令和7年12月6日(土)、文理総合科2年生の半数が、11月15日に行った実験の結果を観測するため、京都府立大学を訪問しました。
実験は成功し、前回の実験で遺伝子を組み替えた大腸菌に紫外線を照射することで、蛍光を観察することができました。
当日は、生命環境学部 生命分子化学科 生命構造化学研究室の田中俊一准教授ならびに研究室所属の学生の皆様のご指導のもと、大学の研究設備を用いた実験を体験することができ、生徒にとって非常に貴重な学びの機会となりました。遺伝子組換えについて、倫理的な観点だけでなく、進化論的視点や医療的視点など多角的に考え、議論を深めることができました。日頃の疑問を積極的に質問する様子からも、生徒たちの科学的探究心が育まれていることがうかがえました。
また、実験後には、生命構造化学研究室に所属する大学院生に対し、受験の仕組みや大学生活について質問する姿も見られました。
なお、12月13日(土)には、文理総合科2年生の残りの半数の生徒が実験を行いました。こちらのグループは、1月10日に実験結果の観測を行う予定です。