1年生を対象に、令和7年度フレッシャーズセミナーを京都府民総合交流プラザにて実施しました。

 生徒たちは、各教科や分掌によるオリエンテーションを受け、高校での学習方法、セルフマネジメントの重要性、集団生活のあり方について学びました。今年度からは1日のみの開催となりましたが、生徒たちは山城生としての自覚をしっかりと持ち、充実した表情で新たな一歩を踏み出していました。

 
 
 
 

令和7年3月12日(水)に、1,2年生を対象に「先輩の声を聞く会」を実施しました。

これは、今年度国公立大学や難関私立大学への合格を勝ち取った先輩(3年生)が1,2年生に向けて受験に対するアドバイスや激励をする取り組みです。

1,2年生は、先輩たちのリアルな体験談から、「勉強と部活動を両立方法」、「出願先の大学を決めるときのアドバイス」、「受験までの苦しい時期の乗り越え方」など、受験勉強について多くのことを学びました。

今回学んだことを、来年度以降の生活に活かしてほしいと思います。

 
 
 
 

 令和7228日(金)、第77回卒業証書授与式を挙行いたしました。

 来賓の方々をはじめ、たくさんの方々から御祝電・御祝辞をいただきました。

 校長式辞では、卒業生へのお祝いの言葉と「高校卒業後も皆さんがそれぞれ進む道での学びのプロになってほしい」という激励の言葉が贈られました。

 在校生代表による送辞では、共に過ごした学校生活での思い出や感謝の気持ち、卒業後の人生に向けたエールが送られました。

 卒業生代表による答辞では、勉強や部活動、学校行事など高校生活での数々の思い出と、そこで得た仲間との絆や成長を振り返り、仲間や先生方、保護者への感謝の気持ちを述べられるとともに、「山城高校で学び得た力を携え社会で活躍していきたい」という抱負が述べられました。

 卒業生にとってこの3年間がいかに充実したものであったか、そして3年間でいかに成長したかが伝わる答辞でした。

 多くの来賓の方々・保護者の皆様に見守られる中、盛大な式を執り行うことができました。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、御卒業おめでとうございます。

 
 
 
 

令和7年1月23日(木)に、ワールドワイドパイオニア育成事業の一環として台湾の國立彰化女子高級中學の生徒64名にお越しいただき、国際交流活動を実施しました。
歓迎セレモニーのあと、第1学年の普通科・文理総合科の生徒と共に「日本と台湾の文化クイズ」や「日本の遊び体験(福笑い、神経衰弱、伝言ゲーム)」を通して、親睦を深めました。交流中はずっと「英語」を用いてコミュニケーションを取り合いました。

交流の最後には、グループ写真を撮ったり、お互いにお土産を交換したりして、最後まで交流を楽しむ様子が見られました。

両校の生徒にとって非常に意義のある交流となりました。

國立彰化女子高級中學の皆さん、ありがとうございました!

 
 

令和7年1月8日(水)、3学期始業式がオンライン上で行われました。

校長先生からは、「様々な面で、今までとは違う工夫をして取り組むように」と、生徒達のさらなる成長を応援する言葉が送られました。また、「3年生は大学入試に向けて残された時間を有効活用して努力するように」、「2年生はもう3年生が始まったと考えて、自身のさらなる向上を努めるように」、「1年生は学校の中心となって活躍していくように」と激励の言葉が送られました。

また、生徒指導部の先生からは、

・「2学期は自転車事故や遅刻が増加したので、時間に余裕を持った安全な行動をとるようにすること」

・「薬物や闇バイトに関わらないこと」

と注意喚起がありました。

その後、冬休み中に活躍した生徒への表彰が行われました。

今年度も残りわずかとなってきました。来年度、さらに飛躍できるように、充実した3学期にしてほしいと思います。

 

京都探究エキスポ

 2024/12/23 
 
 
 

令和6年12月21日(土) 国立京都国際会館にて行われた「京都探究エキスポ」にドイツ派遣事業参加生徒が参加しました。

 

京都探究エキスポは、京都府・市立高校の生徒が集まってそれぞれの学校における探究の成果を発表するイベントです。

本校の生徒は「ドイツの教育現場がもたらす可能性」、「京都とケルンからわかる街づくり」、「ドイツの環境意識」という題で、ドイツ派遣事業での探究の成果を発表し、京都府知事様、京都市長様をはじめ、多くの方々に発表を聞いていただきました。

堂々とした発表や、実体験に基づいた考察についてのお褒めの言葉を数多くいただき、生徒達は大きな達成感を得た様子でした。

 
 
 
 

