学科案内

 2017/05/23 
 
 

 工学探究科の課題研究の取り組みで、地域創生班とエネルギー活用班が京田辺市のお茶について農政課の方に講義をしていただきました。学校の調理室で玉露の講義やお茶の入れ方などの講義の後、茶葉の生産工場へ伺い、緻密な温度管理をしながら茶葉の状況に合わせて乾燥させていく、様々な機械や茶畑を見学させていただきました。

 
 
 2017/05/15 
 
 

 5月15日(月)に2年工学探究科の「探究実習」で宇宙エレベーター競技会のワークショップを株式会社ナリカ様に実施していただきました。この競技会は宇宙ステーションから吊されたロープを登り、ピンポン玉を宇宙ステーションに置いてくるロボットを製作するというものです。ナリカ様には、競技会の概要を説明していただき、ロボット製作の方法とロボット制御のプログラムの組み方を教えていただきました。授業の最後には、ピンポン玉を運べるロボットが完成しました。

 今後の授業では、今回製作したロボットをベースとして、更なる改良を加えていきます。

 
 
 2017/05/15 
 
 

 5月15日(月)に2年工学探究科の「探究実習」でエッグドロップコンテストを実施しました。このコンテストは、3階から落とす生卵を、紙だけで作ったプロテクターで守るというものです。昨年5月の1年次にも同じコンテストを実施しており、その時は全16班中2班が黄身を守りきりました。今回は2度目のチャレンジとなります。昨年度の経験を活かし、全14班中6班が黄身を守れるプロテクターを製作できました。この結果により生徒自身が日々、成長していることを実感できたコンテストになりました。

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 2017/05/01 
 
 

 5月1日(月)に1年工学探究科・2年電気技術科を対象として、KTCの社員の方に来ていただき、工具取り扱い方に講習をしていただきました。

 講習会では、各工具の正しい取り扱い方や、よくやってしまう間違いなどを教えていただきました。また、安全教育では、整理・整頓・清掃・清潔・躾の「5S」を通して、仕事や作業の効率を高めるという、技術者としての心構えまで聞くことができました。

 
 
 2017/05/01 
 
 

 5月1日(月)に1年工学探究科の「工業技術基礎」でエッグドロップコンテストを実施しました。このコンテストは、3階から落とす生卵を、紙だけで作ったプロテクターで守るというものです。4時間という短い時間で製作しました。全16班の中で、見事3つの班が黄身を守れるプロテクターを作りました。

 
 
 2017/04/24 
 
 

 4月23日に工業4学科の中で大学進学を希望している生徒(1年生9名、2年生28名、3年生13名)が、金沢工業大学のオープンキャンパスに参加してきました。
 オープンキャンパスではキャンパスレストランでランチ体験をしたり、各自が大学構内を自由に周ったり、様々な学部・学科の説明を聞くことができました。また、金沢工業大学には学生が自由に工作機械を使える夢考房があり、学生達が実施している各プロジェクトにて、製作している作品の説明を受けることができました。
 このオープンキャンパスを通して、大学では何を学び、何を研究するのかを知り、これからの自分たちの進路に役立てるきっかけとなりました。

 
 
 2017/02/25 
 
 

 2月25日(土)に、工学探究科2年生が「探究実習」の授業で、5回20時間で取り組んだ「自ら設定した工業に関する課題」の成果として,下記の内容による発表会を実施しました。
1.Javaによるゲーム製作
2.機械加工
3.電子工作
4.自立型ロボットの製作
 Javaによるゲーム製作班はグループで分担してプログラムを作り、アナログ時計の表示、テトリスと同じドロップブロックゲームを製作しました。

 機械加工班では旋盤を使って、自分たちがこれまでにしたことのない加工技術を用いて、鉄や真鍮を切削し、一輪挿しとアクセサリーを製作しました。

 電子工作班では動かしたらチェッカーフラグが見える「エアーチェッカーフラグ」、明るさに応じて音量を変える「手トロンボーン」、風を受けたら様々な光り方をする「電子風鈴」、羊毛フェルトで動物の形を作り、その目にLEDライトを利用した「羊毛フェルトでふわピカ動物」の製作をしました。

 自立型ロボットの製作班では、ジャイロセンサーを用いて倒れないLEGOロボットの製作をしました。

 各班ともに、短い期間の中で自ら設定した課題が達成でき、来年度に取り組む課題研究につながる内容となりました。

 
 
 2017/02/22 
 
 

 このたび、日野自動車株式会社様より実習用ディーゼルエンジン(直列4気筒直接噴射式)1基を寄贈いただきました。

 贈呈式は日野自動車株式会社様、京都日野自動車株式会社様から多数ご参加いただき、本校自動車工場にて執り行いました。

 国家三級自動車整備士養成認定校である本校自動車科では、もちろんディーゼルエンジンを学ぶ実習を行っています。

 今回いただいたエンジンは、最新のディーゼルエンジンの仕組みや機能を学習するために、これから大いに活躍する教材です!目にした大きく新しいエンジンを前に、生徒たちは期待に目を輝かせていました。生徒たちにすばらしい贈り物を、本当にありがとうございました。

