加悦谷学舎

 10月23日(木)午前、第1学年全員を対象に、令和7年度高校生伝統文化事業(古典)の一環として、与謝野町教育委員会より竹下浩二様を講師にお迎えし、俳句教室を開催しました。授業では、俳句の基礎や表現の奥深さについて学んだ後、本校の校歌にゆかりのある大内峠一字観公園へ大型バスで趣き、自然の風景を題材に吟行(俳句作りのための散策)を行いました。

 本校の校歌の一節には、与謝野鉄幹の歌「たのしみは 大内峠に きわまりぬ まろき入江に ひとすぢの松」がコンセプトになっています。生徒たちは、この詩情あふれる風景の中で、感性豊かに句作を楽しみました。

 帰校後は、各自の作品を発表し合い、竹下先生から作品の良い点や工夫について講評をいただきました。

生徒の作品より

朝さんぽ ざくざくとなる 落ち葉かな

求めても 答え遠のく 渡り鳥

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