2023年5月13日(土)、14日(日)に全国高校総合体育大会及び近畿高校選手権大会京都府予選に出場しました。5月上旬の両丹予選では悔しい結果に終わり、チームの目標として掲げていた府大会での勝利を目指して、気合いを入れ直しての試合でした。
5月13日(土)は洛星高校と対戦しました。練習試合の経験はなく、ディフェンスの特徴や注意すべきプレイヤーの情報もないという未知数の相手でした。序盤は本校のディフェンスが決まり、また両丹予選ではなかなか決まらなかった3ポイントシュートもきれいにネットを揺らし、大きくリードをつけて前半を終えました。後半になると相手ディフェンスのプレスに対し、ターンオーバーを許してしまう場面が増えてきて点差がじりじりと詰まってきました。それでも、ベンチや観客席からの声援も一段と熱を帯びる中で、最後まで集中を切らさずにプレーを継続でき、逃げ切ることができました。府大会で勝利することができたのは本校としても久しぶりで、努力の成果が実った喜びに生徒たちは沸き上がりました。
1Q 2Q 3Q 4Q Total
宮津天橋 23 23 15 13 74
洛星 5 6 26 26 63
5月14日(日)はベスト8の座をかけた試合となり、対戦相手は京都精華高校で優勝候補ともされる相手でした。身長差のある相手で、ゴール下のシュートも上からブロックされるなど京都府上位の力を感じる立ち上がりでした。しかしそれでも、PGとしてボール運びを懸命に行うキャプテンをはじめ、体格の差にひるまずにリバウンドに跳び続け、輝くプレーに観客席が沸く瞬間もありました。後半にはゾーンディフェンスでボールで奪い速攻で点数を決めるなど、強豪校を相手に一歩も引かずに宮津天橋のチーム力を発揮することができました。結果としては、ベスト16で京都府予選敗退となってしまいましたが、確かな手応えと充実感を感じることができる大会となりました。
1Q 2Q 3Q 4Q Total
宮津天橋 10 18 14 23 65
京都精華 38 32 26 17 113
5月20日(土)には両丹総体が控えていますが、3年生にとっては大きな区切りとなる大会でした。この大会まで連れてきてくれた3年生に感謝をするとともに、1・2年生にはしっかりと先輩の後を引き継ぎ、これからも宮津天橋高校のバスケットボール部を盛り上げていってほしいと思います。
本大会では、会場にて熱い声援をありがとうございました。生徒たちも応援を力に変えて、気持ちを鼓舞し、試合に集中して臨むことができました。お時間の都合がつく際には、ぜひとも応援に来ていただき、プレイヤーの雄姿を直接見ていただけたらと思います。今後とも宮津天橋高校男子バスケットボール部をよろしくお願いいたします。