久美浜学舎

本日より令和4年度第3学期がスタートしました。始業式では校長先生より「壺」の話を通して、「優先順位」を決めることが大事で「高校生活の中で大切にすべきことは何かを考え、しっかり取り組もう」とお話しいただきました。また、進路指導部長からは「主体性・ミスを恐れない姿勢」の大事さについて話していただきました。
生徒たちには短い令和4年度の3学期を、「令和5年度ゼロ学期」の姿勢で取り組んでいってほしいと思います。

 

久美浜学舎では毎学期にGood Card旬間という取組を行っています。この取組では日頃の感謝の気持ちをカードに書き込み、掲示したり実際に相手に贈っています。クリスマス直前のタイミングで2学期末に実施し、カードや背景もクリスマスを意識したかたちでおこなうことで華やかなものになりました。日頃の感謝を伝えるのと合わせて、丹後緑風高校生のよいところを知るきっかけになっています。

 
大きな銀杏の木の紅葉が見事です
ぶどう棚も
歴史ある農場の倉庫脇にも
最後は、だいこんの収穫。緑風マーケットでも多くの皆さまに購入いただきました。

農場のある久美浜学舎では、季節の変化を感じる風景をあちこちで楽しめます。晩秋(初冬?)の風景を御紹介します。

 


11月2日(水)丹鉄通学利用生徒3年生4名がかぶと山駅周辺の清掃活動を行いました。落葉の季節で、周囲は落ち葉がいっぱい散乱していましたが、頑張って掃除しました。きれいになった後は清々しい朝を迎えることができました。

 

 「事業費予算」とは決められたことのみに使える予算のことであり、どのように活用していくか、事前に計画書の作成が必要となります。事業担当の先生と相談しながら、必要なものは何か、いくらお金がかかるのか、予算の範囲内に収まるのか等を話し合い、計画書を作成していきます。先生方が実施したい計画を実現できるよう、時には予算内でできるより良い方法も提案したりもしています。今後も事務室では生徒の学びを支え、学校の教育活動が保証できる役割を担っていきたいと思います。

 

11月7日(月)5,6限目、3年生を対象に、京都府教育委員会の取組である「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業」で京都工芸繊維大学の来田 宣幸先生にスポーツ科学について授業をしていただきました。スポーツ心理学から話を広げていただき、実際にスポーツ選手が行っているメンタルトレーニングを体験し、集中力を保つことの難しさを体感しました。また、集中という単語には1点集中を意味するconcentrationと、様々な情報の中から自ら判断して特定の情報に集中することを意味するfocusの2種類があることや、成功するためにはある程度のプレッシャーが大切である等、多くのことを学びました。グループワークでは集団内での意思決定を目指し、サバイバルに必要なものとは何か等、答えの見つかりにくい困難な課題について意見を交わしました。集団を作り上げるには主張と傾聴が大切であることなど、スポーツの場に限らず日常でも活かせることを学びました。

 

 学校では先生方以外にも生徒や学校のためにいろいろな人が働いています。そんなあまり知られていないであろう事を少しだけ紹介したいと思います。

 秋になると、落ち葉が増えてきて当然昇降口付近にも落ち葉があります。そんな落ち葉を技術職員さんが掃除してくれます。外の清掃だけでなく、廊下のモップがけやトイレ掃除など学校のいろいろなところをきれいにしてもらっています。また、何かものの調子が悪いときや壊れてしまったときには、技術職員さんが直してくれます。

 いざ、困ったときにどうにかしてくれる人がいますが、普段から身の回りの清掃やものを大事に扱うことなどを意識して、気持ちのよい学校生活が送れるとよいですね!

 

2棟2階にボランティア掲示板が設置されています。
ボランティア団体や福祉施設などからいただいたボランティア情報が掲示されています。多くの生徒がボランティア活動に参加して、地域社会に貢献する人材となっていくことを期待します。

 

2学期から新しいAETを迎えています。イギリス出身のLaura Lavelle(ローラ・ラベル)先生です。ガーデニングや料理を趣味にされており、アグリサイエンス科のある本学舎にピッタリの先生です。

【Message from Laura】
Hello, everyone! My name is Laura. I'm from England, UK.
I love cooking. In my free time I like to try making new recipes. I'm looking forward to seeing the big kitchen here at Kumihama school. I hope that we can cook together.
I also enjoy gardening. I grow vegetables and flowers in my garden. I was happy to be able to buy melons and pears from the school. Recently, I also watched the rice being harvested. This was the first time that I have seen rice being harvested close up. I'm interested to learn more about growing produce in Japan. The weather and conditions are different from those in the UK, so I have a lot to learn.
At university I studied International Business. My dream is to have a food business, maybe an English cooking school because I love cooking and teaching.
I met my Canadian husband when I was an exchange student at Kumamoto Gakuen University, so Japan is a special place for us. We wanted to come back to Japan and show our children where we met.
I'm still studying Japanese, please help me to learn Japanese.
My teaching philosophy is that you don't need to be perfect as long as you try your best.
Nice to meet you.

