茶かぶき体験(5年)

校長コラム

5年生が5・6時間目に、地域に伝わる伝統文化教育の一環として、「茶かぶき」を体験しました。「21お茶のふるさと塾」の方々に講師としてお越しいただき、またPTA本部役員・社会教育部の皆さま、5年生保護者の皆さまにもお手伝いで参加していただきました。まずは、全体で「茶かぶき」の歴史やそのやり方についての説明を聞きます。「茶かぶき」は鎌倉時代から続く、お茶の産地の違いを飲んで当てる優雅な遊びで、当時は、幕府の役人から、僧侶、地方の商人まで、多くの人が楽しんでいたそうです。

「茶かぶき」について理解したところで、さっそくみんなで挑戦しましょう。今回ご用意いただいたお茶は、「紅葉」という煎茶、「玉露」、「玄米茶」、「かりがね」といわれる茶の茎でできたお茶の4種類。5杯飲んで、その中から2杯の「紅葉」を当てるというオリジナルルールです。

まず最初に「紅葉」を飲んで、その色、味、香りを確かめて、特徴をしっかり頭にインプット。心の準備が整ったら、➀から⑤までのお茶を順番に味わっていきます。

正直、色だけでも分かるだろうと甘く考えていましたが、これが全然分からない。飲んでみても、ちょっと濃いかな、薄いかなくらいの微差しか、私には感じられません。子どもたちもだいぶ頭を悩ませているようです。

さあ、お待ちかねの結果発表! 果たして答えは……3番目と4番目でした。 見事2つとも正解した人は、親子合わせて15人。すばらしい鼻と舌の持ち主です。 残念ながら私は、1つのみの正解でした。

結果に関係なく、子どもたちは、「茶かぶき」をとても楽しんでいました。お茶の文化に触れる貴重な機会を提供いただいた「21お茶のふるさと塾」の皆さま、本当にありがとうございました!

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