10月16日(木)、2年生を対象に主権者教育の一環として模擬投票授業を実施しました。
与謝野町選挙管理委員会から講師をお招きして、選挙制度について講義いただいたのち、3名の候補者役の生徒が選挙公約に基づく演説を行い、模擬投票を行いました。
講義では、選挙制度のあらましや、候補者選びのための情報収集の重要性を学びました。
実際の選挙で使用する投票用紙や記載台を用いての模擬投票に、生徒は緊張した面持ちで臨みました。立候補者それぞれの公約を比較し、最後まで「誰に投票するべきか。」と熟考する姿が印象的でした。
投票の結果、なんと2名の候補者の得票数が同数で並ぶことになりました。「得票数が同数の場合、誰が当選者となるのか。」という新たな問いが生まれ、選挙で代表者を決めるプロセスや公平・公正な選挙のあり方を深く考える機会となりました。
授業後は「立候補する人は、この町をよくしようと努力しているのだと実感した。」や「他人事ではなく、自分事と捉えることが大切だと思った。」など前向きな声を聞くことができました。