3月21日(木)、奈良女子大学 食物栄養学科の実験室をお借りして、ムラサキウニの冷凍処理を行いました。
小倉裕範先生から実験室や実験器具の扱い方や、ムラサキウニの生殖巣の洗浄方法などについて丁寧に説明していただいた後、ムラサキウニを解剖しました。
3ヶ月間、野菜の餌と熱帯魚用の餌を使用して畜養してきましたが、生殖巣があまり発達していませんでした。
来年度は飼育条件や餌の量を検討し直す必要があります。
取り出した生殖巣は、実験チューブに入れてから液体窒素で急速冷凍しました。
冷凍処理したムラサキウニの生殖巣は、徳島大学に送ってアミノ酸分析をしていただきます。
与えた餌の違いによって、アミノ酸の含有量にどのような変化が見られるか楽しみです。
実験終了後は、せっかく奈良に来たので奈良駅周辺を散策してから帰りました。
来月からは新学期です。新入生の皆さん、ぜひ科学部で一緒に研究や生物飼育をしましょう!