特設ページ峰校生 応援ページ

学校再開にあたり 峰高生の皆さんへ

 
 今月25日(月)からの再開が決定されました。残念ながら私たちを翻弄し続け、社会に深刻なダメージを与えている、新型コロナウイルス感染症が完全に収束しての再開ではありません。全国に拡大した緊急事態宣言の対象地域の解除が始まり、特定警戒都道府県に指定された京都府においても、府民の自粛等への理解・協力により新規感染者数が低く抑えられているという状況があります。このような中での再開に向けての動きとなります。
 とりわけ北部地域は、新たな感染者も出ていないという状況を踏まえ南部地域に先行する形で、学校における感染及び感染拡大のリスクを可能な限り低減しながら、段階的な教育活動の再開により、皆さんにとって大切な「学びの保障」に努めることになります。再開後は休業中の学習課題の確認をはじめとして、希望進路実現に向けた学習が本格化し、やがて諸行事への取組や部活動も条件付きで徐々に始まっていくものと思います。二兎も三兎も全力で追い続けるという、忙しいですが充実した峰高生らしい日々が戻って来ると思います。
 しかしながら、今後は3密(密閉・密集・密接)を絶対に避けること、マスクの着用、咳エチケットの励行や他人の物や共用部分にむやみに触らないことを基本として、皆さんには接触感染、飛沫感染によるリスクを最小化する、互いに濃厚接触者にならないための、新たな行動様式での学校生活を送ることが求められます。
 例えば、近距離かつ正面での会話を回避する。他人の物や共用部分にはむやみに触らないこと・・・。今までの行動に大きな変容を求めるものになります。そこには今までの楽しかった行動や時間に制限がかかるという不自由さとともに、大きな痛みも伴うものになります。皆さんには、峰高生そして地域社会の一員として、この新たな試練をしっかりと受け止めて、そして乗り越えてくれることを心より期待したく思います。
 
 また、改めての話になりますが、新型コロナウイルス感染症は、「3つの感染症」と言われています。第1は「病気」そのものの感染、第2は「不安」の感染、そして第3は「差別」の感染です。この感染症の怖さは、病気が不安を呼び、不安が差別を生み、差別が更なる病気の拡散に繋がることです。感染者、濃厚接触者、医療従事者、社会機能の維持にあたる方々や、その家族に対する偏見に基づく差別は許されません。
 皆さんには、差別や偏見のもととなる「不安」を解消するためにも、正しい情報(公的機関が提供する情報)を得ること、SNS上や噂話などの悪い情報ばかりに目を向けないこと、そして差別的な言動には決して同調しないことが大切です。このような意味では新型コロナウイルス感染症との対決は、自らの「心」との対決でもあります。「正しく恐れることが大切である」、「人間の弱い『心』が作り出す『鬼』を退治する」こんなことも忘れないで欲しく思います。
 今、4月20日に開設した臨時休業期間中の皆さんへの応援ページは、22日を最後に閉じ、学校再開後は教室、体育館、グラウンド、廊下、中庭、校門・・・、あらゆる場で直に私たちは皆さんを応援し続けます。そして今、私たちは2つのことを心より願いたく思います。1つ目は応援ページが皆さんに少しでも元気を与えることができていたなら幸いであること。2つ目は感染症が収束・終息に向かい応援ページが再開されることが決してないことも、皆さんと切に願いたく思います。
 私たちは、いつも皆さん側(そば)にいます。そして私たちは、皆さんとともに進んでいきます。安心してください。
   令和2年5月18日
                               校長 長島 雅彦  


 

保護者の皆様へ

 

 5月25日、学校が再開されました。約1ヶ月にも及んだ2回目の臨時休業をようやく終えることができました。この間、保護者の皆様におかれましては、御家庭での学習指導、生活・健康管理など・・・様々な面でお世話になりましたことを、心より感謝を申し上げます。
 今後、学校では国や府の指針に基づく感染予防対策に努めながら、教育活動を進めてまいります。引き続きの御理解・御支援をよろしくお願いいたします。

