学校紹介About Us
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今年度も丹後機械工業協同組合 様と京都府丹後教育局 様の共催による「TANGO子ども未来プロジェクト」という事業に機械創造科は参加しております。「TANGO子ども未来プロジェクト」とは、丹後で生まれ育つ子どもたちが、ふるさと丹後に愛着を持ち、健康で人間性豊かで社会に貢献できる人材として育むための取組の一つとして、子どもたちに地域のものづくり産業を紹介する「出前講座の講師派遣」や「ものづくり企業見学の受入」に取り組まれているものです。その中で、機械創造科3年生は、実習「課題研究」にて5人の生徒たちが、今年度も丹後地域の小中学校に出向き、ロボットプログラミング教室を開講しています。
当日は、10月上旬に与謝野町立石川小学校5・6年生に対して「ロボットプログラミング」の授業をしました。この授業は、機械創造科3年生の5人の生徒が、自ら考えたレゴロボットを活用して、独自のプログラミングを組み、授業の組立も考え、小学生に対してプログラミングの喜びを味わってもらいました。授業中のようすを見ると、その楽しさが十分に伝わってきます。これからたくさんの小中学校に出前授業に行ってきます。
5・6年生はいっぱいロボットにふれました 工業科3年生の指導にも熱が入ります!
石川小学校の5・6年生を笑顔にできました!
11月上旬に宮津市立宮津小学校に行きました。今回の出前授業は5年生3クラスです。機械創造科3年生「課題研究 出前授業班」の5名の生徒たちは、自分たちで制作したパワーポイントを駆使しながら、分かりやすいプログラミング授業を展開していました。授業の最後に5年生が話してくれた感想がとっても印象的でした。これから12月まで丹後地域のいろいろな小学校に出向いていきます。楽しみにしていてください。
説明は生徒手作りのパワーポイントで もちろん授業の教材も高校生の手作り
小学生の反応もよく順調に進みます 高校生の指導にも自然と熱が入ります
教えてもらったプログラミングを使って ロボットあみだくじ大会をしました
7月28日(木)和歌山市にて開催されました令和4年度近畿工業高等学校長協会総会並びに研究協議会にて、機械創造科3年生2名の生徒が、「京丹後版デュアルシステム」についての成果発表をしてきました。
発表してくれた3年生 会場となったホテル 近くには和歌山城が見えました
発表はたった20分間でしたが、資料を80部配布したことから、たくさんの方々に本校の素晴らしさを聞いていただけたと思っています。デュアルシステムとは、試行も含めると5年前から実施している機械創造科独自の取組です。対象は3年マイスターコース選択者です。内容は地域の企業と連携して勤労観や職業観をより深く学ぶ取組です。発表した私たちも年明けのまとめ発表に向けて、しっかり取り組みます。
この度はこのような発表の機会を提供いただいた「近畿工業高等学校長協会」に感謝いたします。
6月1日(水)に機械創造科3年生が課題研究の途中経過報告会を行いました。
課題研究は本校3年生が毎週火曜日の4限目~7限目の時間に、各グループで設定したテーマについて生徒が主導となり取り組む授業です。本年度は「峰山高校創立100周年記念(モニュメント班)」、「峰山高校創立100周年記念(記念品班)」、「出前授業班」、「商品開発班」、「ゲームセンター班」の5つのグループに分かれて活動を行っています。
今回の途中経過報告会では、4月から現在まで活動してきた成果をポスターやパワーポイント、試作品等を使って報告しました。今後の見通しや現状の課題について考える、良い機会となりました。
5月23日(月)に本校機械創造科の3年生が、長岡京市にある株式会社工進の見学を行いました。
会社概要の説明をしていただいた後、ポンプの製造工程を見学させていただきました。
金型の設計・製造や、産業用ロボットによる溶接・塗装工程、人の手による組立て工程等を見学し、普段授業で学んでいる内容が実際どのように現場で使われているのかを具体的に学ぶことができました。
