笑顔に特別な喜びを感じることができました。
また、部活動や日々の授業の中で、普通の毎日を噛みしめながら過ごすことと、
その大切さに気づくこともできました。
どんな状況も腐らず、今を楽しんでイキイキと過ごす姿を後輩たちに見せ続けてくれた3年生の皆さん、
皆さんが刻んでくれた北嵯峨高校の3年間はこの時間を共有した者の心に残っていくでしょう。
ここで培ったしなやかでたくましい心を持って、力強く歩み出してください。
北嵯峨高校はいつまでも皆さんを応援しています。
素敵な3年間、本当にありがとう。
ご卒業おめでとうございます。