令和6年度入学式

 2024/04/08 
 
 
 

令和6年4月8日、第77回入学式を挙行いたしました。今年度は、コロナ禍以前のように、入場曲、校歌、退場曲を吹奏楽部が演奏しました。

校長先生の式辞では、「グローバル社会でリーダーとして活躍する人材となるために、日々勉学、部活動、学校行事に励んでほしい」と新入生を激励しました。その後、PTA会長からの祝辞や第1学年部長からの挨拶で、

「素敵な青春時代を送るべく、いろいろな経験を積んでほしい。(PTA会長)」

「自律した人間となり、自分で考えられるようになるために、周りの様々な人との関わりを持ってほしい。(第1学年部長)」

という言葉がありました。

新入生の皆さんが、本校での勉学や部活動、学校行事などの様々な経験を通して、日々成長していってくれることを教職員一同心より願っております。

 
 
 
 

 令和6年度4月8日()、令和6年度着任式及び1学期始業式が行われました。

 着任式では、副校長先生を初め、多くの先生方が新しく着任されました。

 始業式では、校長先生より、新たな学年として始まる学校生活での心構えや、集団生活の中で心得ておいてほしい事など、激励の言葉が贈られました。

 また、分掌部長の先生方からの講話がありました。教務部長からは、常に自身の振り返りをし、学習を初め基礎基本の定着を図るようにというお話をしていただきました。進路指導部長からは、昨年度の卒業生の進路実績紹介から、先輩方の進路実現に向けた努力の様子、そして何事にも果敢に挑戦し、自らの力で未来を創造していくことの重要性についてのお話をしていただきました。生徒指導部長からは、今年度から採用される服装に関する校則の変更点や身だしなみの注意点、自転車登録についてのお話をしていただきました。

 いよいよ新年度がスタートします。生徒の皆さんには新たな学年としての自覚を持ち、それぞれの目標を胸に、充実した学校生活を送れるように頑張ってほしいと思います。

 
 
 
 

令和6年3月19日、数年ぶりに体育館に全生徒が集合して令和5年度修了式を実施しました。

校長先生の式辞では「自分自身の限界を定めることなく、高い目標を持って様々なことにチャレンジし、伝統ある山城高校に新たな歴史を築いてほしい」と、次年度に新学年となる生徒たちを激励しました。

その後、教務部長、生徒指導部長からの講話では、

「修了式という一年の節目なので、今年度の学習面での取り組みを振り返り、次のステップでの成長につなげてほしい。(教務部長)」

「交通ルールの遵守、薬物に手を出さないこと、そして部活動において新3年生は最後の大会にむけて全力で練習に励み、新2年生はそれまで受け継がれてきた伝統を引き継いでほしい。(生徒指導部長)」

という言葉がありました。

その後、三学期中に活躍した生徒への表彰が行われました。

 

生徒の皆さんが今年度に学んだことを、次年度での活躍につなげてくれることを教職員一同願っています。

 
 
 
 

 令和6年3月16日(土)、立命館大学文学部教授の 遠藤 英樹 先生をお招きし、文理総合科第1学年の生徒を対象に研修旅行先である台湾について講義を行っていただきました。

 台湾の歴史や文化、旅行・観光をする際の注意点など、たくさんの知識を動画や写真で示しながら一つ一つ丁寧に教えてくださいました。講義の中では、遠藤先生が実際に台湾を訪れた際のお話もあり、生徒たちは台湾についての理解をより深められた様子でした。

 今回の台湾についての学びを生かし、充実した研修旅行にしてくれることと思います。

 
 
 
 

3月13()1・2年生を対象として「先輩の声を聞く会」を実施しました。

今年度卒業した3年生が、1・2年生に対して受験に向けた心構えやこれからの学校生活についての話をしました。

1・2年生は真剣に話を聞き、質疑応答の際には積極的に3年生に対して質問をしていました。

1・2年生にとって今後の進路選択の参考となる、非常に良い取り組みとなりました。

 
 
 
 

 令和6年3月9日(土)、奈良学園大学人間教育学部の葛城元講師をお招きし、「数学を使った課題解決授業」というテーマで、文理総合科第一学年の生徒を対象に特別講義を実施しました。

 現在流通している使い捨て容器は折りたたみが難しく処分が大変なことから、『紙を折るだけで作成ができ、なおかつ処分が簡単な容器を作れないか』というのが本講義の大きなテーマでした。いただいたワークシートの通りに山折りと谷折りを繰り返すと容器らしいものが完成したのですが、縁がギザギザで蓋をするのが困難でした。これを解決するために、生徒は数学IAで学んだ「三角比」の知識を用いて、「どのように作図すれば縁が平らな容器を作成することができるのか」、「そのような容器の高さはどのようになるのか」を各グループで協力して求めました。

