久美浜学舎
野口かなえさん
野口さんは地域おこし協力隊として久美浜町1区を拠点に活動し、久美浜湾の環境問題、地域イベントの発案、祭りの活性化等に取り組んでおられます。久美浜湾内のごみ収集活動や久美浜町内のお祭りや小学生からお年寄りとの交流を通じて感じた経験を高校生にお話ししてくださいました。野口さんには、ライフスキルや探究活動で久美浜学舎の生徒の教育活動に関わっていただいています。
1.地域の価値を再発見させる視点の提供
久美浜町の自然や文化の魅力を改めて発見する機会をいただいています。この姿勢は、生徒たちに「身近な地域にも多くの可能性がある」という視点を提供し、地元への誇りや愛着を育んでいます。
2.外部の視点を取り入れる重要性について
九州出身である野口さんが久美浜町で活動することは、外部の視点を地域に取り入れることで新しいアイデアや価値が生まれることを示されています。このような姿勢から生徒たちに「多様な視点を尊重し受け入れることの大切さ」「地元でない人でも地域の一員として貢献できる」ということについて教えていただいています。
3.地域文化と伝統の保存・再創造の重要性を伝える
野口さんが行う久美浜町の祭りの活性化に向けた活動は、生徒たちに地元の文化や伝統を守りつつ、新しい要素を取り入れる重要性を伝えていただいています。このような活動は、伝統と現代の融合について考えるきっかけを生徒たちに提供していただいています。
野口さんの活動は、地域資源や伝統を再発見しながら、新しい価値を創造するプロセスを生徒たちに伝えてくださいます。生徒たちは野口さんの取り組みを通じて、地元の魅力を理解するとともに、地域社会でどのように自分が役割を果たせるかを考える貴重な機会を得ています。