ポンプの組立ての体験もさせていただき、早く正確に組み立てる技術の難しさを体験することができました。
株式会社工進の皆様、お忙しい中、見学させていただき、ありがとうございました。
中学生の頃は、周囲の友だちの多くが峰高に進学すると言うので、何となく峰高進学を決めました。最初の頃は近隣の他の公立高校とどちらにしようか迷っていましたが、峰高の通学は路線バスが安く利用できることから、峰高が良いと考えました。学科は「普通科」と「機械創造科」が選べましたが、父が製造業に勤めていたことから、「なんとなく将来的に役立つかな?」という安易な気持ちで「機械創造科」を選びました。この選択が後に私の人生を変えました。私は「機械創造科」の丁寧な指導と面倒見の良さに何度も助けられました。
「機械創造科」では、1年生の段階から就職、進学について、それぞれのメリット・デメリットについてICTを活用し、最新のデータを示しながら分かりやすく説明してくれました。1年生の頃は、何となく大学に行きたいと考えるようになりました。その頃、履修していた芸術科目の先生の丁寧な指導のおかげで、字が上手くなったことから、芸術系の大学に行きたいと思うようになりました。2年生の頃には専門科目で学んだ「情報技術基礎」の検定を受検するなかで、これからはパソコンの時代になるから情報系の大学に進学しようと思いました。そんな頃、1年生の頃から進路相談に乗ってくれていた学科長から、「どうして大学に行くのか?」という根本的な問いを投げかけられました。それまで私は何となく進路を考えていなかったのですが、この問いで「自分で進路をちゃんと考え、本当に行きたい進路について覚悟を決めようと思いました。」それから、私は自問自答を繰り返し、「地元地域のために何か役に立つことをするために進学することを決めました。」いろいろ調べた結果、自宅から通学できる距離に福知山公立大学地域経営学部地域経営学科がありました。ここでは経営だけでなく,地域に関わる学びができることを知りました。地元に関わりたい私は福知山公立大学に行くことを決心しました。
部活動は、男子バスケットボールに所属していました。部では顧問の先生から、「練習でしっかり頑張ったことは結果に繋がる。」ことを教わりました。1年生の頃は中丹の強豪校と試合をしても始めの5分程度しか良い試合展開ができませんでした。しかし、「練習でしっかり頑張ったことは結果に繋がる。」という言葉を信じて、地道に練習を重ねる中で、勝てるかもしれないと感じ始めました。練習はこれまで以上に厳しくなりましたが、3年の春には強豪校と僅差の勝負ができるようにまでチームが成長することができました。
金沢工業大学、愛知工業大学、福井工業大学にも合格
私は中学生の頃、勉強が嫌いで成績もあまり良くありませんでした。高校進学の際は座学よりも実習が多いという理由で「機械創造科」を選びました。この選択が私の人生を大きく変えました。今まで勉強が嫌いで、自分から学ぼうと思ったことがなかった私が大学を目指し国立大学工学部に合格することができました。本当に「機械創造科」を選んで良かったです。
機械創造科の授業は期待していたとおり、座学だけではなく学年があがるにつれて実習が増え、頭と体を動かして学ぶことができました。やっていく中で気付いたのは、座学で学んだことが実習の体験を通してより深い学びにつながったことです。座学で学んだことが実習とリンクしていくことが楽しくてもっと学びたいと感じるようになりました。もちろん、授業が楽しく感じたのは教えてくれる先生方に魅力があったからだと思います。私は特に国語、数学、そして工業の授業が好きで、楽しい先生方がなぜ分からないのかまで突き詰めて指導してくれたおかげで私は勉強することが好きになりました。
