令和6年2月10日(土)文理総合科第1学年の生徒を対象に高校生伝統文化事業として京都市内でのフィールドワークを実施しました。

平安女学院大学の毛利憲一教授と共に市内の有名な史跡や寺社をめぐり、同教授に京都の歴史について解説していただきました。

フィールドワークに参加した生徒は、自分たちが暮らす京都を、新たな視点で見つめ直すことができました。

 
 
 
 

令和6年2月3日(土)、令和5年度グローバルネットワーク京都交流会が京都工芸繊維大学にて開催されました。参加生徒たちは「持続可能な国際社会への展望」をテーマに課題研究を行い、発表・交流をしました。今年度は感染症防止措置が緩和されたこともあり、新型コロナウイルス流行前と同様の形態で実施することができました。

開会式後に始まった「論文コンテスト」の表彰では、本校の普通の代表生徒の作品"登録有形文化財(建造物)の保存の現状と課題について今の私たちにできること"が佳作をいただきました。その後の「プレゼンテーションの部」では、文理総合科の代表生徒が研究成果(タイトル:"Mindsetting Breakthrough")を発表し、見事優秀賞を受賞しました。午後からは「ポスターセッションの部」が行われ、本校からは普通科の代表2班(タイトル:"外国人に優しい日本を創るために"と"九州と観光業の発展について")が参加し、研究成果を発表しました。

課題研究のテーマを立て、調査・検証し、多くの聴衆の前で発表する過程を通して、生徒たちは深く物事を探究し、その結果を表現するのに必要な資質・能力を培っていったと思います。

 
 
 
 

令和6年1月20日(土)サイエンス・ダイアログが第1学年を対象に実施されました。

この取り組みは、日本に滞在している若手外国人研究者を、講師として高等学校等にお招きし、自身の研究や出身国に関する講義を英語で行ってもらいます。

今回は、「持続可能なエネルギーとエネルギー転換」というテーマでカナダ出身の博士に講義をしていただきました。生徒たちにとって研究に関する説明を英語で聞く機会は初めてでしたが、分かりやすい英語で説明していただいたこともあって、みんな熱心に話を聞いていました。研究以外にも、出身国や異文化コミュニケーションについても話していただきました。

この取り組みを通して、生徒たちは英語で世界の人と繋がる楽しさを意識し、今以上に英語を学んでいく大切さについて考えてくれたと思います。また、大学に進学して専門的な学びを進めることについて興味を持ってくれたと思います。

 
 
 
 

令和6年1月17日(水)、第41回手話弁論大会が行われました。

4名のスピーカーがそれぞれのテーマで手話を交えながらスピーチを行いました。

その後、会場にいた全員で、簡単な手話を練習しました。

今回の弁論大会を通じて、参加した生徒たちは聴覚に困難を抱える人たちとのコミュニケーションについて考えたことだと思います。

 
 

令和6年1月9日(火)、令和5年度3学期始業式がオンライン上で行われました。

校長先生から、まずはじめに元旦に発生した令和6年能登半島地震についてのお見舞い言葉がありました。

 

その後、

 

・「チャレンジ(挑戦)とチェンジ(変える)。チャレンジとは失敗を恐れず自ら進んで挑戦すること。チェンジとは経験し、自分を良い方向に変える何かに取り組んでほしいということ。」

 

・「自分の行動の結果は自分自身に返ってくる。その場で適切に考え判断できるような力を身につけてほしい。」

 

・「3学期は非常に短いが、大事な時期と捉えて明確な目標を持ち、大切に過ごせるように。特に3年生は1月13日、14日の大学入学共通テスト、また、その後の受験が控えている。健康には十分留意し、最後まで全力を尽くし、持てる力を発揮できるように。」

などのお話がありました。

 

また、生徒指導部長からは、

・「1月1日に起きた地震により、多くの人々が避難生活を余儀なくされる中、普通の生活を送ることができていることに感謝して行動するように。」

 

・「昨年は通学時の自転車事故が一昨年よりも増加した。また、遅刻の回数も増加しているので、余裕を持つことや、安全に留意した行動を心掛けること。」

 

・「学生の大麻事件、市販薬の大量摂取(オーバードーズ)が社会問題になっている。どのような事情があっても絶対にあってはならない。」

といった、学校生活の安心安全につながる話がありました。

 