 
 
 2017/02/04 
 
 

 工学探究科では、自分の進路について考え、大学での学びについての知識を獲得する機会とすること、及び先端技術を体験し学びのフィールドを広げることを目的に、大学との連携授業を実施しています。
 2月4日(土)に、工学探究科2年生が「探究実習」の授業で、同志社大学 超音波エレクトロニクス研究室の特別講義で、超音波に関する講義を聞き、超音波による骨密度の測定を行いました。生徒たちは測定されたデータの見方を講師の先生に熱心に聞くなど、学びの機会を有効に活用していました。

 
 
 2017/01/31 
 
 

 3年生工業技術科技術探究コースで「校内 橋梁模型コンテスト」を実施しました。このコンテストは、新聞紙とボンドを合わせて100g以内で橋を作り、何kgの荷重に耐えられるかを競うものです。橋の構造を考える中で、力の加わり方による強度の違いや、材料の強さなどを体感的に学び、ものづくりを考える際に重要な設計と構造を考える授業となっています。

 今回はデッキトラス型の橋を設計したものが、3kgの荷重に耐え優勝しました。

 
 
 2017/01/27 
 
 

 平成29年1月27日(金)に1年生工業4科が黒澤正一教授(早稲田大学)によるCSR学習まとめ講義を聞き、CSR学習ファンレター表彰式を行いました。
 CSR学習とは、企業の社会的責任について学習することです。7月に企業を見学し「CSR活動(会社の人たちの仕事、努力、工夫)」を見つけて、その見つけた「CSR活動」から、"ファンレター"を書きました。その"ファンレター"を、CSR学習の講師や専門家が読まれて、優秀作品1点(1年7組 常盤優花さん)、佳作作品3点(1年6組 藤原恭雅くん、1年8組 中川拓巳くん、1年9組 徳田琉磨くん)が表彰されました。

 
 
 2017/01/26 
 
 

 平成29年1月26日(木)、工学探究科一年生40名が「工業技術基礎」の一環で、京田辺市企業見学へ行ってきました。京田辺市商工会工業部会、並びに京田辺市産業振興課の御協力をいただき、同志社大学連携型 起業家育成施設 D-egg 様 へ見学させていただきました。

 この施設には様々な会社が入居しており、D-egg様の支援を受けて起業した会社を見学させていただきました。株式会社シン・コーポレーション様では、高静水圧下で酵素と腐敗の話から、イワシが液状化する動画を見せていただき、また、実際にカップ容器へ5MPaの圧力を加える実験を通して、カップ容器が小さくなる様子などを見学させていただきました。普段、見ることができない高静水圧の世界を間近で見て触ることができ、高水圧で物が変化していく様子に、とても関心を持ったようでした。アイ'エムセップ株式会社様では、アンモニアを利用したエネルギーシステムについての研究や、溶融塩炭素めっき技術などを見学させていただきました。この最新技術に生徒達からの質問もあり、炭素めっきが通常の1割程度の費用で形成することができるなど、現在開発されている最新技術に生徒達も、とても感心をしていました。

 本日、御協力いただいた皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。

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 2017/01/20 

今年度、工業技術科3年生の課題研究の一貫で、食堂横に置いてあった古いベンチや廃材をもとに新しいベンチやテーブルを製作しました。途中うまくいかないこともありましたが、今まで学んだ知識を活用して何とか完成させることができました。

今回、製作したベンチ・テーブルを食堂横藤棚の下に設置しました。食事・会話を楽しんでもらえるテラス空間となっています。また、食堂からベンチまでの道には、足元が汚れないよう木材で作ったタイルを敷いてあります。

 
 
 
 
 2017/01/19 
 
 

3年生 工業技術科・自動車科では、1月19日(木)2,3,4限目の授業を利用して,3年生がこの1年間で取り組んできた「課題研究」の成果として,下記の内容による発表会を実施しました。

1.エコデンカーの製作+災害探査ロボット
2.モーター三輪自転車
3.植物栽培用LED照明装置の製作(京都フロンティア校支援事業)
4.自然エネルギー発電
5.省エネルギーと地域連携
6.自動ホワイトボード消し
7.おもしろ自転車の製作
8.ピッチングマシンの製作
9.空飛ぶ車いす
10.実習用エンジンの製作&自動車のレストア
11.食堂横の荒れ地テラス計画
12工事担任者DD3種攻略本作成 電気工事士1種

 発表では「試走したとき歩くスピードより遅くて、どうしたら速く走るのかを考えて工夫した。(モーター三輪自転車)」「アーム軸は電線管ではすぐに曲がるのでガス管を用いた。(ピッチングマシンの製作)」、「電気班(ソフト班)と機械班(ハード班)に分かれて作業して、協調性の向上に繋がった。(自動ホワイトボード消し)」などの内容だけでなく、工夫や苦労した点、成果を発表してくれました。