 令和6年12月21日(土)に、第1学年の生徒を対象に「サイエンスダイアログ」を実施いたしました。

「サイエンスダイアログ」では、日本の大学で研究を行っている外国人研究員の方にお越しいただき、研究内容や出身国の文化について英語で講義をしていただきます。

今年度は、神戸大学・大学院人文学研究科の Xue Li 博士(オーストラリア出身)にお越しいただき、「脳とこれからの人生」というテーマで御講義いただきました。脳内で分泌されるホルモンの仕組みや影響を、グループワークやディスカッションを交えながら分かりやすく説明してくださいました。オールイングリッシュの講義に、生徒たちは少し緊張している様子でしたが、生徒の表情や様子を見てコミュニケーションを取りながら説明してくださったため、生徒たちは非常に興味を持って受講することができました。質疑応答の時間には、研究内容やオーストラリアについてたくさんの質問がありました。

 生徒たちは、英語を用いて専門的な知識を深めることの楽しさや人と繋がることの楽しさを実感できたことと思います。

 
 

令和6年1220日(金)、令和6年度2学期終業式がオンライン上で行われました。

校長先生からは、2学期中の生徒の頑張りや国際交流、硬式野球部甲子園21世紀枠決定についてのお話があった後、「自分の考えを伝えるのと同時に、相手の思いを理解するようにすること。これは互いに認め合う人間関係をつくることに繋がる」「人は誰でも長所と短所をもっている。人の長所に気づくことができる心の目を磨いてほしい」とお話がありました。その後は各学年に向けて激励の言葉が送られました。

また、教務部長・進路指導部長の先生方からは、

・「自身の成長した点に注目し、自信の向上に繋げてほしい」

・「受験に使わない教科もしっかり勉強し、自分の限界をつくらないでほしい」

・「1、2年生は、目指す将来を思い描いて興味関心を広げてほしい」

・「3年生は、互いに刺激を与えあってくじけそうな心を奮い立たせてほしい」

とお話がありました。

その後、2学期中に活躍した生徒への表彰が行われました。

生徒は先生方のお話を真摯に受け止めている様子でした。この冬休みを、自分の生活を見直し、今よりも飛躍する機会にしてほしいと思います。

 
 

1125日(月)に京都府立大学学長特別補佐 公共政策学部教授 窪田好男様を講師としてお招きし、3年生総合的な学習の時間の取り組みの一環として「社会人になる君たちへ」講演会を実施しました。現3年生は窪田先生による「主権者教育講座」(6月)、「消費者教育講座」(10月)を今年度受講し、社会に対して我関せずといった人任せの態度を取るのではなく、積極的に関わっていくことの意義を学んできました。本講座でも、その点を再確認すると共に、本校を卒業し、大学、社会人となるにあたり、自己肯定感を高め、社会に積極的に関わることの重要性を再認識しました。

 

受講後の生徒たちの感想からいくつかを紹介します。

 

「主権者教育と消費者教育を受けることによって、自分は様々な責任を背負う18歳であるという認識を持つようになりました。気付いたら18歳になって成人していたという感覚で、自分の持つ権利、責任を言われるまで意識していませんでした。ですが、主権者教育によって選挙に行こうと思い、実際初めて投票しにいくことができました。将来、社会の一員となる者として、今回のように「初めてだから」という特別感で社会に参加するのではなく、継続して責任感を持って日々生活をしていくことが重要だということも感じました。」

 

「私も将来についてよく考えるようになりました。どんな仕事に就くのか(理想的な仕事に就きたいことと生活の両立について)、または京都から離れて生活するのかなど様々な選択肢があると思いました。それを考える中で大切だと思うのは、今日学んだような日本の現状や私たちの持つ権利にまで考えを巡らせてから自分が一番力を発揮し活躍できる生き方を望むことだと思いました。日本を形作るための政治的権利、暮らしを形作るための消費行動も、それに大きく含まれると自覚して、これからの人生を歩んでいきたいです。」

 

「あっという間に成人になるのと同じように、すぐ社会人になると思うので、今日の講演で聞いたことは自分が社会人になったときに活かしていきたいと思いました。過去2回のおさらいができたのでよかったです。社会を作る一員として、他人任せにしたりせず、自ら積極的に行動するという意識が必要になってくると思います。今できることは今の段階で準備しておいて今後に活かしたいと思いました。」

講師  京都府立大学 公共政策学部教授

学長特別補佐    窪田 好男 様(写真中央)にオンラインによるご講演をしていただきました。

 
 
 
 
 
 

 令和6年12月18日(水)に、第42回山城高校手話弁論大会を行いました。

4名の生徒がそれぞれのテーマに沿って、手話を交えながら一生懸命にスピーチを行ってくれました。その後、ミニ手話講座として、会場全体で手話の練習を行いました。
 今回の手話弁論大会を契機に、一人でも多くの生徒が手話への理解を深め、コミュニケーションの在り方について考えてほしいと思います。