令和6年12月7日(土)文理総合科第1学年の生徒を対象に京都市内でのフィールドワークを実施しました。

同志社大学今出川キャンパスに集合し、平安女学院大学の毛利憲一教授と共に市内の有名な史跡や寺社をめぐり、同教授に京都の歴史について解説していただきました。

烏丸今出川の集合地点より街並みを見て、何か気づかないか。という問いに対して、「この道より、西側だけ電柱がまだ残っている」や鴨川では「鴨川は過去より低くなっており、水害が起こったことにより、治水工事をしている」など自分たちが暮らす京都を、新たな視点で再発見・再認識することができました。

 
 
 
 

令和6年11月23日(土)、先週に引き続き、文理総合科2年生21名が京都府立大学を訪問し、田中 俊一 准教授(京都府立大学 生命環境学部 生命分子化学科 生命構造化学研究室)の遺伝子組換えに関わる特別講義を受け、前回の実験結果を観察しました。

 

大腸菌は、カナマイシンという抗生物質を含む培地では、生育できませんが、カナマイシン耐性の遺伝子をもつプラスミドを取り込むと、カナマイシンを含む培地で増殖できる大腸菌に形質転換します。

今回は、プラスミドを取り込ませていない条件と、薬剤耐性遺伝子を組み込んだプラスミドを取り込んだ条件、薬剤耐性遺伝子とあわせて蛍光タンパク質の遺伝子を組み込んだプラスミド(緑、青、赤のそれぞれ3種類)を取り込ませた条件の、5つの条件で培養しました。

実験は成功し、プラスミドを取り込ませていない条件では、大腸菌は生育できないため観察することができず、プラスミドを取り込ませた条件では、それぞれ大腸菌は増殖し、あわせて蛍光タンパク質を組み込んだ条件では、紫外線を当てることで蛍光を観察することができました。

生徒たちは、実際に蛍光を観察することができ、非常に楽しそうで、対照実験の意義等を質問するなど、大変有意義な時間でした。

 

また、実験後には、生命構造化学研究室に所属している本校卒業生が、研究室での成果としていくつか例を挙げ、自分たちのしている研究が実際にどのように社会に役立っているのかを紹介してくれました。

 

さらに、遺伝子組み換えに関して、倫理的視点だけでなく、進化論的視点や医療からの視点等、あらゆる視点から考え、議論したり、日頃の疑問等をたくさん質問することができ、生徒たちの科学的探究心が育まれました。

 

 

 
 
 
 

令和6年11月21日(木)7限時に、第1学年の生徒を対象に、第37回「山城高校21世紀塾」を実施いたしました。

「山城高校21世紀塾」では、各界で活躍されている山城高校の卒業生にお越しいただき、山城高校での生活や卒業後の歩みなど、その方ならではのお話をしていただきます。

今年度は、トランペット奏者の 谷殿 明良 様(第54回(平成14年3月)卒業)にお越しいただき、『ジャズを学んだ私から皆様へ。』という演題でお話しいただきました。国や年齢を越えて人と繋がることができる音楽の素晴らしさや好きなこと対して真っ直ぐに向き合う楽しさなどをトランペットの実演や御自身の留学の経験談を交えながら御講演いただきました。

生徒たちは、高校生の頃から好きなことに真っ直ぐに向き合い、たくさんの努力をされてきた谷殿様のお姿が、非常に印象に残った様子でした。

 
 
 
 

令和6年11月16日(土)、文理総合科の2年生を2グループに分け、まず21名が京都府立大学を訪問し、田中 俊一 准教授(京都府立大学 生命環境学部 生命分子化学科 生命構造化学研究室)の遺伝子組換えに関わる特別講義を受け、実験を行いました。

特別講義では、遺伝子組み換えに関する学術面での意義と産業・医療における意義についてお話ししていただきました。

実験では、大腸菌に蛍光タンパク質の外来遺伝子を導入しました。初めて使うマイクロピペットに興味津々で、楽しく実験を行っていました。今回培養した大腸菌を、来週実際に観察します。

