8月5日岐阜県可児市で、第48回全国高等学校総合文化祭合唱部門が開催されました。
当日は気温が40℃近くなる猛暑日でした。が、生徒たちは他校生徒と共に、清らかで爽やかな歌声を発表することができました。「集え青き春、漕ぎ出せ知の筏、水面煌めく清流の国へ」のスローガンの通り、青春の1ページを刻むことができました。
発表では、「こころようたえ」と「歌」を披露しました。
「こころようたえ」は、東日本震災の時に歌の力を信じ高校生がお金を出し合い、作曲を依頼した作品です。
今年の石川県の震災に対し、同じ想いをした生徒もいると思います。歌詞にあるように、「あまりに散文的な日々も、あんまりなエピソードも」消えてしまう中で、それでも「肯定的に」受け止めようと力強く歌い上げました。
また本番前日から、京都だけでなく他県の生徒とも交流し、練習を通じて絆を深めることもできました。その思いを「歌」の合唱に込めて歌いました。
「ぼくは歌を歌いたい そうさ君の歌を 歌、歌、歌、歌! ぼくは君をもっと好きになる 誰よりも他の誰よりも君は君を好きになれ そしてぼくと君の歌をふたりで歌う」(作詞トータス松本「歌」)
充実した総合文化祭であり、貴重な経験ができました。