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学校紹介

 

新年度を迎え、新たな教職員チームを編成し、教育活動に取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

foodpic10028710.jpgさて、2月28日には256名の卒業生を送り出し、4月8日には276名の入学生を迎えます。多くの学校がある中で、本校を選んでいただいた卒業生の皆さん、在校生の皆さんに感謝の気持ちをお伝えいたしますとともに、高等学校教育の転換期にあって多くの期待を寄せていただいていることに、教職員一同、身の引き締まる思いです。

私が城陽高校で過ごした1年を終え、感じていることは二つです。一つは「いろいろな取り組みにこれだけ向き合えるならば、『伸びしろ(可能性)』はもっとあるはず」ということ。そしてもう一つは「自分を磨く場はたくさんある」ということです。さらに多くの「場」を提供するのが我々の課題でもあると自覚しており、新しい取り組みを予定しています。

今年度学校経営の重点として、

「授業において、生徒が『(面白さを)知る』『(理屈が)分かる』『(学びを)使う』『(考えを)伝える』ことを通し、知的好奇心や自己表現の基盤となる語彙力と、相手の言葉や文脈、その背景や全体の主旨等を理解する読解力を強化する。」

「諸活動において、生徒が『(全体像を)知る』『(方法が)分かる』『(環境を)整える』『(機会を)活かす』ことで、それまでの活動を改善し、学校生活を彩り豊かな生活の場とする。」ことを掲げています。

日々の学校生活の中で、勉強、部活動、行事、特別活動など、目の前のことに一生懸命取り組むこと。そこで得た深い経験こそが、今後の生き方の「芯」となると確信しています。

令和6年度同様に本校の教育活動を御理解、御協力いただきますよう、お願い申し上げます。

令和7年4月1日.     
京都府立城陽高等学校  
校長 小谷 栄二  

 

着任の御挨拶 2024/04/01 

 

 この度、京都府立城陽高等学校校長として着任いたしました、小谷栄二(こたに えいじ)と申します。よろしくお願いいたします。

 昭和47年4月に第1回入学式が挙行され、本校の歴史は始まりました。本年4月で53年目を迎えます。創立の精神である「知性を磨き 自らを律し たくましく行動する」を校是とし、新しい社会の形成者を育てることを目標に教育活動を行ってまいりました。卒業生は18,000人を超え、各界に有為の人材を多数輩出し、地域の発展とともに50年を超える歳月を積み重ねてきました。

 また、近年は創立60周年に向け『進化から深化へ』をスローガンに、本校の特色化を更に進め、時代や地域に求められる教育を進めているところであります。

 このような中、第18代校長として着任し、職責の重さを感じるとともに、「この学校に巡り会えた」という新鮮な気持ちを今味わっております。本校を卒業してゆく生徒の将来に貢献できる教育活動を展開していけるよう全力を尽くしてまいります。

 私は京都府の教員として平成4年度に採用され、府立高校7校と行政3機関、副校長1校を歴任してまいりました。学校の地域性や現状、教育課題の異なる学校を複数経験してきたことは、学校現場を運営する際に役立つ強みの一つではないかと考えています。

 私の目指す学校は、「新しい環境に適応する『進化』」と、「成功に向けた創意工夫を重ねる『深化』」を生徒も教職員もワクワクしながら楽しむ学校です。これを実現するのは容易なことではありません。特に、後者の深化は、「失敗→工夫→失敗→工夫→失敗→工夫→稀に成功(一瞬の充実感や達成感)」という経験が必要です。それは、楽しみながら繰り返し工夫できる「心の力」と、失敗しても粘り強く挑戦できる「場(学校)の力」が掛け算で作用してこそ、可能になることだからです。

しかし、その経験を一度味わえば、次の充実感を自ら求め、様々な課題に挑戦してくれると信じています。

生徒の皆さんがワクワクするような学校生活を送るために、管理職をはじめとする全ての教職員一人一人が「何ができるのか」「何をすべきなのか」を常に意識し、生徒の将来のために、精一杯努めてまいります。

 畑中前校長に引き続き、温かい御支援と御協力を賜りますようお願いいたします。

令和6年4月1日    
京都府立城陽高等学校 
校 長 小 谷 栄 二