みなさん、こんにちは! ローラといいます。イギリスのイングランド出身です。
私は料理が大好きで、時間のあるときは新しいレシピを考えたりします。久美浜学舎の海部キッチンで、いっしょに調理できるのを楽しみにしています。
私はガーデニングも好きで、自宅で野菜や花を育てています。久美浜学舎で、生徒の作ったメロンや梨などを購入できるのはとてもうれしいです。先日は、稲刈りを見学しました。近くで見るのは初めてで、日本の農業についてさらに関心が高まりました。気候や環境がイギリスとは異なるので、学ぶことが多いです。
大学では国際ビジネスを専攻していました。夢は食に係るビジネスに携わることです。料理も教えることも好きなので、英語の料理教室が開ければいいなと思っています。
熊本学園大学で交換留学生として学んだ経験があり、そのときにカナダ人の夫と出会いました。ですので、日本は私たち夫婦にとって特別な場所です。日本にもう一度戻り、私たちが出会った日本を子どもに見せたいという思いがありました。
現在も、私は日本語を勉強中です。ぜひ勉強の手助けをしてくださいね。私の教育理念は、「ベストを尽くすのであれば、完璧である必要はない。」です。これからどうぞよろしくお願いします。

 

 9月18日(日)、全国から約2200人の走者が集まる、「第20回山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク丹後100㎞ウルトラマラソン」のイベントに本学舎生徒29人がボランティアとして参加しました。
 久美浜(くみはまサンカイカン・十楽・碧翠御苑前)、網野(浜詰駐車場・八丁浜シーサイドパーク)の5か所のエイドステーションでは、陸上部・テニス部・吹奏楽部・カヌー部・バレーボール部・ボランティア部の部員および有志生徒の27名が参加しました。参加生徒は、選手の手指消毒・給水・給食・走路誘導・案内などに携わり、走者の皆さんからは「ありがとう」の言葉を掛けていただきました。
 また、ゴール会場のアミティ丹後では、軽音楽部の生徒2人が、式典及び各賞表彰のステージ運営に関する運営本部のサポートを行いました。

生徒の感想
・ランナーの方から「ありがとう」と言ってもらったり、手を上げてもらったり、応援のやり甲斐を感じられました。このような経験ができてよかったです。
・初めてスタッフとして大会に関わってみて、選手が競技をするためにたくさんの人が支えてくれているということを改めて感じた。
・朝早くから走っている人に「おはようございます。お疲れ様です。」と声をかけたら、ランナーから「こちらこそ、朝早くからお疲れ様。ありがとう。」と 言われたのがすごく印象的でした。コミュニケーションも大切にできる、いい機会になりました。

 

9月17日(土)、「ウルトラマラソン前日 水をつなぐクリーン作戦」(京丹後市ボランティア連絡会久美浜支部主催)に久美浜学舎生3名が参加しました。久美浜公園船つき場付近に集合して、久美浜公園およびその周辺を清掃しました。すっかりきれいになって、気持ちよくウルトラマラソンの当日を迎えることができました。

生徒の感想

・「ボランティアに参加した方々と協力して、楽しくでき、とてもやりがいがありました。」

・「とてもきれいになってよかったです。」

・「すごく暑くて、それでもたくさんの人と草を抜いたりしながら、地域の人と話をしたりしてとても楽しかったです。」

 

9/21(水)5時間目に行った1年生対象「ライフスキル」の授業では、車イスを体験しました。多くの生徒が車イスに乗ったことも押したこともほとんど経験がないようで、興味を持って取り組んでいました。教科書では学べない経験や新たな感覚を得たと思います。

 

9月21日(水)、6限目に体育祭に関わる全校集会と各学年に分かれて結団式を行いました。

全校集会では体育副委員長の谷口彩音さんから諸注意と、この後の結団式の進行について説明がありました。今年の体育祭は3年ぶりに学年対抗で実施されるので、各学年で団の色を抽選で決めました。学年の色が決まり、体育祭への意識も高まったかと思います。

各学年に分かれた結団式では、団長と副団長から、自己紹介と体育祭への意気込みが伝えられました。そして、エントリーの確認や、リレーの走順、棒引きの組の決定を行いました。各学年とも作戦を立てながら走順や組を決めて非常に盛り上がり、体育祭本番が楽しみな様子が伝わってきました。

 

9月15日(木)の朝、京都丹後鉄道通学利用者の1年生5名がかぶと山駅の清掃を行いました。道路から駅ホームに至る坂道と自転車置き場周辺の落ち葉を掃き集めました。すっかりきれいになってとても気持ちの良い朝を迎えることができました。

 

8月10日(水)久美浜健康センターで実施された令和4年度京丹後市家庭教育基盤形成事業《高校生と赤ちゃんのふれあい交流事業》に本学舎生徒2名が参加しました。
 参加生徒は積極的に赤ちゃんやその保護者の方とコミュニケーションをとり、質問をしたり、赤ちゃんを抱っこしたり、絵本の読み聞かせなどの活動をしていました。

 

 学校のある地表から、キノコが生える場所があります。グレーの模様のキノコは、テングタケ科のヘビキノコモドキかも...。実はキノコの中で名前がついているのは、すべてのキノコのうちの10%以下なので、生えているキノコのほとんどは名前がついていません。ただ、テングタケ科のキノコのほぼ全てが毒キノコなので、絶対に食べてはだめです。必ず、専門家が大丈夫といわない限り、山などで採集したキノコは絶対に食べないでください。
 もう1種類の茶色のキノコは、カサの裏がヒダ状ではなく、スポンジ状になるイグチ科の仲間です。名前はわかりません。イグチ科のキノコはほとんどの種類が食べられますが、スポンジ部分も本体部分も消化が悪く、たくさん食べると下痢になるのでお勧めできません。このキノコは傷つくと傷口が青~紫色に変色するものがあります。裏向け写真のカサの端が変色しているのがわかりますか。この記事をきっかけにキノコという生物に興味を持っていただければ幸いです。

 
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