12月14日（木）、６年が宇治田原町と和束町を結ぶために現在工事中の鷲峰山トンネルの見学に行って来ました。この行事は京都府山城北土木事務所と同山城南土木事務所が「宇治田原町の次世代を担う子ども達に完成間近のトンネルを通行したりトンネル作りの一部を体験したりしてもらうことで、鷲峰山トンネルに親しみや思い入れを持ってもらうこと、また、建設業界の仕事の楽しさを体験し、建設や土木に興味関心を持ってもらうこと」をねらいに実施されました。
当日は「生コン打設体験」「将来の夢や願いを石に記載し埋め戻す体験」「最新の測量機器による距離当てゲーム」「ドローンによる集合写真の撮影」が実施されました。子ども達は、完成間近のトンネルの大きさに圧倒され、７年もの年月を掛けて掘り進められた最新の技術やそこで働く方々の努力と苦労についての説明に聞き入り、感心していました。説明後は、一人一人の児童が将来の夢や願いを石に記載し、その石を埋め戻してもらいました。子ども達は夢や願いを書きながら「早く開通して欲しい」「このトンネルが有効に活用されますように」「トンネルのおかげで安全に通行できたり、スピードアップできたりするので良かった」と口々に話していました。鷲峰山トンネルは今後、トンネル内の電気設備や緊急時の対応に係る工事、アスファルト塗装、ラインや標識の設置、アクセス道路の整備等が完了した後、令和６年度中に開通することになっています。貴重な機会を与えてくださった京都府や建設会社の皆様どうもありがとうございました。
