網野学舎

企画経営科は私達にとって最高の学び舎

 12月5日(日)に行われた「自転車交通安全CMコンテスト」の表彰式において、協賛団体特別賞であるキョウテク賞を授与した企画経営科3年生のグループに、受賞の喜びや企画経営科に入学をして良かったことなどについてインタビューしました。

石田理咲子さん(峰山中)
 今回のCM案は私が中心になって考えさせていただきました。子供達にも親しみやすくわかりやすい内容にしたいと思い、動物のキャラクターを使って自転車運転のマナーをクイズ形式にして15秒にまとめました。受賞の知らせを聞いた時は、すぐには信じられませんでした。このような賞を頂いたのは初めてだったので、すごく嬉しかったです。表彰式は立派な会場で行われましたし、たくさんの大人の方に囲まれて本当に緊張しました。表彰の時に、たくさんの方から拍手を頂いた時は、まるで夢の中にいるような気持ちでした。
 将来は自分で作ったものを活かして、子供達に笑顔を届けることができる保育士になりたいです。企画経営科で、私はたくさんの力と自信をつけることができました。そして素晴らしい仲間と出会うことができました。私は本当に幸せ者だと、みんなに感謝しています。

鈴木南々香さん(網野中)
 CMは商業デザインという授業の中で考え、みんなで役割を分担して作っていきました。100作を超える応募作品の中から賞に選ばれたなんて、私も信じられませんでした。表彰式は周りの雰囲気に圧倒されて緊張しました。しかし、人生初めての大きな会場で賞を授与され、ようやく本当に入賞したんだと実感することができました。卒業間近でこのような経験ができたことは、とても貴重な体験でした。この取組を通して、一人一人が自分の役割を担ってこそ、良い作品をつくることができるということを学びました。
 私は将来、放射線技士の道に進みますが、患者さんを救う医療チームの一員として、私の与えられた役割を担えるように、これからも様々なことを学び続けていきたいです。企画経営科は、全員が始めて商業を学ぶので、スタートラインは一緒です。検定試験を数多く受けて合格できれば、それが3年生になった時に、希望進路の実現に大きく役立ちます。夢に近づけたという意味で、私は企画経営科に入学して本当に良かったです。

吉岡璃子さん(丹後中)
 自転車の「ながら運転」はとても危険だということを、いくつかの例を示して正解か不正解かを子供達でもわかるように工夫しました。15秒という短い時間の中で、伝えたい内容をまとめることに苦労したので、入賞したと知ってびっくりしました。表彰式では、他の受賞作はどんな内容だろうかと興味津々でした。でも、私達の表彰で名前が呼ばれたときには、我に返って急に緊張しながら壇上に登りました。多くの人の前で堂々と発表できる人間になりたいと思い、一生懸命勉強して企画経営科に入学したことが私にとっての第一歩でした。専門的な勉強は難しくてとても大変でしたが、先生を含め、周りのみんなが本当に良い人ばかりで、私がわかるまで何度も親身になって教えてくれました。私にとって、このクラスは最高のチームであり最高の仲間達でした。中学生の皆さん、進学するならぜひ企画経営科をおすすめします。
 卒業後は、小さい頃からの夢だった美容師の資格を取り、企画経営科で学んだ経営の知識やチームワークの大切さを活かして社会で活躍していきたいです。

...「企画経営科は最高です」と口を揃えて話してくれた彼女達。しかし、何よりも「最高」なのは、真剣に学び実践し、結果を出し、そして仲間と共に喜び合う、まさに彼女達の姿そのものだと私は思いました。

(取材・文 安達卓能)

 

 5月14日(金)、網野高校開校記念日の全校放送がありました。翌15日に73回目の開校記念日を迎えるにあたり、大村校長より網野高校の誕生から現在に至るまでの歩みが紹介されました。校長は最後に、良き伝統を引き継ぐとともに、将来は地域創生に貢献できる人材になってほしいと、全校生徒に願いを込めて呼びかけました。

 
 
 4月9日(木)、晴れ渡る空の下、京都府立丹後緑風高等学校網野学舎において、開校式ならびに第1回入学式を挙行しました。式は、新型コロナウイルス感染拡大の予防対策を徹底した上で実施しました。
 京都府教育委員会橋本教育長様の開校宣言で、いよいよ丹後緑風高校の教育活動がスタートしました。その後、大村校長が挨拶をし、新しい校章や校歌が披露されました。
 続いて、記念すべき第1回入学式を行いました。網野・久美浜両学舎総勢126名の新入生は各担任から呼名を受け、大村校長から入学許可を受けました。式辞では、大切にしてほしいこととして、「真の学びを追究すること」「規律と責任を持って行動すること」「豊かな人間関係を創ること」「たくましい心と体を培うこと」「地域をよく知ること」の5つの指針を新入生に送りました。
 最後に、新入生を代表して、網野学舎の秋尾大樹さん(丹後中)と、久美浜学舎の白岩寛大さん(久美浜中)が、規則をよく守り生徒の本分を尽くすことを高らかに宣誓して、閉式となりました。閉式後、網野学舎新入生は各ホームルーム教室に入り、新しい仲間とともに高校生としての第一歩を踏み出しました。
 

 3月30日(月)、正面玄関入り口に丹後緑風高等学校の校章が取り付けられました。9日(木)の開校式ならびに第一期生の入学式を前に、新入生を迎える準備がいよいよ整いました。教職員一同、皆さんの御入学を心より楽しみにしています!

 

 体育館前の桜が咲いています。
 今週はいよいよ、京都府立丹後緑風高等学校の開校式・入学式です。
 
 入学生のみなさん、お待ちしています。

 
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