久美浜学舎
大門大朗 准教授
福知山公立大学 大門准教授は防災時におけるコミュニティづくりや防災教育を専門とされています。大門大朗准教授は、久美浜学舎において、防災をテーマとした学びを通じて生徒たちがこれから直面するかもしれない災害時にどのような行動をとるかについてのお話や宮津市出身であるご自身のこれまでの経歴についてキャリア教育の視点からもお話ししていただいています。
1.防災意識の向上と地域防災力の強化
大門准教授は、生徒たちが防災について深く学ぶことで、自分たちや家族、地域社会を守る意識を高めることが重要だと言われます。地震や水害などの自然災害が起こりうる丹後地域の特性に合わせた防災知識についてや地域特有のリスクについても考える機会をいただいています。
2.地域住民との連携を重視した防災学習
大門准教授は地域社会と連携した防災活動を推進されています。被災地での多数のご自身の経験から生徒たちに地域住民との共同作業を通じて、地域全体の防災力を高める活動の重要性について伝えていただいています。
3.災害時のコミュニケーション能力の育成と地域貢献意識の醸成
大門准教授の指導の下、生徒たちは災害時に必要な情報の収集・共有の方法や、正確かつ迅速に他者に伝えるコミュニケーションスキルを学んでいます。これは、災害発生時に地域社会での役割を果たすために重要な能力です。また、防災教育の一環として、生徒たちは災害への備えを考える中で、自分たちが地域社会の一員として果たすべき役割を意識するようになります。大門准教授は、防災学習を通じて地域貢献の姿勢を育むことの重要性について生徒、教員に伝えていただいています。
大門大朗准教授の防災教育は、生徒たちに災害への備えの大切さを教えるだけでなく、地域と連携して学ぶことで生徒たちが「防災の担い手」としての役割を担う力を育むものとなっています。このような教育的影響は、丹後緑風高校久美浜学舎だけでなく、地域社会全体の防災力向上にも寄与しているのではないでしょうか。