2017年07月10日
 
 
 

名前 : 横山 怜

留学先 : アイルランド

期間 : 平成28年8月~平成29年6月(約10カ月)

 留学の主な目的は、アイルランドという英語圏を選んだこともあり、英語の習熟でした。しかし約10ヶ月ですが、こちらとは全く違う環境で日々を過ごして得たものは、英語のスキルだけではなかったと確信しています。それは異文化の理解や新しい体験をしたことです。その中でも、文化が違うからこそ日本人とは確かに違う考え方を持った人々と触れ合えたことが、一際僕に影響を及ぼした経験だったと思います。僕がそういう体験をできたのは、寮生活をしていたからです。寮生活という見知らぬ人々と暮らす生活は、最初の頃は非常に緊張しましたが、共に暮らすおかげでお互いについてより深く理解出来るようになりました。寮にはドイツやスペインなど他の国から留学に来た生徒が多く、話していると国ごとの生徒達の考え方、感じ方の違いがよくわかりました。僕自身、彼らと触れて少なからず影響を受け、きっと相手にも何か影響を与えたと思います。やはり留学の意義の一つには、根底的に違う考え方を理解し、よく知るということがあるのではないでしょうか。

 日本にはない授業を経験する機会にも恵まれました。様々なコンピューターソフトの習熟や、プレゼンテーション、職場体験などです。中でも僕が最も面白いと感じたのは、Dance for Life という癌患者の療養施設のための基金集めを目的とした企画です。この企画では、僕ら生徒が主体的に立案し実行しました。例えば、アイルランドの国全体のイベントで、癌に関する問題について発表したり、ペアでダンスを習い、公演したりすることで基金を集めました。生徒が主体的に動く点は文化祭などと同じですが、癌患者のため、他の誰かのために協力して主体的に動くという意味で、本当に良い経験になりました。

 留学期間中、日本の勉強が抜けてしまうのは心配なことですが、それに見合う価値を見つけることはできると思います。