※SHR(5月25日)での「校長から生徒へのメッセージ.PDF」、指導資料「新たな行動様式.PDF」を御覧ください。

 

特設ページについて

 

 4月20日に開設したこの特設ページも今回の投稿が最後になります。毎日更新することをささやかな目標にし、ここまでたくさんの先生にお言葉を頂いてきました。まだまだ紹介できていない原稿もたくさんありますが、多くの先生方から集まった原稿の一部をここに紹介させていただきます。

「君が何者であるかは、君の持っている能力ではなく、君の選択によって決まるんだよ」ハリーポッターより
林 直宏

学校が再開し、皆さんに再会するのを楽しみにしています。
希望進路の実現に向けて全力で皆さんをサポートします!
進路指導部

勇往邁進(ゆうおうまいしん)...恐れずに進め!
機械創造科 土本圭一

抗えない事態にも柔軟に対応する峰高生、本当にすごい。
教務部

パン生地が寝るZzz!?、びっくり水(◎-◎;)!!、おとし蓋、・・・世の中、不思議がいっぱい。
シュークリーム

わからないと叫ぶのは人間だけ。これほど知的な鳴き声は、他にない。
第一学年部

戦国時代の武将、山中鹿之助は「七難八苦を我に与えたまえ」と月に祈ったそうです。
人生は起こった出来事をどう受け止めるかという解釈力にかかっています。
謎のフランス人

星を介して友を思う。離れていてもつながっている。 

知性と連帯でポストコロナへの視座を持つ。
保健体育科 細川

ピンチイズチャンス❗️
宮木

人生において最も大切な時 それは いつも 今。
美術 さかね

可能性はゼロじゃない!夢に向かって走れ!!
Chiemin

暗いニュースばかり。そこから離れて本の世界に浸る楽しさを覚えました。
保健部

家の前にあるやっかいな蜂の巣。蜂がいなければこの世界はどうなっただろう。
結局、巣は取り除きます。

投稿を楽しみにしていただいた皆様
おつきあいいただきましてありがとうございました。

特設ページ担当者

 

コロナに負けるな 応援リレーメッセージについて

 

 4月20日からスタートしたこの応援メッセージですが、学校再開を区切りとして、明日5月22日をもっていったん連載を閉じたいと思います。明日は、これで終わりではないコロナウイルスへの対応に向けて、多くの先生方の皆さんへのエールをショートメッセージ集として発信します。メッセージを送り生徒の皆さんを励ましてくれた投稿者、メッセージを受け取ってくれた生徒の皆さん、この企画を温かく見守って支えてくださった方々に改めて感謝します。
 コロナに負けるな!頑張れ、峰高生!

 このコーナーに関して寄せられた声をいくつか紹介いたします。

先生方の人柄が出ており、読みながら顔が思い浮かび、楽しく読めました。
 他校ではこのような取組が行われていることは少なく、峰高生にいくらかのエネルギーを与えられたと思います。

御苦労様です。良い取組かと思います。
おかげさまで、有意義な情報発信の機会を得ることができました。
この企画、PTAからの反響もありました!
気軽な記事ということで寄稿させていただきました。ほっこりしていただければ幸いです。

 

芸術とは。

 

美術科の坂根です。

もうすぐ学校が再開されますね。皆さんは今、どんな気持ちでしょうか?
「なんでもない日常」が送れることがなによりの幸せであると身をもって痛感したのではないでしょうか。

