第2学年算数科では、以下の単元目標で「分数」について学習します。
【単元目標】
「分数について、半分をつくる活動を通して1/2の意味を理解し、1/2の半分やさらにその半分の大きさを調べたり、もとの大きさと分数で表された大きさの関係を考えたりすることを通して、簡単な場合の分数の意味を理解することができるとともに、生活や学習に活用しようとする態度を養う。」
今日、2年2組の教室に行きますと、ある長さの紙テープを子どもたちに配り、そのテープを半分に折って、はさみで切りノートに貼り付ける「数学的活動」を行い、「もとの長さを2つに切って分ける」という感覚をつかませ、もとの長さを「2つに分けたその1つ分」を表す数字として「1/2」という「分数」があることを教えていました。
その後、子どもたちは、同じ長さのテープを配って半分の半分に折ってはさみで切り、ノートに貼り付ける活動を行いました。すると、もとの長さを「4つに切って分けた1つ分」を「1/4」と表したらいいことを活動をしながらつぶやく子もいました。




その後、子どもたちは、もとの長さを半分の半分の半分に折った1つ分の長さを「活動」を通して考えましたが、多くの子どもたちが「1/8」と表したらよいことを理解していました。
小学校段階、特に、低学年の段階では、「言葉だけ」でなく「活動」を通して理解することが大切になります。