 

 

 

 
 
 
 

令和6年11月15日(金)にワールドワイドパイオニア育成プロジェクトの一環として、シンガーポールのイーシュンタウンセカンダリースクールから32名の生徒が来校し、国際交流を行いました。歓迎セレモニーの後、本校1年の文理総合科、2年の文理総合科・普通科の生徒と共に、書道体験や調理を交えた実験・グループ交流などを通して、親睦を深めました。また、お昼休みには本校の食堂で一緒に昼食をとり、軽音楽部による昼休み公演を楽しみました。

お別れセレモニーの後はバスまでお見送りをし、生徒たちは最後まで交流を楽しんでいる様子でした。

 

両校の生徒にとって非常に意義のある交流となりました。

イーシュンタウンセカンダリースクールの皆さん、ありがとうございました!

 
 
 
 

令和6年11月7日(木)に、第1、2学年を対象に人権学習を実施しました。

第1学年は京都府立盲学校 藤井則之教諭にお越しいただき、視覚障がいをはじめとした「身体障がい」についての講演を聞きました。

第2学年では大阪多様性教育ネットワーク共同代表 土田光子講師にお越しいただき、自分と身の回りに潜む「差別」についての講演とワークショップを実施しました。
自己や他者の大切さについて理解を深め、これからの生き方に繋げてくれることと思います。

 
 
 
 

 令和61019日(土)、大阪教育大学教育学部講師の葛城元氏をお招きし、「折り紙容器を題材とした課題解決授業」というテーマで、文理総合科1年生を対象に特別講義を実施しました。本校の木下卓海教諭も授業者として加わり、大阪教育大学教育学部の学生7名と大阪教育大学連合教職大学院の院生2名にも活動の支援をしていただきました。

今回の授業の大きなテーマは、「より良い紙容器とは何か」を探究することです。最初に、2つのサンプルとなる紙容器を作成し、それをさまざまな視点から観察しました。例えば、デザインの美しさや実用性を評価したり、数学を用いて寸法や容積を計算したりすることで、どのような形状が効率的かを考えました。生徒たちは、理論的な学びと実際のものづくりが結びついていることを体感しながら、思考を深めました。

その後、各グループに分かれて、オリジナルの紙容器をデザインし、実際に製作する活動を行いました。生徒たちは、独創的でユニークなアイデアを形にするために試行錯誤を繰り返し、グループのメンバーと協力し合いながら製作を進めました。作品発表の時間では、おにぎり専用の容器や、底面が星型で視覚的に美しい容器など、機能性とデザイン性を兼ね備えたさまざまな工夫を凝らした作品を披露してくれました。講師の先生やサポートスタッフも、生徒たちの創意工夫と発想力に感銘を受けました。これらの作品は、理科・技術・数学・芸術といった分野を横断的に活用する「STEAM教育」の視点を見事に取り入れたものでした。

 最後に、葛城氏から「日頃授業で学ぶことは課題を解決するために用いることができる。だからこそ普段の授業を大切にしてほしい。」というお言葉をいただきましたました。この講義を通じて、生徒たちは授業で学んだ知識を活用しながら課題解決を目指すことの楽しさを実感したことだと思います。

 
 
 
 

令和6年10月10日(木)に山城祭・体育の部を開催いたしました。

同じクラス・ブロックの仲間たちと協力し、素晴らしいチームワークを発揮してくれました。

清々しい秋晴れの中開催することができ、全力を出し切れた体育祭となったことと思います。

 
 
 
 
昨日のスカイツリーは、曇り空であまり景色は良くありませんでした。
その後、無事ホテルに到着し、夕食を終えました。
本日は、9:00にホテルを発ち、16:00まで班別自由研修をしました。
予定通り16:51に関東を出発し、19:00に京都駅到着、解散予定です。
 
 
 
 
昨晩からお世話になった民泊先の方々と涙のお別れを終え、12:45鹿児島を出発しました。
17:59に京都駅に到着、18:10頃に京都駅解散の予定です。