この世界に生きる誰もが経験したことのない事態に、世界中の人が戸惑い、
不安を抱えました。不安な気持ちは人の心から余裕を奪います。

そんな中、「音楽」や「アート」はひとの心を癒やしたり、勇気が湧いたり、
明るい気持ちになるものなのだな、と強く感じる日々でした。

世界のひとが外出自粛を求められる中で、世界中のアーティストが音楽を配信したり、アートで人々を励まそうという動きがありました。

芸術には言葉の壁がありません。言葉は分からなくても時代や時間を超えて感情は伝わり、ひとの心を動かします。
まさにそれを体感することができました。

どんな状況であっても、困難な状況な時にこそ、希望の光は失わない。
そんなときだからこそ、気持ちの余裕を持ち、芸術に触れる。

当たり前に学校で美術の授業ができる日常がはやく訪れて欲しい、
そしてそれがずっと続いて欲しい。

そんなことを願う日々です。

みなさんと美術室で会えることを楽しみしています!

【課題、はりきってがんばってください!!】

 

折り紙

 

「時間はあるけど、勉強する気にならない、はかどらない」「寝てしまう」「ゲームをしてしまう」
こんな言葉を、フォームズで見かけます。そんな時は、『折り紙』 
作り方の本(はじめての多面体おりがみ日本ヴォーグ社 正多面体スケルトン)を見ながら作成。
ペーパークラフトを郵送します。下記の表(数学A教科書@111練習38)を完成してみよう。

 
 

数学A 第2章 第2節 空間図形 ~多面体~

 

記号は,それぞれの単語:頂点(Vertex), 辺(Edge), 面(Face)

 


【問 題】  凸多面体の頂点V、辺の数E、面の数Fの関係式を見つけてみよう。


【覚え方】
「2つ足して1つ引く」
どの2つを足すのか忘れやすいので,そのときには正四面体でチェック。

 

小さな発見

 

 最近の日課となった朝夕のウォーキング。当たり前のことだが、今まで気にもしなかったこと、考えもしなかったこと・・・。そんな小さな発見が思う以上にあります。
 その一つが、草木の「緑」、「緑色」の豊かさを改めて感じたことでした。今まさに新緑の季節であるからか、本当に沢山の「緑」があります。薄い、若い、新しい「緑」から濃い、常の「緑」まで・・・。そんな緑のグラデーションに、ちょっとした感動を味わいながら、ウォーキングを楽しんでいます。
 そしてあるときに「緑色」の漢字を調べてみました。「黄緑」、「薄緑」、「若緑」、「浅緑」、「早緑」、「青緑」、「深緑」、「濃緑」・・・。あ、漢字でもグラデーションができました(笑)。
 皆さん、今の限られた日常の中で、小さな発見ができていますか?

 

しなひ長く、色濃き、いとめでたし

 

「しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし。」(枕草子)
 清少納言が「花房がしなやかに長く垂れ、色濃く咲いているのが美しい」と言った花は?

 
それは「藤」です。このあたりの野山では今の季節、藤と桐が咲き誇っています。

 

 この両者、色合いがよく似ていて、場所によっては斜面を紫色で覆って支配しています。紫は高貴な色とも言われ、私はどちらも好きな花です。

 瓶(かめ)にさす 藤の花ぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり    子規

 

正岡子規


 という短歌があって、そのとおり山で藤を取って花瓶に立ててみるのですが、決して美しいとは思えません。今は亡きある女性がよく「山の藤は採って挿しても決して美しくない」と言っておられたのを思い出します。
 「置かれた場所で咲きなさい。」(渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』より)
 花の美しさは場所、季節、時間に加えて見る者の心のあり方も関係するようです。今できる場所で今できることを精いっぱいやって、きっと美しい花を咲かせてください。
 がんばれ峰高生!
              総務企画部 皿木 邦武

  もうすぐ紫陽花の季節です。「紫陽花」さて何と読むでしょう?
  今日は紫、明日は何色?

