8月3日~4日の日程でポリテクセンター名古屋港(愛知県名古屋市)で第12回若年者ものづくり競技大会(主催:厚労省、中央職業能力開発協会)が行われました。
この大会は短大、専門学校、高等技術専門校、高校等に通う20歳以下の若年技術者が対象の全国大会です。近畿地区代表選手として、自動車科3年生の山中航大くん(木津南中)が出場しました。
6つの課題(各課題35分でブレーキ点検整備、エンジン故障診断、電気装置故障診断などがある)が行われ、真夏の工場内で選手達は汗だくになりながら、白熱した競技を繰り広げました。
結果は、短大、専門学校等の年上の選手が出場するなかでも、敢闘賞(4位)を受賞することができました。
自動車科ではこの全国大会に過去5回出場し、出場した生徒達は敢闘賞2回、銅メダル(3位)1回の功績を残しています。
機械工学の基礎の上に、自動車の構造・設計・製作・整備試験などの実際を学び、将来の自動車製造工業や整備工業はもちろんのこと、自動車工業方面から機械工業全般にも進出できる機械技術者を育成しています。
本校自動車科は、国土交通大臣から自動車整備士第1種養成施設(3級ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・シャシ整備士)としての指定を受けており、課程を修了すると国家試験の受験資格が得られます。(実技試験が免除され、各学科試験が受験可)
また、自動車実習工場は普通・小型自動車分解整備事業等の陸運局認証工場になっています。
本校では、普通科・工業に関する専門学科ともに資格取得を積極的に行っています。各試験の対策講習会を開催し、ていねいな指導で頑張るみんなをサポートしています。資格を持つことは専門知識を深めるとともに、就職や進学に有利になります。
過去の取得実績
◆3級自動車整備士(ガソリンエンジン・シャシ・ディーゼルエンジン)
◆低圧電気取り扱い作業に関する特別教育講習(ハイブリッドカー講習)
◆技能検定(内燃機関組立、旋盤、機械保全など)
◆内燃機関組立2級(高校生初)・旋盤2級(京都府初)
◆危険物取扱者
◆ガス溶接技能講習
◆アーク溶接特別教育
◆二級ボイラー技士
◆基礎製図検定
◆機械製図検定
◆計算技術検定
◆情報技術検定
◆英語検定
◆漢字検定
その他の検定も生徒の希望状況に応じて実施し、生徒のやる気を応援します。