機械創造科では、入学当初から丁寧な進路指導を受けられます。進学することのメリット、就職することのメリットはもちろん学費やずっと先のキャリアのことについてもしっかりと教えてくれます。この指導のおかげで私は覚悟を持って大学進学を決定することができました。私がもし、普通科に進学していたら、自分が受かる大学になんとなく進んでいたと思います。機械創造科で、地方国公立大学の利点について1年の時から分かりやすく教えて頂いたおかげで大きな目標に挑戦しようという思いになり、入学当初から進路を見据えた学びができ、3年間前向きに学習できたおかげで国立大学に進学することができました。
私は多くの資格検定を取得することができました。
・ITパスポート
(ITの基礎知識を証明する経済産業省認定の国家資格、難関国家資格)
・乙種第3、4、5、6類危険物取扱試験
(ガソリンスタンドからレストランまで多くの油を扱うお店では必ず持って
いなければならない国家資格、大人でも3人に1人しか合格できない)
・技能検定3級 普通旋盤 普通旋盤作業
(働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する
国家検定制度、"旋盤(せんばん)"と呼ばれる金属材料を削る専門機械)
・QC検定3級
(品質管理検定の略で、製造工場の検査部門では必須といわれる民間資格試験)
・ガス溶接技能講習
(可燃ガスを使った金属の切断及び加熱を扱う仕事に従事する際は、
取得が法律で定められているもの)
・漢字検定準2級
・リスニング英語検定、計算技術検定2級、情報技術検定2級、基礎製図検定、
機械製図検定、 等々
(全国工業高等学校長協会が主催する在学中に取得できる各種専門検定)
デュアルシステム※を体験した21名の機械創造科生徒が、成果発表会を本校「みね☆すた」にて行いました。
例年はお世話になった企業の皆様にご講評をいただいていますが、コロナの影響により、本年度は本校教職員と生徒たちのみでの発表となりました。
本年度はそれぞれの生徒が2社の就業体験を行い、自分の中に生まれた「気づき」を成果として発表しました。
司会進行から発表まで、すべてを生徒たちが行い、発表内容も、進行もとても素晴らしく、たいへん充実した発表会となりました。
※デュアルシステムとは授業時間を利用して行う就業体験で、毎年テーマを設定して取り組みを行います(「安全」など)。
京都府では峰山高校 機械創造科のみが実施しています!
それぞれが就業体験を元に特徴的なテーマを設定しました。
体験を通して「なにを学んだ」か。これを考えるのに1か月以上を要しました。
それぞれに生まれた「気づき」をICTを活用してわかりやすく表現しました。
3年生の集大成ともいえる課題研究の発表会を、本校視聴覚室「みね☆すた」で開催しました。
今年度も1年間3年生が、主体的に取り組んだ課題研究の成果が発表されました。
それぞれテーマの異なる5班が発表し、研究の目的や工夫した点、成果を報告しました。
どの班も素晴らしい発表で、見学された方からは非常に高い評価をいただきました!
司会進行を含めたすべての運営を生徒が行いました
学校内にイルミネーションスポットを製作し、皆さんに楽しんでもらう。
地元京丹後でプログラミングの出前授業を行い、小中学生を楽しく、笑顔にする。
バスケットボールゲームを製作し、皆さんに楽しんでもらう。
金属を用いた売れる商品を企画、製作し、皆さんに購入してもらう。
金属加工技術を駆使してアイアンマンの像を製作、展示し皆さんに楽しんでもらう。
1月現在の進路内定状況は以下の通りです。
そんな峰山高校 機械創造科に入ってみませんか!!
集団面接トレーニング(就職対策) 意気込みを伝えるトレーニング(就職対策)
口頭試問トレーニング(大学入試対策)
6月26日に行った課題研究「LEDキューブ」班の様子です。
LEDを縦横上に500個以上組み合わせ、光を用いて様々な形を表現できる装置を製作中です。
(詳しくは"LEDキューブ"で検索してください)
完成までに「はんだづけ」や「プログラム」など、多くの作業がありますが、
美しいLEDキューブを目指して、全員で力を合わせて研究中です!
産業工学科/機械創造科では、機械だけでなく、プログラムや電子回路の勉強もできます!!