Now Loading...

Now Loading...

学校生活

 
 
 

平成30年7月11日(水)午前中の期末考査後、全校生徒が文化パルク城陽のプラムホールに移動をし、芸術鑑賞を行いました。

暑い中の移動ではありましたが、生徒たちはスムーズに移動をし、予定通り13時に開演。南総里見八犬伝をモチーフとした「狗神エイト」を鑑賞しました。

劇中、主人公の心の弱さ故に起こる葛藤や、仲間との衝突などが演者の方の迫力ある演技に、見ている生徒たちは物語の世界に引き込まれていき、2時間近くの演劇に集中し、終演の際は拍手喝采が会場全体に鳴り響きました。

最後は、生徒会長の小倉君が生徒を代表してあいさつをし、劇団の方々に感謝の気持ちを伝えました。

校内では、これから本格的に文化祭の準備が始まっていきます。生徒たちは、今回の観劇を活かし、例年以上の作品を目指していきます。

なお、今回「狗神エイト」に出演されていた為房大輔さんには、既に脚本ガイダンスでもお世話になりました。さらには、2・3年生の脚本チェックと3年生の演技指導もしていただく予定となっています。

生徒の感想より

・今まで「劇」というものを1度も見たことがなかったのですが、映画やテレビで見るドラマとは全く違った迫力があって面白かったです。特に、剣を使用したシーンがとても迫力あるものでかっこよかったです。また、剣の音と振りがぴったり合っていて驚きました。私たちも剣のシーンを考えていますが、こんな風にできるかな、と少し不安になりました。

・セリフを何人かで同時に言っていたところがあり、訴えかけるような迫力が出て良いな、と思いました。また、セリフの言い方がのどがつぶれてしまうのではないか、と心配になるぐらい大きな声だったことが印象的でした。でも、人に伝えようと思ったら、あれ位じゃないと届かないのかな、とも思い、「人に伝える」ことの難しさを感じました。

・役者の方の演技力にどんどん引き込まれていきました。アクションシーンでは「そんなにも体が動くものなのか!」と驚きました。また、音響や照明がとても気になりました。可能ならば、舞台を見ながら合わせて音響や照明のスタッフの方の仕事を見学したかったです。

・僕は今までこういう劇を生で見たことがなく、だから今日はとても新鮮でとても良い経験でした。もちろん、今日観たレベルのことは難しいけれど、学んだことや参考にできると感じたことを、9月の文化祭の演劇では大いに取り入れ、昨年までの劇よりもレベルアップしたものが作れるように頑張りたい。

・大道具や背景があまりなくても、演じている役者さんの演技でその雰囲気が伝わってきました。それに、役者の人の声は、ただ大きい声であるのではなく、心や体全体に響くものでした。アクションでの効果音、3人の予言者の不思議な雰囲気をかもし出すためのBGM、ライトでの演出に、最後は鳥肌がたちました。