宇治田原町平和のつどい(8/5実施)

校長コラム

 8月15日は終戦の日です。終戦から今年で78年となり、戦争の記憶が薄れつつある今日、その記憶を風化させないように日本や世界の歴史を学ぶこと、戦争体験者の方々の話を聞くことが大切だと考えています。そして、一人一人が平和について考えたり、多様性を認め合い、お互いを大切に思い人権を尊重し合ったりすることが、平和な世の中を築いていくために必要だと考えています。

 「2023 平和のつどい」当日は、宇治田原町非核平和都市推進協議会長の西谷町長様、町議会議長の浅田議長様ご臨席の中、平和への感謝と恒久平和を願い、2階広場で維孝館中学校の平和友好特使の皆さんが平和の鐘を鳴らし、参加者全員で戦没者の方々への慰霊と平和への願いを込めて、黙祷と平和のハトの飛翔を行いました。その後、さざんかホールでは、7月21日、22日に実施された広島平和体験学習に参加した児童の皆さんが広島で見たこと、聞いたこと、そして感じたことを発表しました。田原小学校からも7名の児童が参加し、原爆資料館の見学や被爆された方々の体験詩朗読を聞いて感じた戦争の悲惨さや平和の大切さ、平和な世の中を築くために自分たちがしていこうと考えたことを大勢の前で堂々と発表しました。発表を聞き、平和で戦争のない世の中にしていくためには、大人も子どもも平和が当たり前だと思わないで、どうすれば平和な世の中を保てるのか、いつも考え続けて行くことが大切だと改めて実感した一日でした。(発表の様子と内容は、町民の窓9月号に掲載される予定です)

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