高齢者疑似体験の授業を実施しました。(5年)(2/28実施)

校長コラム

 本校では、地域に住まれている高齢の方、障がいのある方との交流体験を行い、高齢者や障がいのある方への正しい理解と認識を深めること、そして、一人一人が互いの個性や価値観の違いを認め、自他を尊重する態度や実践力を培うための福祉教育に取り組んでいます。昨日(2/28)は、5年が学校にある体験装具を身に付けて高齢者疑似体験の学習を行いました。子ども達は体験装具を身に付け、高齢者の方のものの見え方、音の聞こえ方、歩くときや階段を上るときの体の負担について疑似体験しました。子ども達は、「ものが二重に見えたり霞がかかっているように見えたりした」「膝の曲げ伸ばしや階段を上ることが大変だと分かった」「杖があると助かる」「自分のおじいちゃんやおばあちゃんにもっと優しくしたい」「お年寄りが困っておられるのを見たら助けたい」などの感想を話してくれました。今日の体験を高齢や障害、病気、ケガ等で見え方や聞こえ方が十分でない人や体を動かすことが不自由な人への心遣いや配慮、自分ができる声かけや支援について考えるきっかけにしてほしいと思っています。

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