 その後、このような紙の容器の活用法について各グループで話し合うと、「生分解できる素材で容器を作り、苗木を容器に入れたまま植えて育てられるようにする」、「強度が高い素材や折り方を用いて、折りたためるヘルメットを作る」といったアイデアが生まれ、講師の先生を含め、教室にいた全員が感銘を受けました。

 最後に、「日頃授業で学ぶことは課題を解決するために用いることができる」という講師の先生のお言葉で終えた今回のこの講義を通じて、生徒は授業で学んだ知識を活用して課題の解決を目指すことの楽しさを実感したことだと思います。

 
 
 
 

 令和6年3月1日(金)、第76回卒業証書授与式を挙行いたしました。

 来賓の方々をはじめ、たくさんの方々から御祝電・御祝辞、記念品等をいただきました。

 式辞では、卒業生へのお祝いの言葉や激励の言葉が贈られました。

 在校生代表による送辞では、卒業生への感謝の気持ちと卒業生たちが築いてきた山城高校の良さを引き継ぎ、さらなる発展を目指すという決意が述べられました。

 卒業生代表による答辞では、コロナ禍の中で高校生活が始まり、思い描いていた高校生活を送ることができないながらも、自分たちなりの高校生活の形を探し、最終学年でようやくたくさんの学校行事を経験することができた喜びが述べられました。仲間と支え合いながら困難な状況を乗り越え、一回りも二回りも成長してくれていることが伝わる答辞でした。

 多くの来賓の方々・保護者の皆様に見守られる中、盛大な式を執り行うことができました。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、御卒業おめでとうございます。

 

 
 
 
 

WWP育成事業 令和5年度シンガポール派遣事業(2/14 水 - 2/18 日)の後半日程の様子です。

16日は、午前中にYishun Town Secondary Schoolへ訪問し、現地の学生と交流しました。壮大な歓迎セレモニーを行っていただいたあと、現地の学生と共に授業に参加したり、昼食を共にしました。生徒たちは英語を使ってコミュニケーションをすることの楽しさを実感したことだと思います。午後にはセントーサ島へ赴き、様々なアクティビティや観光を満喫しました。

17日は、朝から夕方までの時間を使って市内班別研修(フィールドワーク)を実施しました。シンガポールは、チャイナタウンから地下鉄で5駅進むとアラブストリートへアクセスできることからもわかるように、小さい国土に様々な文化圏が入り交じって構成されています。実際に足を運ぶことで、生徒たちは多文化が共生するシンガポールの雰囲気を肌で感じることができました。

その後、18日の午前1時30分に出発する深夜便に乗り、日本へと帰国してきました。

今回のシンガポール派遣事業を通じて、生徒は、「自分のものとは異なる文化を受け入れる大切さ」と「英語を用いてコミュニケーションをとっていくことの重要性」を改めて認識したことだと思います。今回得られた学びが生徒のこれからの将来に活かされることを願います。

 
 
 
 
令和6年2月14日(水)から、WWP(Worldwide Pioneer)育成事業における先行事業として、シンガポール派遣事業を実施しています。
WWP育成事業では、コロナ禍で休止せざるを得なかった国際交流を復活させ、さらにパワーアップした取り組みにすることで本校の教育目標の1つである「グローバルリーダーの育成」を目指します。
現地時間14日午後5時頃にシンガポールへ到着し、夕食でシンガポール料理を堪能しました。
15日は、午前中に調味料の製造・販売を行うSHINOBI Sauce様へ、午後に計測機器や半導体の製造・販売を行う堀場製作所のシンガポール支社、HORIBA Singapore様へ訪問、見学をしました。生徒たちにとっては、専門的な設備を拝見したり、英語を「ツール」として働く方々に実際に会い、英語でのコミュニケーションを通じて、働き方や考え方、モットー、仕事に対する誇りやこだわりなどについて伺ったりすることで、普段はできない体験となりました。
 

神戸大学特別講義

 2024/02/15 
 
 
 

令和6年2月14日(水)文理総合科の2年生16名が神戸大学を訪問し、 憲治 教授(神戸大学 大学院経営学研究科)の特別講義を受けました。

忽那教授には、主に「アントレプレナーシップ、イノベーションとは何か」というテーマで、経営学の視点から"新たな価値の創造"することについて話をしていただきました。

忽那教授の講義の後は、グループごとに忽那教授のゼミに所属する学生と交流をし、大学で過ごす日常生活や志望する進路の見つけ方・考え方、大学で進める専門的な学びの楽しさなどについて交流・意見交換をしました。

その後、神戸大学の食堂で昼食を取り、各々キャンパス内を見学しました。

今回の訪問で実際に講義を受けたことに加え、現役の学生と話をすることで、生徒たちは自分たちが大学で過ごす姿や、研究に打ち込む姿を想像し、より一層自分の将来について考える機会になったと思います。