 

大切にしたい日常

 

 連日、先生方の楽しいメッセージが続いていますが、私の話は楽しい話ではないですが読んでください。私は、苦しいときに脳裏に浮かぶ2つのシーンがあります。一つは、高校時代にやっていた野球のノックシーン、体力的に苦しくなると朝方の夢に、倒れそうになりながら右に左に白球へ飛びつく自分の姿がでてきます。そして、もう一つが今からお話しするシーンです。

 高校野球の指導者を目指していた私は、ティモンディで最近耳にすることが多い済美高校野球部の初代監督である上甲監督に憧れて、済美高校がある愛媛県の大学に進学しました。しかし、大学に入った私は、硬式野球部に在籍するでもなく、たまに高校野球を見に球場に足を運ぶだけの平穏な毎日を淡々と繰り返す大学生活を過ごしました。理学部に在籍した私は4回生になり卒業研究のために生態学ゼミに所属しました。そこで、研究の指導をしてもらうことになった大学院の先輩は私と同じ教員を目指す人でした。プロ野球のスカウトを親戚に持つ先輩とは数日で意気投合し、数千万円もする高価な分析機械を扱う緊張する研究でしたが楽しく1か月を過ごしました。

 5月になり、先輩は海の研究をするためにスキューバダイビングの免許を取りに海洋研究所へ数週間行くことになりました。先輩は大学から離れた海洋研究所に行く前日、機械のメンテナンスを私に頼むと満面の笑みで研究室を後にしました。その二日後、前日遅くまで分析研究していた私は、昼頃に大学に行きました。そこで、私は先輩が海で溺れて病院に運ばれたことを知りました。急いで、研究室の仲間と車を飛ばして病院向かった私が見た光景は、病院の地下霊安室に真っ白で穏やかな顔をした先輩の姿でした。先輩が亡くなったことを受け入れられない私は、研究室のソファーでボーとしながら数週間を過ごしました。そして、私の中で固まった決意は、大学院に行って研究を次の後輩につなげること、もう一つは、先輩がそうなったであろう生徒に多くのことを伝えることができる教員になるということでした。そのために必要なことは、これまでのように毎日を淡々と過ごすのではなく、平穏な毎日を、先輩が過ごせたであろう毎日を大切にしていくこと。それ以降、精神的に苦しいことがあると、先輩の笑顔と霊安室での先輩の姿が浮かび、絶対に負けるかという気持ちに何度となくなりました。

 ここのところの臨時休業中、久しぶりに先輩の姿が浮かんできました。皆さんにとって、先の見えない毎日が続いていると思います。しかし、生きていれば平穏な日常は必ず戻ってくるはずです。私たちは、生き続けたくてもそれが叶わなかった人たちの分まで、平穏な日常を大切にしていくべきだと思います。今は、決して平穏な日常ではありません。不安や先のことを考えると気が滅入ってしまうこともあると思います。しかし、やってくる平穏な日常を満喫するため、今いるそれぞれの場での毎日を大切にしていきましょう。 副校長 

 

ものづくりの日々

 

 今日(13日)の午前中は,1年生の登校日でした。久しぶりに1年生に会うことができました。マスク越しではありますが,表情を見ながら少し会話をしただけで,何とも言えない心地よい気持ちになれました。やっぱり生徒と共に実習や授業に取り組みたいですね。
 さて,そんな悶々とした気持ちの工業科教員一同ですが,生徒と共にものづくりに励みたい衝動を抑えつつ,粛々とものづくりの準備に励んでおります。みなさんも,あともう少し辛抱してくださいね。われわれも近々みなさんと会えることを信じて,待っております。

 

丹後弁講座

 

第1学年は、京丹後、与謝、宮津、伊根など12中学の卒業生が集まった。担任団も京丹後、綾部、宮津など広範囲から通勤(在宅勤務)している。例年、丹後以外から峰山高校に登校し、ちょっとした言葉に文化の違いを感じる頃である。そこで、少し丹後弁講座開催。

今の状態 「がりゃー わや」「がりゃー わや だぁやぁ~(語尾はのびる)」
標準語訳 「とても 大変!!!」「とても、とっても 大変な状況ですね」
すごい < ものすごい < がりゃー   比較級の最上級です。

街で見かけた丹後弁①

 

使用例 
「何を売っているのですか?」
なんなっと
(何でもあるよ。
ここにあるものなら、どれでも買っていってね)

街で見かけた丹後弁②

 

使用例
「あのラーメン屋 どこにあるの?」
ここらじ』」(この辺り)

街で見かけた丹後弁③

使用例
「よその違う所で食べる?」
しゃっても ココ!!』
 (絶対に、どうしても ここで食べる!!)