 感想では、「初めは単純な作業だと思っていたが、想像以上に困難が多かった。(自動ホワイトボード消し)」、「三年間の技術を全て生かし、出来ないことが出来るようになっていたことを実感できた。(実習用エンジンの製作&自動車のレストア)」、「この学校に何か残せるモノを作れてよかった(食堂横の荒れ地テラス計画)」などがありました。

 発表会には、保護者や地域の方々など多くの方に参観して頂きました。

 また、工業科の2年生も発表を聞き、来年度に取り組む課題研究の参考になりました。

 

 
 
 2016/12/15 
 
 

 1年工学探究科の工業技術基礎では、工学探究チャレンジとして「校内 橋梁模型コンテスト」を実施しました。このコンテストは、新聞紙とボンドを合わせて100g以内で橋を作り、何kgの荷重に耐えられるかを競うものです。橋の構造を考える中で、力の加わり方による強度の違いや、材料の強さなどを体感的に学び、ものづくりを考える際に重要な設計と構造を考える授業となっています。

 今回はデッキトラス型の橋を設計したものが、4.1kgの荷重に耐え優勝しました。

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 2016/12/02 
 
 

 11月30日(水)に工学探究科2年生の実習の授業で「dyson問題解決ワークショップ」を行いました。
 まずはじめに一般財団法人 ジェームズダイソン財団の講師による身近な工業製品を見つめ、生活の中にある問題解決や技術の意味についての講義を聞きました。
 その後に、グループで日常生活の中の問題に対してのエンジニアの視点から解決策を考え、試作品を製作して発表しました。
 生徒たちは、楽しく積極的に取り組むことができ、問題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力その他の能力をはぐくむことができました。

 
 
 2016/11/21 
 
 

 工学探究科では、理工系進学を目指し、将来の技術者として問題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことを目的に、11月21日(月)に2年生の実習の授業で「dyson問題解決ワークショップ」を行いました。

 1,2時間目は、掃除機の分解・組立をして、内部の構造や空気の流れ、デザインについて学びました。それによって生徒がエンジニアリング、問題解決の重要さについて理解し、技術への関心をより高めることができました。

 3,4時間目は、生活の中での問題を見つけ、グループ内で問題を再確認し、エンジニアの視点から問題解決策の決定と試作品のスケッチを行いました。

 生徒たちは、楽しく積極的に取り組むことができ、身近なものに使われている技術やデザイン、エンジニアについて興味・関心を高めることができました。

 11月30日(水)に一般財団法人 ジェームズダイソン財団の講師によるエンジニアリングに関する講義を予定しています。

 
 
 2016/11/15 
 
 

 工学探究科では、大学へ出向き工業に関する内容の講義を受講し、大学の施設や先端技術の一端を見学することにより、今後の学習と進路に役立てることを目的に「高大連携」を行っています。奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)への見学会は、その一環として実施しました。NAISTでは、最先端のロボットと、それを支えるセンサー類や制御プログラム、人工知能による試行錯誤の様子などを見学し、今後の科学技術の発展に様々な可能性を感じることができたようでした。なお、この事業は、京都田辺ロータリークラブの皆さんのお力添えで実現しました。ありがとうございました。

~生徒感想~

 いつか自分も、何かの役に立つような機械を作れるように勉強をしようと思いました。

 

 XBOXのゲームのキネクトを使って空間を認識させるとは思いもしなかったし、輪ゴムを2回縛る際には、3つのキネクトを使用して死角を消すと話されたときは、なるほどと思いました。

 

 すごい勢いでロボットが進化をしていて、少し怖さを感じました。もっと進化をしていけば、すごく便利になるので自分でもロボットの製作に関わりたいと思いました。

 
 
 2016/11/09 
 
 

 工学探究科・機械技術科では、最先端で高度な技術を見ることと、体験することを目的に、現在建設中の新名神高速道路(城陽~八幡間)の現場見学に行きました。普段、見ることがないアスファルトを敷く前の道路を見学し、様々な建設技術に触れることで良い刺激となりました。この経験を今後の学習や、進路に活用していきたいと思います。

8821.jpg城陽JCT工事現場/木津川架橋工事現場

 
 
 2016/10/24 
 
 

10月16日(日)に同志社中学校にて、第4回宇宙エレベーターロボット競技会関西大会が行われました。

 競技は、レゴ・マインドストームで組み立てたロボットにピンポン玉を載せ、制限時間内にどれだけステーションに登っていって運ぶことができるかを競うものです。

 本校の工学探究科2年生の1チーム3人が出場し、24ポイントを獲得し、同点優勝となりました。

 生徒たちは、試行錯誤を重ねた努力の成果が出せて、とても喜んでいました。

 この取組を通して、知識や技術の習得だけでなく、自ら考え行動する力やコミュニケーション能力、協調性などを多くのことを身に付けることができました。この経験を活かして、今後の人生のステップアップに役立つと考えております。

es.jpg10月24日(月)正式に賞状が届きました。