網野学舎

   いま声を大にして歌える歓び

 9月7日の文化祭2日目で合唱を行った1年生各クラスの学校祭実行委員に、取組を通して学んだことを中心に話をしてもらいました。

嶋田真稀斗さん(1年1組・網野中)
 本番はみんな声が出ていたし、何より私達が大切にしていた「楽しむこと」がみんなできていていい発表でした。最優秀賞が取れて嬉しかったです。担任からは「満足して終わりじゃない。それを今後どう生かすかが大切だ。」と教えていただきました。今回、人をまとめること、伝えたいことを正確に伝えること、計画を立てて指示を出すことが本当に難しいと知りました。この経験を今後様々な場面で生かしていきたいです。

中川心暖さん(1年1組・網野中)
 本番は万全の練習と準備で臨んだ結果、みんな最高の出来でした。私はこの文化祭で、リーダーは口だけでなく、自分自身が行動で示すことが大切だということと、限られた日数の中でスケジュールを決めてそれに従って動くことが大切であると学びました。時間通りに行動することは将来社会に出ても必要になることなので、これからどんな場面でも大切にしていきたいです。

田中菜々美さん(1年2組・網野中)
 本番は今までの中で一番声も通っていたし、みんなが楽しそうに歌っていたので良かったです。賞は逃しましたが、何より1年2組のこのメンバーで一緒に歌えたことがとても嬉しかったです。実行委員は私達2人ですが、クラスのみんなの協力がなければこの文化祭は成功しなかったと思います。次に行われる体育祭は私自身大好きな行事なので、みんなにも体育祭を通してさらに笑顔が広がるものにしていきたいです。

三宅日菜子さん(1年2組・丹後中)
 発表は緊張よりも楽しさが勝って、今までで一番楽しい合唱となりました。終わった後、取組開始の時と比べてクラスが見違えるほど成長していたのを感じ、感動しました。優勝には届かず悔しい気持ちでしたが、担任が私達以上に負けたことを悔しがってくれたことが本当に嬉しかったです。この経験を通して、これからどんな困難があっても「やればできる」という強い心でぶつかっていくことが大切だと学びました。

小森佳蓮さん(1年3組・峰山中)
 発表は一番目で、緊張からか練習よりは少し声が小さくなってしまいましたが、それでも1年3組の良さである明るさを前面に出して、振り付けや手拍子で観客を楽しませることができたと思います。終わった後はみんな緊張が解けてほっとしていた様子でした。今回、クラスのみんなで協力する大切さや楽しさを学ぶことが出来ました。体育祭はもちろん、クラス目標である全員検定合格を目指して、支え合えるよりよいクラスにしていきたいです。

吉田来海さん(1年3組・丹後中)
 本番は緊張の中、ミスもほとんどなく、練習の成果を十分に出すことができたと思います。負けて悔しかったですが、みんな楽しく歌い切ることができて良かったですし、次の体育祭でまた頑張ろうと思いました。実行委員はとても大変でしたが、一番やりがいがある役職だと思いますし、企画経営科は今後も人前で話す機会が多くなると思うので、このような様々な学校行事の場で人前に出て、自分をもっと鍛えていきたいと思いました。

...コロナ禍を経て、こちらも4年ぶりの演目となった「合唱」。1年生は、仲間と一緒にいま「歌える歓び」を元気な歌声に乗せ、会場に響かせていました。
              

(取材・文 安達卓能)

 
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