    発音は、峰山高校 英語科 井上先生が抜群!!

アイデアのあるネーミング・・・
          (写真掲載許可 ありがとうございました。)

さて、峰高祭のテーマ
 平成29年度 第69回「百花繚乱 ~咲き誇れ 僕らの魂~」 
 平成30年度第70回「永劫回帰 ~瞬間を生きろ~」 
 令和元年度 第71回「一期一笑 ~今を全力で~」 

今年度は、なんだろう????
              第一学年部 笠井 昭宏

 

考える時間

 

 峰高生の皆さん、お元気ですか?
 今ほど「当たり前」が幸せなことだと思わされる時はありません。
 時に孤独が胸に迫ることもあります。
 しかし、今まで目に止まらなかったものを静かに見つめることもできます。
 実際に目に見えるもの見えないものも。

 地球市民、ということが言われるようになって久しいですが、今ほどこの言葉を実感として感じることはありません。まさに一蓮托生の運命共同体として生きているのですね。

 さて、知識を得て、それをもとに思考を巡らし、物事を解決したり、新しい発想を得る訳ですが、この「蓄積」「熟成」「発酵」の関係の好例があります。まさに今の状況と似ています。

ウィキペディアの記述です。
  ペスト流行による故郷での長期休暇と三大業績
 ニュートンは一人で思索を巡らす時間を得た。学位を取得したころ、ロンドンではペストが大流行しており(ペストは以前14世紀にヨーロッパの人口の3分の1以上を死亡させたほどの恐ろしい病気だった。ニュートンが学生のときのそれは数度目の襲来であった)、この影響でケンブリッジ大学も閉鎖されることになり、1665年から1666年にかけて2度、ニュートンはカレッジで彼がしなければならなかった雑事から解放され、故郷のウールスソープへと戻り、カレッジですでに得ていた着想について自由に思考する時間を得た。また1664年、つまりペストで疎開する前に奨学生の試験に合格して奨学金を得ていたことも、故郷で落ち着いてじっくりと思索するのに役立った。こうしてニュートンは故郷での休暇中に、「流率法((Method of Fluxions))と彼が呼ぶもの(将来「微分積分学」と呼ばれることになる分野)や、プリズムでの分光の実験(『光学』)、万有引力の着想などに没頭することができたのである。「ニュートンの三大業績」とされるものは、いずれもペスト禍を逃れて故郷の田舎に戻っていた18か月間の休暇中になしとげたことであり、すべて25歳ごろまでになされたものである結局、このわずか1年半ほどの期間にニュートンの主要な業績の発見および証明がなされているため、この期間のことは「驚異の諸年」とも、「創造的休暇」とも呼ばれている。
     

 

 万有引力の法則に関して、古い伝記などでは「庭にあるリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を思いついた」とするものが多かったが、基本的にウールスソープ滞在当時の文書記録や物証があるわけではなく、はるか後に(ロバート・フックと、万有引力に関して先取権争いのいざこざも生じたあとに)そうだった、とニュートンが知人や親類などに語った話などがもとになって流布した話にすぎない。

 よく言われる言葉ですが、「ピンチ」を「チャンス」に変えたいですね。
                                   

 

落とし物

 
校内巡視していると自転車小屋に
なんと!自転車のベルが落ちていました
大変!!ベルがなくて困っている人いますか-!!
心当たりのある人は生徒指導部まで
 

この言葉・・・

 

 女バスの横断幕です。皆さんはどこに掲げられているかは、知っていますね。
 今、この言葉を噛みしめています・・・

 

滝です

 

 皆さん元気ですか?
 課題が大変でしょうが、体力も落とさないように!

