今年度、下記のとおりSSH関連催事を実施します。
全国のSSH指定校、府内の高等学校の教職員及び教育関係者の皆様、ぜひお越しください。
SSN京都関係校の代表生徒が研究発表を行います。
※SSN京都関係校とは、「スーパーサイエンスネットワーク関係校」の略であり、以下の京都府立高校9校を指します。
洛北,桂,桃山,南陽,亀岡,福知山,西舞鶴,宮津天橋,嵯峨野
詳細は以下を御覧ください。
令和7年度みやこサイエンスフェスタについて(御案内).pdf
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本校の教育プログラム「嵯峨野 グローバル リーダーシップ イニシアティブ」で取り組んできた探究学習の成果発表会に加えて、ワークショップや教員研修等を実施します。
なお、発表会やワークショップは、本校のスクールポリシーに掲げている「ほんまもんの学び」を通して育成を目指している資質・能力「ACCEL」を発揮する機会としています。
詳細は以下を御覧ください。
令和7年度 Sagano Global Forum for Student Research について(御案内).pdf
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第Ⅲ期SSH・科学技術人材育成基礎枠(令和4年度~)
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)は、将来の国際的な科学技術関係人材を育成するために、先進的な理数系教育を実施する高等学校等を指定して支援する国の取組です。
本校は、平成24年度からⅠ期目5年間、平成29年度からⅡ期目5年間の連続の指定を受けました。「科学を極める探究心と社会貢献の精神を持ち、国際舞台で創造的リーダーシップを発揮できる研究者」を育成するため、「スーパーサイエンスラボ」のような課題探究カリキュラムや「サイエンス英語」などの教科横断型の授業を行ってきました。また、この基礎枠の指定に加えて、平成25年度から令和3年度までは全国のSSH校の中でも、特に拠点的な役割を担うことを期待される高校が指定される「科学技術人材育成重点校」にも指定されました。京都府の指定事業「スーパーサイエンスネットワーク京都」の基幹校として年2回の合同研究発表会や、フィールドワークサイエンスにおいて中心的な役割を担ってきました。
そして、令和4年度よりⅢ期目の指定を受け、これまでの取組を継承・深化するために、SSH事業対象を全校生徒に拡大して行います。「探究活動の質的向上」「Sagano学びのデザインシートを活用したカリキュラム・マネジメントの推進」「グローバルな社会との様々な形態の交流と協働研究」を柱とした取組を実施し、京都府の理数教育を牽引していくとともに、全国の学校にその成果を広く普及していくことを目指します。
※こちらで公開している教材を使用される場合は、本校のSSH担当へ御連絡ください。
SSH第Ⅲ期の目標は次のような人を育てることです。
社会の諸課題にグローバルな視点から立ち向かえる人
自己を客観的に見つめ、自分を成長させることができる人
課題の解決に向け主体的に行動できる人
科学的な思考やアプローチができる人
この目標に向けて「Sagano 学びのデザインシート」を作成し、本校の授業で育成を目指す資質・能力について整理しました。
これら5つの力を「ほんまもん」の学びを加速するACCEL(アクセル)として生徒に示しています。
ラボ活動の指導について
本校の課題研究の授業「スーパーサイエンスラボⅡ」・「アカデミックラボ」の指導では独自教材「ラボ活動ハンドブック」を使用しています。
問いづくりワークショップ
本校では令和4年度から1年生全員を対象に「問いづくり」(QFT:The Question Formulation Technique)のワークショップを行っています。探究学習の要である「問い」の性質について学びます。
スーパーサイエンスラボⅠ教材
スーパーサイエンスラボⅠでは、本格的な理数の課題研究の準備として、基礎的な実験実習等を行います。例えば、「綱引き姿勢の力学的検証」では実験のデザインについて学びます。
第Ⅲ期「グローバル社会の課題に主体的に向き合い、自己を高め果敢に挑戦し続ける科学技術人材の育成」
第Ⅱ期「社会貢献の意識を持ち、国際舞台で創造的リーダーシップを発揮できる研究者の育成」
第Ⅰ期「科学を極める探究心と社会貢献の精神を持ち、国際舞台で創造的リーダーシップを発揮できる研究者を育成するために有効な教育方法の研究開発」
重点枠 報告は上に掲載しているものの中に含まれています。
平成25~27年度
「京都府における理数教育拠点校として京都からグローバル人材を育成する教育システムの開発」
平成28年度
「「スーパーサイエンスネットワーク京都」におけるグローバルな科学技術関係人材の育成」
平成29~令和元年度
「「スーパーサイエンスネットワーク京都」におけるグローバルな科学技術関係人材の育成」
令和2・3年度
「グローバルなネットワークを活用した科学技術関係人材育成システムの開発」