その後、冬季休業中に活躍した生徒の紹介が行われました。今年も生徒達の活躍が楽しみです。

生徒一人一人が先生方の言葉を真摯に受け止め、3学期への良いスタートダッシュが切れました。

 
 

令和5年1220日(水)、令和5年度2学期終業式がオンライン上で行われました。

校長先生からは

「失敗しない人ではなく、チャレンジする人になって欲しい。失敗してもそれを次の自分に繋げて欲しい。」

「与えられているものをこなしているだけでは、本当の力はつかない。指示があるのを待っているという姿勢では無く、自ら行動する、考えて取り組む姿勢を持って欲しい。」

「3年生の進路実現に向けて、最後まで諦めず、粘り強く、最大限の努力をして欲しい。」

などのお話がありました。

また、教務部長・進路指導部長の先生方からは、

・「3学期のはじめには早速テストがあるのでしっかりと勉強をしておくこと。」

・「3年生は体調管理をしっかりと行い、受験等は万全の体調で受けること。」

・「受験は団体戦である。学校には一緒に励まし合い、戦える仲間がいるということ。」

・「苦しみ抜いて得られたものにだけ価値はある。今の苦しみを乗り越えた先には、きっと強くなった自分がいる。」

といった、3学期に向けてのお話や受験生となる3年生を激励するお話がありました。

その後、2学期中に活躍した生徒への表彰が行われました。

 

生徒一人一人が先生方の言葉を真摯に受け止め、しっかりと2学期を締めくくることができました。

 
 
 
 

令和5年11月17日(金)7限時に、第1学年の生徒を対象に、第36回山城高校21世紀塾を開催しました。

本企画は、各方面で活躍されている山城高校の卒業生をお招きし、その方ならではの講演をしていただくものです。

今年度は、立命館大学総合科学技術研究機構スポーツ健康科学総合研究所客員研究員 佐藤 隆彦 様(第 55 回(平成 15 年3月)卒業)にお越しいただき、『溢れかえる情報との付き合い方 ー価値観形成に失敗しないためにー』という題で、情報が多く出回る現代社会において、どのように情報を発信・受信するべきかについてお話いただきました。

SNSを日々活用して生活を送る生徒たちにとって、大変ためになる講演となったことと思います。

 

 
 
 
 

令和5年11月7日(火)、台湾の基隆高級中学校から26人の生徒が来校し、異文化交流を行いました。

歓迎セレモニーの後、本校の1年文理総合科生徒と共に、日本や台湾にまつわるクイズやお互いの学校の紹介などをして、両校の生徒達は積極的に交流をしていました。

お昼には本校食堂で一緒に昼食をとりました。その後、中庭にて自己紹介や歌の披露、本校生徒との交流を行いました。

 

両校の生徒にとって非常に意義のある交流となりました。。

基隆高級中学校の皆さん、ありがとうございました。

 
 
 
 

令和5年10月21日(土)、京都府立大学の大学院生命環境科学研究科から石田昭人教授をお招きし、文理総合科の2年生を対象に、高大連携の一環として特別講義と実験をしていただきました。

「細胞が異物を認識するときに用いるMHCというタンパク質の機能や役割」というテーマで講義をしていただきました。その他にも、メモの取り方、自己というアイデンティティ、たくさんの言葉を知ることの大切さ、AI技術の発展、研究者の思いなど、文理を問わず様々な話をしていただきました。

実験では、学校の敷地内に生えている葉っぱから緑色の色素を取り出し、抗原検査でも使われている方法で種類ごとに分離させました。石田教授の指導の下、生徒達は一生懸命葉っぱをすりつぶし、また分離の作業を丁寧に進めていました。

最後に、分離した色素にブラックライトの光を当てると、一部の色素だけ赤い蛍光色を発しました。生徒達は驚きを隠せないようでしたが、石田教授の説明を聞き納得した様子でした。

今回の特別講義や実験では、様々な分野が互いに関わることで成り立っていることを示していただきました。生徒達はこの取り組みを通して、"複数の視点からものごとを捉えること"や"好奇心を持って学ぶこと"の大切さを学んだことと思います。

 
 
 
 

令和5年10月2日(月)~4日(木)(文理総合科は2日(月)~5日(金))にかけて、第2学年対象に研修旅行を実施いたしました。

普通科は東北、関東、九州、沖縄の4方面に分かれて、文理総合科は宮古島と沖縄にて研修旅行を実施しました。

それぞれの行き先にて得た有意義な学びをもとに、総合的な探究の時間で発表を行います。