 一年生国語総合「水の東西」(山崎正和)の教材研究になると思い立ち、ウォーキングをかねて網野町の「霜降りの滝」を訪れました。駐車場から350m遊歩道を歩くとこの滝があります。
          
 滝が近づくにつれ流れ落ちる音が大きく聞こえ昂揚感も高まり、滝の景観が視界に開けると、何とも言えない爽快感を味わうことができました。筆者が本文の中で述べている「思想以前の感性」はこういうものでしょうか。
 スポーツをしていると頭ではわかっていても、なかなかうまくいかないことを体験します。文章の理解にもそういう部分があるような気がします。
 コロナが収束したら、皆さんにはいろいろな実体験をとおして、芯のある「太い」人に成長してほしい。

 がんばれ峰高生!
           総務企画部  皿木 邦武

  「鹿おどし」も動画などでチェックしてみては。

 

シュークリーム

 

3日に一度の買い物。デマが流れてトイレットペーパーがスーパーから無くなった。
そして、stay home.強力粉、中力粉が品薄に、

 

小、中学生の頃、「マドレーヌ」をマスターした私は、
次に「シュークリーム」に挑戦した。
解説動画はない。レシピ本のみ。レシピには、不可解な言葉がある。
「メレンゲを角が立つくらいに泡立てる」
 かく、つの、かど???何っ!?   後に、これを応用して卵焼きにしたら焦げた。
「バターを塗った天板にシュー生地をしぼる」
しぼる、しぼる、しぼる!?

 

"数学 家庭科は、知性 生活力を磨く勉強です。想像力を刺激する勉強です。"
"しぼる"といえば、"ぞうきん"をしぼる。このシュー生地はしぼれない
理解できない私は、わからないままバターを塗った天板の上にスプーンでシュー生地をおいた。
生地がゆるかった・・・
スプーンで置いたゆるいシュー生地は1つになった。クッキングシートも知らなかった。
シュー生地の間隔も狭かった。そして、焼き上がった。
オーブンを開けると、大きな底が抜けた焼けたシュークリームの皮≒「ヘルメット」が1個

10年後、クッキングシートの存在をCMで知り、"しぼる"を理解して「シュークリーム」を克服。
 スタディサプリの利用。解答解説や参考書で不可解な言葉が出てきたときは動画解説を見るべし。
時間をかけて学習したこと、苦労したことは忘れないものである。
40年昔の事も覚えている。

数学科
笠井 昭宏

 

身近なものでリフレッシュ

 
いきなりですが、この機会に自然に目を向けてみてはどうでしょう
ただいま季節は芽生えの春 色々な花を見て気分リフレッシュ!!
家の近所を散歩したら新たな発見があるかも(もちろんマスクつけてね)
心身ともに健康であれ
 

皆さん、何かを始めていますか?

 

 私たちも3班体制での勤務に就いています。在宅勤務の日は運動不足になってしまうので、私は早朝1時間、夕方30分のウォーキングを始めました。そんなある日、嬉しいことにコウノトリに出会いました。凜とした姿に思わず・・・。
 皆さんも運動不足の解消に、生活リズムを守るために、何かを始めていますか?

 

つれづれなるままに...

