2016年12月19日
 
 
 

 12月11日(日)から16日(金)の日程で、オーストラリア・クィーンズランド州の高校生11名と引率教員2名が南陽高校にやって来ました。これはクィーンズランド州が主催するSTEMプログラムの研修で、STEMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工業)、Mathematics(数学)を意味します。オーストラリア州立高校で理科系科目と日本語を学習し、その中で優秀な成績を修めている生徒が参加するプログラムということで、どの生徒も日本に関心を持ち、日本語を使って積極的にコミュニケーションを取ろうという前向きな姿勢を持っていました。

1日目

 12月4日(日)に来日してから10日(土)まで広島で研修を行い、新幹線で京都に移動して南陽生の各家庭でホームステイを開始しました。南陽高校でホームステイの受け入れをするのは初めてでしたが、どの家庭も留学生の到着を心待ちにして京都駅で出迎えました。

2日目

 留学生はホストファミリーの生徒と一緒に南陽高校に登校しました。各家庭で手作りのお弁当を持参させてもらい、2年の各クラスで、この日のために用意したホームルーム活動から7限まで一緒に授業を受けました。昼休みには、書道部が中庭パフォーマンスを披露しました。5限は、サイエンスリサーチ科の2年生と一緒に、数学の協同学習を実施しました。放課後は剣道、美術、バレーボールなど部活動に参加しました。

3日目

 1限目から昨日同様、2年生と一緒に授業を受けました。放課後は、南陽生と留学生が一緒に、オーストラリアの引率教員の先生から、オーストラリアのクッキー作りを教わりました。

4日目 

 留学生は、南陽高校を離れてサイエンス関連企業訪問に出かけました。島津製作所とオムロン京阪奈研究所を訪れ、最先端の科学技術施設を見学しました。合間には金閣寺を訪れ、京都観光を楽しみました。

5日目

 この日から1年生徒の交流でした。各クラスのホームルーム活動では、ドッヂボールをしたり、日本のゲームをしたりして留学生と交流しました。その後留学生は奈良へ観光に出かけました。東大寺や奈良公園へ行って、それぞれ楽しい思い出を写真に残していました。

6日目

 南陽高校最終日は、留学生はスーツケースを持って登校しました。1年生の各ホームルームで南陽生と一緒に授業を受け、サイエンスリサーチ科の1年生とは、一緒に理科の協同学習を実施しました。放課後は送別会で記念写真を撮ったり、抱き合ったりして、涙を流して別れを惜しむ姿が見られました。ホストファミリーの保護者の方も留学生の見送りに来校してくださり、バスが南陽高校の門を出るまで、お互いにずっと手を振って別れました。

 
 
 2016年11月16日
 

10月31日に中国杭州市から28名の中国高校生が南陽高校を訪問し、1・2年の各クラスで日中の友好を深めました。

11時前に到着後、

  歓迎レセプション→LHR(ロングホームルーム)→昼食→5・6限授業→清掃→7限授業→文化交流会 のスケジュールで、

 長い時間を本校生徒と共に過ごす事が出来ました。LHRでは各クラスが趣向を凝らして歓迎し、授業では中国高校生と共に学びました。交流会では茶道と華道を事前に学んでいた生徒が、自国の文化を英語や身振り手振りで工夫して伝えました。最後には、中国の高校生からの踊りや楽器演奏、即興書道などのパフォーマンスを見せていただきました。

 どの瞬間も生徒の笑顔が多く見られ、中国・日本双方の生徒にとって実り多い時間となりました。実際に会って話をしてお互いの理解を深めていくことの重要性を学ぶことが、グローバル人材の育成の基礎となることを確信する一日でした。

 今後も本校の生徒がこのような交流を通して成長する機会に恵まれますように、学校全体で取り組んで参ります。

 

 

 

 
 
 
 
 2016年09月27日
 
 
 

 夏休みに留学や国際交流プログラムに参加した20人が、お互いの経験について情報交換をしました。一緒に昼食を食べながら、それぞれが撮ってきた写真を見て、自分の経験について語ったり、他の生徒に質問をしたりと、有意義な交流会になりました。

今後は、自分の経験を伝えていくために、国際交流チームとして校内外の広報活動等に参加します。10月1日(土)のオープンキャンパスでは、中学生向けに国際交流体験を伝えるポスター掲示や、個別相談会を実施します。ぜひ国際交流ブースへお立ち寄りください。