生命(いのち)のがん教育(6年)(1/29実施)

校長コラム

 今週の月曜日(1/29)、6年生で「生命(いのち)のがん教育」を実施しました。この事業は、京都府が京都府がん対策推進計画に基づき、がんに関する正しい理解の普及やがん患者の方に対する偏見をなくすため、がんの病態や予防等に関する教育・普及啓発をねらいとして平成25年度から学校や企業を対象に実施されているもので、本校でも毎年授業に来ていただいています。

 当日は、宇治徳洲会病院呼吸器内科の福井基隆先生よりがんについての基礎知識を教えていただき、がんを予防するためには免疫力を高めることが大切で、そのためにはバランスのよい食事や適度な運動、充分な睡眠などを心がけ、喫煙をしないことや生活習慣の乱れに気をつけることを学びました。その後「がん」と告知され、手術によって「がん」を摘出した経験のある京都府がん教育推進メッセンジャーの今井様の話を聞かせていただきました。子どもたちに感想を聞くと、現在の日本では、2人に1人ががんになると聞き、こわい病気だと感じた児童もいましたが、だからこそ家族や身近な人に定期的な検診を勧めたいと考える児童もたくさんいました。この取組をとおして、次世代を担う子ども達が、健康的な生活習慣を身につけるとともに、命の大切さや生きることの素晴らしさに気づき、他者の命を尊重するこころを育んでくれればと思います。ご来校いただいた、宇治徳洲会病院の福井先生、京都府健康福祉部健康対策課がん対策係の今井様、井上様どうもありがとうございました。

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