 

みなさん毎日どう過ごしていますか?
こんなに長く授業もクラブもなく
家にいなければならず友達にも会えず課題も山積み...
この宙ぶらりんな感覚に不安になっている人もいるかもしれませんね。
緊急事態宣言が出て私も教員生活初めての在宅勤務。

在宅1日目。バリバリ仕事しました。やったで私!
次の日、出勤。若手のK先生にオンライン配信について学ぶ。普段できないことが学べた。やったね私!
在宅2日目。同じように仕事を始めるも時間の経つのが遅く、無性に孤独感が押し寄せてくる。
しゃべりたい、教えたい、みんなの笑顔が見たいな〜。
在宅3日目、体調を崩す。朝から激しい頭痛に襲われ、2時間寝込んだ。
在宅4日目、右目に「めぼ」ができました。
まだ家にいて4日よ?どうなの私?自問自答しました。
1日が長いです。その割に仕事が進みません。自分の無能さにヘドが出ます。

と自虐に走ってきたので、話題を変えて...

でも一人でいる心地よさもあります。
時間に追われて仕事をこなしていた日々には忘れていた静けさがあります。

俗世から離れて、世の動きをそれとなく感じ取る。
小さな音やちょっとした変化に敏感になります。
鳥の声がよく聞こえます。
ゆっくり本を読む。お腹が減ったら食べる。筋肉体操をしてみる(筋肉は裏切らない)...

とりとめもない思念が浮かんでは消える...
ふむ......自由だ。

ん?これはあの兼好法師の境地ではないかっ?なんと!
つれづれなるままに、ひぐらしパソコンに向かひて
心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく...書き綴っている私です。

兼好法師、本名卜部兼好(うらべかねよし)。鎌倉時代末の人。六位蔵人から従五位下左兵衛佐まで出世したが、30歳ごろに出家。都から離れて隠棲し、名著『徒然草』を書いた。

今、私たちが置かれているのは、非日常であるけれど、少し世を離れて物事をじっくり観察したり思索したりするには最適な環境。

「これが兼好法師の境地きゃ〜、徒然草でも読んでみるだぁな〜」

はい、古典が身近になった瞬間、キター!

みんなもこの機会に自分の将来のことや世の中のこと、家族のこと、他の人のこと、たくさんのことを、君たちの鋭い感受性でとらえてみてほしい。
そして、できればそれを書き留めてみよう。
書いているうちに夢中になって時を忘れるかもしれません...
あやしうこそものぐるほしけれ...

自粛生活はまだ当分続くけれど、すべきことをしっかりやりつつ、
心の健康(兼好?)を保ちましょう^_^

3年3組担任 国語科 松本智栄美

 

タラの芽がありました。

 
タラノキ
タラの芽

 毎年GWには野山を歩き山菜を摘んだりするのですが、今年は不要不急の外出を自粛しているため、それもままなりません。この毎日の快い季候、爽やかな風に誘われて、毎日体がうずうずしてしまします。とうとう我慢できずに、休日の午後、近くの里山歩きをしました。
 野蕗(のぶき)蕨(わらび)薇(ぜんまい)、ほとんど漢字テストのようですが漢字を見るだけで新緑の薫りが漂ってくる気がするのは、条件反射でしょうか。中でも芳ばしいタラの芽は、一年に一度は天ぷらにして食べたい。そう思って先日店にに出ていたものを買って食べたのですがこれが全く香りがしない。ますます欲求が高まり、山道を歩いていても、そればかり探してしまっている自分に気付きました。
       
 ようやく頂上付近でタラノキを見つけたのですが、知っている人も多いでしょうが、この樹は崖など危険なところにあることが多い。また、芽のついている枝は棘(とげ)だらけなのです。軍手をつけた手で、イタイイタイと言いながら、息子と二人奮闘の末、ゲットしました。今年も無事芳ばしい風物詩を味わうことができました。
 「山路を登りながらかう考えた、智にはたらけば角が立つ、情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい」、漱石先生は「こう考えた」そうですが、私は「薇のあるところは蕨がない、タラノキと漆(うるし)はよく似ているから気をつけよう、コシアブラはどこにあるんだろう」等と考えながら登っています。

    総務企画部 皿木邦武

追伸 今日の漢字テストは満点取れそうですか?

 
マスコット:みねこ
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